レシピと作り方
ホットレモネードの材料
Recipe no.509
- レモンジュース・・・・・・・・25ml
- 角砂糖・・・・・・・・・・・・1個
- ハミチツ・・・・・・・・・・・10ml
- お湯・・・・・・・・・・・・・Full
- レモンスライス
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技法 = ステア
※ Full = グラスの8割~9割まで満たす適量のこと
ホットレモネードの作り方
グラスは ホットグラス を使います。 他には 耐熱式のタンブラーグラス や マグカップ などが使われます。
グラスに レモンジュース、はちみつを入れ、しっかりとかき混ぜます。
お湯と砂糖を入れてステアします。
あらかじめ準備しておいたレモンスライスを、バースプーンで押し込むようにグラスの中に入れて完成です。
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ホットレモネードの詳細
歴史・特徴
〚 由来と歴史 〛・・・ホットレモネードは、古くから世界中で愛されてきた飲み物です。特にレモンとハチミツを使った温かい飲み物は、風邪や寒さを和らげる効果があると言われ、伝統的な家庭療法の一つとしても広まっています。
歴史的に見ても、レモンはビタミンCが豊富であるため、健康維持や風邪予防に役立つと考えられてきました。ハチミツには抗菌作用や喉を癒す効果があるとされており、古代から薬効のある食材として使われてきました。このようなレモンとハチミツの組み合わせは自然な流れでホットレモネードとして愛されるようになり、寒い季節に特に親しまれる飲み物となりました。
〚 特 徴 〛・・・ホットレモネードの特徴は、そのシンプルさと自然な素材から得られる温かみです。レモンのフレッシュな酸味と、ハチミツの柔らかい甘味が調和し、寒い日や体調がすぐれないときに最適な飲み物です。
ホットレモネードは、簡単に作れるうえ、身体を温める効果も期待できます。レモンのビタミンCとハチミツの栄養成分が加わることで、免疫力をサポートする飲み物としても優れています。シナモンスティックを加えることで、さらに温かみのあるスパイシーな香りが加わり、リラックス効果を高めることもできます。
柑橘系酸味のレモンジュースをベースに、砂糖で甘味を加えてお湯で割るというシンプルなレシピで、日本でも人気があり、定番でもあるドリンクです。 お好みでハチミツ、しょうがなどを入れるレシピもあり、アレンジが幾つもあるのも特徴的です。 つくるのも簡単で、冬のお家カクテルにおすすめできるエードスタイルの一品です。
味わい・魅力
〚 味わい 〛・・・ホットレモネードの味わいは、レモンのさっぱりとした酸味とハチミツの自然な甘味が絶妙にバランスを取っています。ホットレモネードは飲みやすく、身体を優しく温める感覚があり、冷えた体を芯から温めてくれるような一杯です。
レモンのフレッシュな香りが広がり、酸味が心地よく、甘さがその酸味を和らげてまろやかな味わいになります。お湯を使うことで全体が滑らかで飲みやすく、心地よいリフレッシュ感が感じられます。また、シナモンスティックを加えることで、ほのかなスパイシーさがプラスされ、さらに深みのある味わいになります。
〚 魅 力 〛・・・ホットレモネードの魅力は、その手軽さと自然な癒し効果にあります。自宅にあるシンプルな材料で手軽に作れるため、特別な道具や技術がなくても楽しめるカクテルです。また、レモンとハチミツの組み合わせは、ビタミンCや抗酸化物質が豊富で、特に風邪気味のときや免疫力を高めたいときにぴったりです。
ホットレモネードは、アルコールを含まないため、大人から子供まで誰でも安心して楽しむことができます。また、その温かい飲み心地は寒い季節に心を温め、リラックスさせる効果があるため、夜寝る前の一杯としても最適です。カフェインを含まないため、リラックスタイムに心地よく楽しむことができ、体を芯から温めてくれる温かみがあります。
〚 まとめ 〛・・・ホットレモネードは、レモンとハチミツを使ったシンプルで体に優しいノンアルコールカクテルです。その歴史は古く、特に風邪の予防や寒さ対策として親しまれてきました。フレッシュなレモンの酸味とハチミツの柔らかな甘味が調和し、寒い日や体調を整えたいときにぴったりの温かい飲み物です。
その手軽さ、リフレッシングでありながらも体を温める味わい、そして誰でも楽しめる優しさがホットレモネードの魅力です。ぜひ、寒い季節やリラックスしたい時に、このホットレモネードを作って、その温かい味わいを楽しんでみてください。
ホットレモネードの材料
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ビルド & ステア
「 ビルド 」とは「 組み合わせる 」または「 注ぐ 」という意味があり、ステアのように完全に混ぜるのではなく、組み合わせる、もしくはグラスに直接注ぐという目的の際に使います。
「 グラスの中に直接材料を注ぐ 」= ビルド、「 バースプーンで混ぜる 」= ステアと覚えれば間違いはありません。
炭酸系の混ぜ方
炭酸系の材料を使う場合は、早く混ぜたり、回す回数が多いと、炭酸が溢れてこぼれてしまうだけでなく、炭酸ガス自体も抜けてしまうのでゆっくり回すように注意しましょう。
バースプーンやマドラーをグラスの内側に沿って底まで入れます。 グラスに当てたままゆっくりと1回転 ~1.5回転回し、先端のスプーンでゆっくりと氷を持ち上げてゆっくりと下ろします。
混ざりにくい材料の場合は、炭酸以外の材料を入れて一度ステアを行い、炭酸類を入れた後に再度軽くステアするようにします。
バースプーンの使い方
Step 1 = まず左手はグラスの底を押さえます( ドリンクを体温で温めないため )右手はバースプーンを持ちます。( 左利きの人は逆になります )
