レシピと作り方
コーヒーエッグノックの材料
Recipe no.578
- コーヒーリキュール・・・・・・45ml
- アイスコーヒー・・・・・・・・30ml
- ミルク・・・・・・・・・・・・90ml
- 砂糖・・・・・・・・・・・・・1tsp
- 全卵・・・・・・・・・・・・・1個
- ナツメグパウダー
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※ 1tsp = バースプーン1杯分の分量のこと
- コーヒーリキュールの歴史・主なブランドは ⇒ コチラ
コーヒーエッグノックの作り方
グラスは タンブラーグラス、ゴブレット が使いやすいのでおすすめです。
しっかりとシェークした後にシェークした材料をグラスヘ注ぎ、氷を入れます。
( 卵が入っているので、強めか振る回数を増やしましょう )
表面にナツメグをふって完成です。
Hot = よくかき混ぜた全卵をグラスに入れ、それ以外の温めた材料を入れて ステア をすればホットタイプの完成です
- このレシピの道具はコチラ ⇒ 道 具
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コーヒーエッグノックの特徴・感想
〚 由来と歴史 〛・・・エッグノック自体は、中世イギリスに起源を持つ伝統的な飲み物です。もともとは「 ポセット 」と呼ばれる、ホットミルクとエールをベースにした飲み物で、後に卵とアルコールが加えられました。アメリカに伝わってからは、ラム酒などが加えられ、現代のエッグノックの形になりました。
一方、コーヒーは世界中で愛される飲み物であり、20世紀にはカクテルの材料としても広く使われるようになりました。コーヒーとエッグノックの融合は、おそらく伝統的なホリデードリンクを現代風にアレンジしようとする中で生まれたものです。特に20世紀中期のアメリカでは、コーヒーカルチャーが広まり、バーテンダーたちは新しい風味を取り入れたカクテルを模索していました。
〚 特 徴 〛・・・コーヒーエッグノックは、伝統的なエッグノックのクリーミーな質感と、コーヒーのほろ苦い深みを融合させた、バランスの取れたカクテルです。コーヒーリキュールが甘さと深みを加え、エッグノックベースの滑らかさと見事に調和します。重厚感がありながらも爽やかさを感じさせるこのカクテルは、冬の夜やホリデーシーズンの集まりにぴったりです。
たまごが入ることにより滋養強壮などにも注目され、冬の寒い日に飲むのも、夏の暑い日に飲むのもオススメな一品です。
〚 味わい 〛・・・コーヒーの香りと甘味が特徴のコーヒーリキュールをベースに、コクとまろやかさのミルク、同じくコクのたまごに砂糖を加え、濃いめのコーヒーを合わせたレシピで、全体的にまろやかさとコクが強く目立ったコーヒーミルクのテイストです。
口に含むと、コーヒーエッグノックはベルベットのように滑らかで、卵の甘さとコーヒーの芳ばしい香りが絶妙に混ざり合います。コールドブリューコーヒーが爽やかさを加え、飲みすぎることなく楽しめます。仕上げにふりかけたナツメグやシナモンが温かみを加え、ひと口ごとに心地よいスパイス感を与えてくれます。
〚 魅 力 〛・・・コーヒーエッグノックの魅力は、伝統的なホリデードリンクの懐かしい風味と、現代的で洗練されたコーヒーの味わいを兼ね備えている点にあります。エッグノックの伝統を守りつつ、コーヒー好きにもアピールできるこのカクテルは、どんなホリデーイベントや冬の集まりでも喜ばれる一杯です。
このカクテルは、アルコール度数が低めなコーヒーリキュールのみが使われているので、お酒が苦手な方でも美味しく飲めると思いますが、それでもお酒が苦手の方は、ノンアルコールベースに同じ名前の コーヒーエッグノック もあるので、そちらをお試しください。
- ノンアルコールのコーヒーエッグノックのページは ⇒ コチラ
コーヒーエッグノックの材料
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ベースのお酒・コーヒーリキュール
その名前のとおりコーヒーを使ってつくられた混成酒( リキュール )のことです。ラム、アイリッシュウイスキー、ブランデーなどのスピリッツにコーヒー豆を浸して香りや苦味などのコーヒー成分を移し、糖分を加えた混成酒です。
ただ一言コーヒーリキュールと言ってもブランドによって様々な個性を持っており、カラメルやバニラなど甘味や香りを加えたり、抽出方法にこだわりを持ったり、コーヒー豆の厳選であったり、コーヒーではなくエスプレッソを使い、甘味を抑えたものまで存在しています。
