ダーティーマザーのカクテルレシピ・作り方・特徴・意味｜ブランデー + コーヒーリキュール

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ブランデーの芳醇な香りとコーヒーリキュールの甘く深い風味が溶け合う、大人のためのカクテル、ダーティーマザー。濁った琥珀色が秋の夕暮れを思わせ、口当たりは優しいのに余韻は力強い。寒い夜や特別なリラックスタイムに、じっくりと味わいたくなる一杯です。食後酒や寝酒におすすめ。

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レシピと作り方

材料

Recipe no.379

ブランデー・・・・・・・・・・40ml
コーヒーリキュール・・・・・・20ml

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コーヒーリキュールのおすすめ銘柄リスト

作り方

Step

準備する

グラスに氷を入れてかき回し、グラスを冷やします。
（余分に出た水分は捨てましょう）

Step

材料を合わせステアする

ブランデー、コーヒーリキュールを入れ、しっかりとステアして完成です。

ステアのやり方 ➡

技法 = ステア
グラス = オールドファッションド
アルコール度数 = 30% ～ 31% 前後
最適なTPO = 日中 / 食後 / 寝酒
カクテル言葉 = 「自分の世界観に引き入れるオールドタイプ」
カクテル誕生日 = 「 9月16日」

ダーティーマザーの特徴・動画

特徴・味わい

Photo｜ジョバンニ・セガンティーニ作・「悪しき母たち」

ダーティーマザーは、1970年代にアメリカで誕生したブランデーベースのカクテルです。ウォッカを使った「ブラックルシアン」から派生したバリエーションで、バーやクラブで人気を集めました。「ダーティー（汚れた）」という名前の由来は、ブランデーとコーヒーリキュールが混ざり合うことで生まれる濁った色合いから来ています。母のような優しい甘さと、ダーティーという言葉が持つ強烈なアルコール感が共存する、どこか背徳的な魅力を感じさせる名前です。

ブランデーは樽熟成由来の芳醇な香りと濃厚な風味を持ち、コーヒーリキュールはバニラとカラメルを思わせる甘く深いコーヒーの香りが特徴。この二つが出会うと、グラスの中で琥珀色と深い茶色が溶け合い、まるで秋の夕暮れのような落ち着いた色合いが現れます。

口に含むと、ブランデーの力強い風味がまず舌を包み込み、すぐにコーヒーリキュールのまろやかな甘みが追いかけてきます。アルコール度数は30度前後と高めながら、驚くほど口当たりは優しく、余韻にはバニラの香りがふんわりと残ります。寒い季節や夜のリラックスタイムに、じっくりと味わいたくなる大人のカクテルです。

ブラックルシアンのページは ⇒ コチラ

Point｜バーテンダーからのおすすめ

相性の良い食べ物・おつまみ・・・チョコレートやティラミス、ナッツ類との相性が抜群です。ブランデーの芳醇さとコーヒーの風味がデザート感覚で楽しめます。
作り方のポイント・・・グラスは事前にしっかり冷やしておくことで、材料の風味が際立ちます。ステアは氷を持ち上げるように丁寧に混ぜると、口当たりがよりまろやかになります。
飲み方の注意・・・アルコール度数が高いため、ゆっくりと少しずつ味わうのがおすすめ。空腹時は避けて、食後酒や寝酒として楽しみましょう。