Step 2 = バースプーンを動画のように中指と薬指の間に挟みます。
Step 3 = 親指と人差し指もバースプーンを挟んで持ちますが、この2本の役割は、落とさないようにするためだけのものなので軽く持ちましょう。
Step 4 = バースプーンの背中をグラスの内側の縁に沿って底へ持っていきます。
Step 5 = 自分の体より向こう側へ回す際は薬指で左回りに押すように持っていき、自分の体側に戻す際は右周りに中指で引き戻すようにバースプーンを移動させます。 この時にバースプーンの背中は常にグラスの外側へ向いています。
この動作の繰り返しになります。 最初は難しいと思うので、大きめのグラスに氷のみで練習すると良いでしょう。 慣れると便利なので、ぜひマスターしてください。
- バースプーンの詳しい使い方は ⇒ コチラ
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カクテルスタイル
ー エード Ade ー
ソフトドリンクの一種で、主に砂糖類、ミネラルウォーターもしくは炭酸水を使って果汁を薄めたドリンクスタイル名称です。
カクテルではオレンジエードやレモネードが有名。( レモネードはレモンエードの略 )「 エード 」は国によって呼び方も変わり、アメリカでのエードは炭酸を含みませんが、フランスでは炭酸を含みます。
果汁を薄めずそのまま飲む場合は「 ジュース 」と区分されます。日本ではミネラルウォーターで割ったものを「 エード 」、炭酸で割ったものを「 スカッシュ 」と呼びます。
- カクテルスタイル 紹介ページは ⇒ コチラ
カクテルのTPO用語
オールデイカクテル All day cocktail
カクテルには様々なシチュエーション向けに考案されたものがあります。
主に食欲を増進させるための食前酒や、デザートのようなテイストの食後向けカクテルであったり、眠る前に飲むカクテル、飲み過ぎた後の迎え酒などと様々です。
そういったシチュエーションなどに無関係であったり、特にこだわりなく考案されたもので、向き不向きが無いカクテルというのがこの「 オール・デイ・カクテル 」です。
プレディナー Pre dinner cocktail
プレディナーカクテル( 食前酒 )とは食事前に飲むお酒のことです。
胃を刺激して消化液の分泌を促進することで、消化器官の負担を軽くする働きがあり、食欲増進の効果があります。
プレディナーの習慣が誕生したのは、18世紀後半から19世紀にかけての間にフランス、イタリアの貴族間から始まったそうです。
プレディナーの特徴はアルコール度数が低いこと、スッキリとした口当たりに爽やかさや爽快感があるものが多いです。
テイストは爽やかな甘味、少しの苦味や酸味が特徴的です。
お酒の種類はスパークリングワインやビールなどの炭酸類が多く見られ、リキュールではアペロールやカンパリといった少し苦味があり、ハーブなどの香りがするリキュールが使われることが多いようです。 カクテルも香り、苦味、爽やかさを使ったものが多く、種類も豊富にあります。
ナイト・キャップ・カクテル Night cap cocktail
ナイトキャップ・カクテルとは就寝前に飲むお酒のことの名前で、日本ではナイトキャップのことを「 寝酒 」と呼ばれています。
ナイトキャップの目的は、アルコールを摂取することにより、神経の緊張を緩和する効果があり、一日の疲労を癒すために体を温め、リラックスさせて眠りやすくするために飲まれます。
ベースのお酒で言うと主にブランデーベースが多くあり、割り材料もミルクや卵などが使われることが多いようです。 中には体を温めるためにホットカクテルも多数あります。
アルコール度数が高めのものが多くあるため、飲みすぎないように少量をゆっくり飲み、頭と体を休めましょう。
- カクテルを飲むタイミングの名称紹介は ⇒ コチラ
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ホットレモネードにおすすめのグラス
ホットグラス Hot glass
ホットドリンクを飲むためのグラスです。
耐熱性があり、持ちやすいように持ち手がカバーになっていて取り外しができる様になっています。
そのため熱いドリンクと冷たいドリンク両方使え、一年中使える利便性の高いグラスです。
現在ではガラスの技術が上がり、グラス自体にガラス製の取っ手が付いているものも多く販売され、この取っ手カバーがなくなりつつあります。 容量は180ml~300mlが一般的です。
タンブラーグラス Tumbler glass
「 タンブラー Tumbler 」の語源は「 倒れるもの 」や「 転ぶもの 」の意味があり、元々獣を狩り、残った角等をくり抜いてコップにし、底が真っ平にはならなかったので、よく倒れていたことからこの名前が付いたそうです。
別名ハイボールグラスとも呼ばれることがあり、主にハイボールスタイルや、ソフトドリンクなどに使われています。 オールドファッションドグラス( ロックグラス )を原型として誕生したとも言われ、オールドファッションドグラスをそのまま縦に長くしたような形をしています。
使い勝手が良く、容量も多く入るため、どの家庭にも必ずいくつかはあるグラスで、用途がおおいためか容量の種類も一番多くあると言っても過言ではないでしょう。
素材もガラス製だけではなく、木製、金属製、陶器、プラスチック製と様々なものがあります。 容量は6オンスの180ml、8オンスの240ml、10オンスの300mlが一般的で、飲食業界では略して6タン、8タン、10タンなどと呼ばれているそうです。
- グラス紹介ページは ⇒ コチラ
ホットレモネードで使う道具
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