コーヒーリキュールの歴史
コーヒーリキュールの誕生は不明な点が多く、どの時代に生まれたのかはわかっておりません。
しかし1930年代にカルーアは存在していたらしく、1933年のアメリカ禁酒法解禁以降アメリカに輸入されています。
サンフランシスコの業者によって輸入されたボトルがカリフォルニア州・パサデナで発見されました。おそらくこのボトルが最古のボトルであると言われています。
1950年代に入ると、アメリカでカクテルベースとして使われることが多くなり、カルーア以外にもティア・マリアなどの銘柄も登場するようになりました。
- コーヒーリキュールの歴史は ⇒ コチラ
コーヒーリキュールの主なブランド
ー ブランド比較表 ー
項目 / ブランド | カルーア | ティアマリア | ミスターブラック | ボルス |
原産国 | メキシコ | ジャマイカ | オーストラリア | オランダ |
アルコール度数 | 20 % | 20 % | 25 % | 24 % |
特 徴 | 世界的に有名、滑らかな甘さと濃厚なコーヒー風味 | バニラとラムの風味が特徴 | コーヒー豆からの強いコーヒー風味、甘さ控えめ | 伝統的な製法、コーヒーの風味がしっかり |
味わい | 甘くて濃厚、バニラのニュアンス | 甘さ控えめで香ばしい | 苦味が強く、本格的なコーヒー風味 | 甘さと苦味のバランスが良い |
主な成分 | コーヒー、バニラ、砂糖、ラム | コーヒー、バニラ、ラム | コーヒー豆、砂糖、スピリッツ | コーヒー、砂糖、スピリッツ |
カクテルへの適用 | ホワイトルシアンやエスプレッソマティーニに最適 | ブラックルシアンやコーヒーカクテルに最適 | クラフトカクテルやストレートに最適 | 多用途に使える、様々なカクテルに適している |
価格帯 | ¥ 1,600 台 | ¥ 1,800 台 | ¥ 4,300 台 | ¥ 1,500 台 |
ー カルーア Kahlua ー
カルーアをミルクで割った「 カルーアミルク 」で、瞬く間にアメリカ中で流行すると、カルーアは世界中で飲まれるようになります。 日本にもこの頃から定着し始めました。
主原料であるコーヒー豆は、メキシコ国内で世界でも有数の高品質なコーヒー豆の産地として知られている「 ベラクルス州 」産で、標高 900m ~ 1,400m の山間部で伝統的なシェードグロウンコーヒー( 日陰栽培法 )で栽培されたスペシャルなものを使用しています。他にも厳選されたバニラやカラメルを使用し、カルーアの飲みやすい甘味をつくり出しています。
原産国 = メキシコ
Photo|画像提供 SUNTORY
ー ティア・マリア Tia Maria ー
ティア・マリアの意味は「 マリアおばさん 」です。 そのマリアおばさんとは1650年前後に実在したとされる人物で、当時スペインからジャマイカに移住していたある貴族の従者です。
そしてそのレシピが表に出るまで約300年かかりました。1940年代にジャマイカに住んでいた学者である「 ケネス・リー・エヴァンス 」がそのレシピを発見します。ただそのレシピは経年劣化によって解読不能とされ、秘伝のリキュールを作ることはできませんでした。 しかしその話に感銘を受けたエヴァンスは、別のコーヒーリキュールをつくり、ティア・マリアという名前のみを継承し、ティア・マリアは世界に広がりました。
コーヒーリキュールの中では甘さ控えめで、スッキリとした味わいがあるのがティア・マリアの最大の特徴です。
原産国 = イタリア
ー ミスター・ブラック Mr.Black ー
2013年オーストラリアでミスター・ブラックは誕生しました。 発案者はオーストラリアを代表する蒸留技術者「 フィリップ・ムーア 」とコーヒーが大好きなデザイナーの「 トム・ベイカー 」
原料はアラビカ種( コロンビア産、ケニヤ産、パプアニューギニア産、エルサルバドル産、タンザニア産 )のコーヒーを100%使用、コーヒー豆の香りは産地のみではなく季節によっても変化します。
その変化をなくして安定させるため季節により産地の比率を変え、別々に焙煎してブレンドしています。
ミスター・ブラックは、こだわりを持った原料、製法により、淹れたてエスプレッソの様な深みのある香り、ダークチョコレート、ビター感ある味わいが最大の特徴です。 上品なコーヒーリキュールを一度お試しください。
原産国 = オーストラリア
ー ボルス Bols ー
