オペレーター|カクテルレシピ・作り方・特徴・由来を解説( 白ワイン・ジンジャーエール )

レシピ

材 料

Recipe no.042

  • 白ワイン・・・・・・・・・・・・90ml
  • レモンジュース・・・・・・・・・1tsp
  • ジンジャーエール・・・・・・・・Full

技法 = ビルド

※ 1tsp = バースプーン1杯分の分量のこと
※ Full = 他の材料をグラスに入れ、Fullと記載している材料をグラスの8割~9割まで満たす適量のこと

作り方

グラスは ワイングラス を使用します。 他にも サワーグラス などでもO.Kです。

  • Step 1 = グラスに少量氷を入れ、白ワイン、レモンジュースを入れます。
  • Step 2 = 泡立たないように ジンジャーエール を入れます。
  • Step 3 = 静かに ビルド して完成です。
  • アルコール度数 = 6% ~ 7% 前後

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由来・特徴・感想

由 来

オペレーター( operator )とは機械を操作する人という意味があり、飛行機の操縦士の間で人気がでたカクテルという説があります。 飲んでもアルコール度数が低めで酔いにくいことから、操縦しながら飲んでいたという説もあります。

特徴・感想

非常に飲みやすいカクテルで、こういったカクテルには「 お酒に弱い方向け 」、「 女性にも 」、「 初心者向け 」などといった言葉をよく目にしたり聞いたりしますが、このカクテルはまさにその代表格であると言えます。

白ワインの爽やかさに、レモンジュースの酸味をアクセントにし、ジンジャーエールの辛みと喉越しをプラスした飲みやすいカクテル中の飲みやすいカクテルです。

宅飲みされている方で、ハイボールなどの炭酸系を飲んでいる方は、時折このカクテルに変えてみてはいかがでしょうか?

このカクテルで使う材料

カクテルの材料

ジンジャーエール

1837年~1901年のイギリス・ヴィクトリア朝時代、そんな時代の中でジンジャーエールの元となった「 ジンジャービール 」が飲まれていました。

1851年頃、アメリカ人外科医で薬屋を営んでいるトーマス・カントレルは、北アイルランド・ベルファストで、ジンジャーエールを初めて造りました。カントレルが誕生させたジンジャーエールは、色が濃く、甘く、ジンジャースパイスの香りが強いのが特徴でした。ジンジャーエールには「 ゴールデン・スタイル 」と 「ドライ・スタイル( ペールスタイル )」の2種類あり、カントレルが誕生させたのは、ゴールデンスタイルです。 その後、地元の飲料メーカーである「 グラッタン社 」で販売を開始したと伝えられています。

ドライ・ジンジャーエールは、カナダで誕生しました。薬剤師である「 ジョン・J・マクローリン 」は 1890年に炭酸水の瓶詰工場を設立し、1904年水に添加するフレーバーエキスに力を入れ始めました。 その際にペール・ドライ・ジンジャーエールの開発にも着手します。 そして1907年に「 カナダ・ドライ・ジンジャーエール 」を特許取得し販売しました。 

  • ジンジャーエールの歴史・主なブランドは ⇒ コチラ
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ビルドとは?

材料をグラスに入れて混ぜることを言います。 この「 混ぜる 」にはいくつか種類があり、今回のカクテルには「 ビルド 」を使用します。

お家で簡単人向け

バースプーンやマドラーをグラスの内側に沿って底まで入れます。 グラスに当てたままクルクル回します。 炭酸系を使っている場合は、早く混ぜると炭酸が膨れてこぼれてしまうだけでなく、炭酸自体も抜けてしまうのでゆっくり回すように注意しましょう。

本格的にやってみたい人向け

Step 1 = まず左手はグラスの底を押さえます(ドリンクを体温で温めないため)右手はバースプーンを持ちます。(左利きの人は逆になります)
Step 2 = バースプーンを左の写真にあるように中指と薬指の間に挟みます。
Step 3 = 親指と人差し指もバースプーンを挟んで持ちますが、この2本の役割は、落とさないようにするためだけのものなので軽く持ちましょう。
Step 4 = バースプーンの背中をグラスの内側の縁に沿って底へ持っていきます。
Step 5 = 自分の体より向こう側へ回す際は薬指で左回りに押すように持っていき、自分の体側に戻す際は右周りに中指で引き戻すようにバースプーンを移動させます。 この時にバースプーンの背中は常にグラスの外側へ向いています。

この動作の繰り返しになります。 最初は難しいと思うので、大きめのグラスに氷のみで練習すると良いでしょう。 慣れると便利なので、ぜひマスターしてください。

  • バースプーンの詳しい使い方は ⇒ コチラ

このカクテルのおすすめ グラス

ワイングラス Wine glass

グラスの中でもロックグラスと並び、みんなが知っているグラス。

ほかのグラスに比べて種類が多いのが特徴。 歴史も古く古代ローマ時代にはすでに存在していたとされる記録が残っている。

素材も銀製、ガラス製、クリスタル製とあり、形も飲むワインによって違うものが存在する。

容量が150mlくらいのものが白ワイン。200mlくらいのものが赤ワインというのが一般的だが、ワインは赤白だけではなく、産地によって味や風味が変わるため、それに合ったグラスを使用することがある。

サワーグラス Sour glass

スタイルカクテルを飲む際に使われる中型のグラス。

日本では脚付きのものが多いが、平底のものもあり、種類は豊富です。 コブレットシャンパングラスのフルート型によく似ていて、多種多様に使える利便性があります。

形は上に記載した通りコブレットと似ていて、内容量によりコブレットかサワーグラスに分けられる。 大きい方がコブレット、小さい方がサワーグラスと覚えるとわかりやすいです。

容量は 120ml程

このカクテルで使う道具