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色とりどりのフルーツが華やかに浮かぶ、スペイン生まれのサングリア。19世紀から地中海の人々に愛されてきた、ワインとフルーツの美しいハーモニーが魅力です。自由にアレンジできる懐の深さと、見た目の華やかさでパーティーシーンを彩ります。今回はそんなサングリアの魅力を余すことなくご紹介します。
レシピと作り方
材 料

Recipe no.453
- 赤ワイン・・・・・・・・・・・適量
- グレナデンシロップ・・・・・・2tsp
- オレンジ、リンゴ、イチゴのカット
- ミントの葉
※ フルーツはワインに合うお好みのものを入れましょう。
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作り方

ワインとフルーツは冷やしておきましょう。
お好みのフルーツをカットします。
( 切り方は輪切りやくし形などでかまいません。 直接グラスに入れる場合は小さめにカットしましょう )
グラスにカットしたフルーツを入れ、バースプーンで軽く果実を押して汁を出します。
( 強く押すと苦味も出るため軽くするのがポイントです )
ワイン、グレナデンシロップ を入れてステアをすれば完成です。
サングリアの詳細
歴史・特徴

サングリアは19世紀頃、スペイン南部アンダルシア地方で誕生したフレーバードワイン。古代ローマ時代から続くワイン文化と、地中海沿岸の豊かな果実が出会い、暑い夏を乗り切るためのリフレッシュドリンクとして生まれました。
名前の語源はスペイン語で「血」を意味する「サングレ」から来ており、赤ワインの鮮やかな深紅色が由来となっています。元々は飲み頃を過ぎたワインや雑味の多い安価なワインを美味しく飲むための工夫から始まり、大きなピッチャーにワインとカットしたフルーツを入れて一晩寝かせるのが伝統的なスタイル。
使用する赤ワインはぶどうの果皮から抽出された深い赤色で、タンニンの渋みと果実の甘みが特徴。オレンジは太陽のように明るい柑橘の香り、リンゴはみずみずしい甘酸っぱさ、イチゴは華やかな甘い香りを持ちます。グレナデンシロップはざくろの濃厚な甘みが凝縮され、ミントは清涼感あふれる爽やかな香り。
これらが調和することで、家庭ごとに異なる味わいが生まれ、地域を超えて世界中で愛される存在へと発展していきました。
味わい・魅力

サングリアは、色とりどりのフルーツが華やかに浮かぶ、地中海の陽気な雰囲気を閉じ込めたワインカクテル。赤ワインの芳醇なコクに、オレンジの明るい柑橘の香り、リンゴのみずみずしい甘酸っぱさ、イチゴの華やかな甘い香りが溶け合い、グレナデンシロップのざくろの濃厚な甘みが全体をまろやかに包み込みます。
グラスに注がれた深紅の液体には、カットフルーツが宝石のように輝き、まるで果樹園を覗き込むような美しさ。一口含めば、フルーツの自然な甘味とワインの豊かな酸味が絶妙に絡み合い、軽やかな飲み心地で喉を通ります。
ミントの清涼感が後味に爽やかさを添え、余韻にはワインのほのかな渋みとフルーツの甘さが心地よく残ります。アルコール度数は12%前後と穏やかで、冷やして飲めばさらに爽快感が増す一杯。自由にアレンジできる懐の深さも魅力です。
Point|バーテンダーからのおすすめ
- 相性の良い食べ物・おつまみ・・・スペイン料理の生ハムやチーズ、オリーブ、パエリアとの相性が抜群。タパスのような軽いおつまみから、肉料理まで幅広く合わせられるのが魅力です。
- 作り方のポイント・・・フルーツは小さめにカットし、バースプーンで軽く押して果汁を出すのがコツ。押しすぎると苦味が出るため、優しく扱いましょう。ワインとフルーツはしっかり冷やしておくと美味しさが増します。
- 飲み方の注意・・・日本では酒税法により、ワインにフルーツを漬け込んで作り置きすることは禁止されています。必ず飲む直前にフルーツを入れ、その場で飲み切るようにしてください。
- アレンジ提案・・・白ワインで作ればさっぱりとした「サングリア・ブランカ」に。炭酸水で割ったり、シナモンなどのスパイスを加えたり、季節のフルーツで自分だけのレシピを楽しめます。
それぞれのワインに合う果実

サングリアの基本ワインは赤ワインですが、他の白ワインやロゼワイン、スパークリングワインも使われることがあります。 そしてそれぞれのワインに合う果実も当然あります。
飲むとフルーティーな香りとワインの香りが混ざり合い、飲みやすくなっています。 サングリアとは赤ワインを使った時の場合で、白ワインを使うときは「 サングリア・ビアンコ 」、スパークリングワインんの時は「 サングリア・スプマンテ 」と呼びます。
- 赤ワイン・・・・・・・・リンゴ・バナナ・オレンジ・イチゴ・ブルーベリー・チェリー・イチジク・キウイ
- 白ワイン・・・・・・・・リンゴ・オレンジ・グレープフルーツ・パイナップル・桃・レモン・ライム・洋ナシ
- ロゼワイン・・・・・・・オレンジ・パイナップル・桃・洋ナシ・キウイ
- スパークリングワイン・・リンゴ・洋ナシ・キウイ・桃
日本でのサングリア

現在ではカクテルの一つとして世界中で飲まれているサングリアですが、ただ日本の一般家庭でつくる事はできないようです。 それは酒税法の中に「 アルコール度数20%以下のお酒を使用したお酒の作り置きを禁止 」しているからです。 ワインはアルコール度数約15%前後のため、日本酒類製造免許を持っていないであろう一般家庭では作ることができません。 しかし日本には昔から家庭でつくられているお酒があります、そう「 梅酒 」です。
では「 この法律は梅酒はどうなるの? 」と思う方は多くいると思います。 この作り置き禁止の法律には細かくルールがあり、アルコール度数の規制だけではなく、原材料にも決まりがあります。ワインの原料であるブドウは禁止項目の中にあり、梅酒に使われる甲類焼酎は禁止項目の中に入っていないのです。
それと梅酒に使われる甲類焼酎のアルコール度数は約35%前後なのでここもクリアしています。 なのでサングリアは違法、梅酒は合法ということになります。 ただ「 作り置き 」しなければ違法にはならないため、その場でつくってその場で飲むのであれば問題ありません。
材料リスト
スペイン南東部の気鋭の生産者組合が栽培した葡萄を使用した赤ワイン。 鮮やかなルビー色になめらかな舌触り。 芳醇なアロマの香りが印象的なミディアムボディです。
最高のフルーツを厳選して使用し、果肉の風味を生かした昔ながらのホームメイド作法で造っています。保存料を一切使わずにナチュラルさにこだわり、その高品質さが最大の特徴です。
日本農業賞大賞受賞したハーブ。涼やかでありながらかすかな甘味のあるやさしい香りはデザートつくりやハーブティーそしてカクテルにも最適なミント。
世界クラシックカクテル セールスランキング ベスト 50
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ー サングリアのランキング歴 ー
- 2018年・49th / 初選出
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