ボルスを発展させたルーカス・ボルスは、世界中から持ち込まれるハーブや薬草、果実を使い試行錯誤し、数多くのリキュールを生み出します。
はじめてリキュールを製造した当時から「 自然の風味を損なわずに、完璧な味わいを引き出す 」という心情を現在も守り続けています。ボルスはリキュールメーカーとしては最古の歴史を持ち、これまで様々な種類のリキュールを世に送り出してきました。
そのボルスが製造しているコーヒーリキュールであるボルスコーヒーの濃いブラウンカラーは、コーヒー豆をじっくりと時間をかけてしっかりとした味わいを抽出した証です。 チョコレートとバニラの味わいもほのかに香ります。
原産国 = オランダ
Photo|画像提供 Asahi
- コーヒーリキュールの主なブランドは ⇒ コチラ
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シェーカーの使い方
シェーカーの利用目的は・・・
- 混ざりにくい材料( 比重が大きく違うお酒など、粉類、牛乳や生クリーム、鶏卵 )を混ぜる
- 材料を素早く冷却する
- アルコール度数の強いお酒をまろやかにする( お酒のカドをとる )
といった利用目的があります。 持論ではありますが、あと一つ牛乳や生クリームなどの材料を泡立たせることもできるので、泡立たせる利用目的もあると思います。
スリーピースシェーカー
〚 Step 1 = 蓋を閉める 〛
- ボディに材料や氷を入れる。( 氷はボディの 7割~8割くらいを目安に入れます )
- ボディにストレーナーを被せ、左手でストレーナーを押さえて左手の甲( 手首に近い辺り )を右手でトントンと叩きストレーナーを押さえる。( ストレーナーを直接叩くのはNG )
- トップをストレーナーに取り付ける。( 強く抑えず、キュッと入れ込む程度でOKです )
〚 Step 2 = 持ち方 〛
スリーピースタイプのシェーカーの持ち方です。
右利き用( 左利きの方は逆 )
- 左手 ・親指 = ストレーナーのくぼんだ場所 ( ストレーナーを押さえる役割 )
- 左手 ・人差し指 = ボディ
- 左手 ・中指 = ボディ底を押さえるように
- 左手 ・薬指 = ボディ( 振る際に下になる場所へ指を曲げて支える )
- 右手 ・親指 = トップを押さえるように
- 右手 ・人差し指 = ボディ
- 右手 ・中指 = ボディ
- 右手 ・薬指 = ボディ( 振る際に下になる場所へ指を曲げて支える )
特に持ち方に決まりがあるわけではありませんので、自分で持ちやすい持ち方で振れば良いと思います。ただシェーカーに手のひら全面を付けてしまうと、手がかなり冷たくなりますし、材料の温度が下がりにくくなるため、シェーカーを持つ時には、面ではなく点で持つように心がけましょう。
〚 Step 3 = 振り方 〛
まずシェーカーは体の正面で振るのではなく、体から正面45℃に構えます。
- 上記の持ち方で、胸の前に持っていき、そこを中心として上前方へ斜めに押し出すように、そのまま胸に戻して、今度は下前方へと押し出すように振ります。 横から見るとひらがなの「 く 」の字を作るように振ります。
- 上前方、下前方へ出す際には手首を前下へ曲げるようにします。
- この動作を1セットとし、比較的混ざりやすい材料であれば 7~8セットあまり強く振らずにシェークを行います( 強く振ると、中の氷が砕けます )
混ざりにくい材料の場合は、12セットくらい、少し強めのシェークを行いましょう。
シェークの振り方は人それぞれなので、これらを参考にご自分の一番良い振り方を模索してください。 その際に、中の氷が8の字を描くように振りましょう。
〚 Step 4 = グラスヘ注ぐ 〛
- シェーク後、まずはトップを外します( 外しにくい場合は、ねじるように外します )
- ストレーナーとボディを片手で押さえます( 人差し指はストレーナー、中指をボディ )
- ストレーナーの先は網状になっているので( 上記写真 )、そこからグラスヘ注ぎます。
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ツーピース( ボストンシェーカー )
〚 Step 1 = 蓋を閉める 〛
まずはツーピースシェーカー( ボストンシェーカー )の部位名称です。
小さい方が金属であれば「 ショートティン 」、ガラス製であれば「 パイントグラス 」です。 ショートティン( パイントグラス )に材料を入れ、ティンの方に氷を入れます。( 氷はティンの5 ~ 6割ほどを目安に入れます )
ショートティン( パイントグラス )の材料を氷の入ったティンに入れて、ショートティンを被せます。真っすぐ差し込むのではなく、自分側にショートティンを寝かすようにはめ込み、自分側のティンとショートティンの縁が一直線に沿っているようにします。( 写真の様に立てると曲がったようになります )
ショートティンを被せたら、上から手のひら( 掌底 )でトントンと直接 2回ほど叩きます。 圧縮されて簡単には外れなくなります。
〚 Step 2 = 持ち方 〛
ツーピースシェーカーの持ち方は、スリーピースシェーカーよりも多彩にあります。
写真にあるように、スリーピースシェーカーよりも長いので、先端と先端を押さえることと、中の氷の動きを端から端まで動くように振れば問題ありません。 右手をショートティンの方を押さえて、左手の掌を上になるように、包み込むように持ちます。
〚 Step 3 = 振り方 〛
スリーピースシェーカーと同じ動きで振るようにしてもかまいません。 シェーカー自体が長いので、スピードを抑え気味で振ると端から端まで氷が移動し、材料が混ざるので、そこをポイントとして振りましょう。
振るモーションもスリーピースシェーカーより大きく振ると自然とスピードも落ち、良く混ざるようになります。
〚 Step 4 = グラスへ注ぐ 〛
- まず左手でツーピースシェーカーを縦にして持ちます。( この時ショートティンが上に来るように持ちます )
- 左手の中指と人差し指で、ショートティンを右へ押すように持ちます。
- 右手の手のひら( 掌底 )でティンの方を軽く叩きます。( 1回でショートティンが外れない場合は2回叩きましょう )
写真にあるように、ティンにストレーナーを装着し、グラスヘシェークした材料を注ぎます。
フレッシュフルーツなどを材料で使用した場合は、2つ上の写真のあるように、小さい手ざるを使います。( 種など細かい余分なものをグラスヘ入れないようにするためで、スリーピースシェーカーの場合に使用する場合もあります )
- シェーカーについて詳しくは ⇒ コチラ
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ビルド & ステア
「 ビルド 」とは「 組み合わせる 」または「 注ぐ 」という意味があり、ステアのように完全に混ぜるのではなく、組み合わせる、もしくはグラスに直接注ぐという目的の際に使います。
「 グラスの中に直接材料を注ぐ 」= ビルド、「 バースプーンで混ぜる 」= ステアと覚えれば間違いはありません。
炭酸系の混ぜ方
炭酸系の材料を使う場合は、早く混ぜたり、回す回数が多いと、炭酸が溢れてこぼれてしまうだけでなく、炭酸ガス自体も抜けてしまうのでゆっくり回すように注意しましょう。
バースプーンやマドラーをグラスの内側に沿って底まで入れます。 グラスに当てたままゆっくりと1回転 ~1.5回転回し、先端のスプーンでゆっくりと氷を持ち上げてゆっくりと下ろします。
混ざりにくい材料の場合は、炭酸以外の材料を入れて一度ステアを行い、炭酸類を入れた後に再度軽くステアするようにします。
バースプーンの使い方
Step 1 = まず左手はグラスの底を押さえます( ドリンクを体温で温めないため )右手はバースプーンを持ちます。( 左利きの人は逆になります )
Step 2 = バースプーンを動画のように中指と薬指の間に挟みます。
Step 3 = 親指と人差し指もバースプーンを挟んで持ちますが、この2本の役割は、落とさないようにするためだけのものなので軽く持ちましょう。
Step 4 = バースプーンの背中をグラスの内側の縁に沿って底へ持っていきます。
Step 5 = 自分の体より向こう側へ回す際は薬指で左回りに押すように持っていき、自分の体側に戻す際は右周りに中指で引き戻すようにバースプーンを移動させます。 この時にバースプーンの背中は常にグラスの外側へ向いています。
この動作の繰り返しになります。 最初は難しいと思うので、大きめのグラスに氷のみで練習すると良いでしょう。 慣れると便利なので、ぜひマスターしてください。
- バースプーンの詳しい使い方は ⇒ コチラ
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カクテルスタイル
ー エッグノック Egg knock ー
卵・牛乳・砂糖・酒類にシナモンやナツメグを加えるスタイルで、ホット・コールドの両方あります。
誕生はイングランドの東方で、「 エッグ 」は卵、「 ノッグ 」は「 ノッジ 」( 木彫りのマグ )が語源であると言われています。 ウイスキーやブランデー、またはラム酒などを混ぜて飲まれることが多いです。
18世紀にイギリスの各植民地に広がり、その後アメリカにも渡りました。その後はアメリカ南部でクリスマスに飲まれていましたが、現在ではヨーロッパやアメリカ、カナダなど四季を問わず世界中で定着してます。
似たようなドリンクに「 ミルクセーキ 」があり、日本でも多くの人が飲んでいます。他にも、ベースをブランデーに変えたカクテルに「 ブランデーエッグノック 」が広く知れ渡っています。
混ぜるためにはシェークなどが必要となり、泡立つことにより口当たりがまろやかになるのが特徴的です。
- カクテルスタイル 紹介ページは ⇒ コチラ
カクテルのTPO用語
オール・デイ・カクテル All day cocktail
カクテルには様々なシチュエーション向けに考案されたものがあります。
主に食欲を増進させるための食前酒や、デザートのようなテイストの食後向けカクテルであったり、眠る前に飲むカクテル、飲み過ぎた後の迎え酒などと様々です。
そういったシチュエーションなどに無関係であったり、特にこだわりなく考案されたもので、向き不向きが無いカクテルというのがこの「 オール・デイ・カクテル 」です。
ディジェスティフ Digestif
「 ディジェスティフ Digestif 」とはフランス語で食後に飲むお酒のことで、英語では「 アフターディナー・ドリンク After dinner drink 」と呼びます。
特徴としてはブランデーなどのアルコール度数が高めのスピリッツを使い、クリームなどの甘味の強いものを材料に使う傾向があります。
アルコール度数が高いカクテルが多いのには理由があり、満腹になった後にアルコール度数が高めのお酒を飲むことで、食後の疲れた胃に刺激を与えます。
刺激を与えることにより、再度活性化させ消化を促進させる役割を持っているのです。
香りがあり、甘口のものが多い理由は、デザート感覚で楽しめることで、更なる満足感を与えることが目的としてあり、他には香り高いもので気分を落ち着かせることがあります。を与えることが目的としてあり、他には香り高いもので気分を落ち着かせることがあります。
- カクテルを飲むタイミングの名称紹介は ⇒ コチラ
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コーヒーエッグノックにおすすめのグラス
タンブラーグラス Tumbler glass
「 タンブラー Tumbler 」の語源は「 倒れるもの 」や「 転ぶもの 」の意味があり、元々獣を狩り、残った角等をくり抜いてコップにし、底が真っ平にはならなかったので、よく倒れていたことからこの名前が付いたそうです。
別名ハイボールグラスとも呼ばれることがあり、主にハイボールスタイルや、ソフトドリンクなどに使われています。 オールドファッションドグラス( ロックグラス )を原型として誕生したとも言われ、オールドファッションドグラスをそのまま縦に長くしたような形をしています。
使い勝手が良く、容量も多く入るため、どの家庭にも必ずいくつかはあるグラスで、用途がおおいためか容量の種類も一番多くあると言っても過言ではないでしょう。
素材もガラス製だけではなく、木製、金属製、陶器、プラスチック製と様々なものがあります。 容量は6オンスの180ml、8オンスの240ml、10オンスの300mlが一般的で、飲食業界では略して6タン、8タン、10タンなどと呼ばれているそうです。呼ばれているそうです。容量は180ml ~ 300mlが一般的。
ゴブレット Goblet
ゴブレットとはグラスに土台と足が付いたグラスの事です。
特徴としてはワイングラスのように足が長くないことと、容量が多く入ることで、タンブラーグラスの代わりや、氷をたっぷり使うカクテル、ビール、ドリンクなどで使われ、パフェなどのデザートの器としても使われます。
使い勝手が良く、見た目も上品さと可愛らしさがあり、様々なシチュエーションであったり、お店などで幅広く使われています。
ゴブレットが誕生したのは14世紀だと言われていて、名前はフランス語で、「 Goblet 」と表記します。 元々は「 ゴブレー 」と呼んでいたそうですが、いつの間にか「 ゴブレット 」となったようです。
聖杯にもこのゴブレットが使われており、映画「 ハリーポッター 炎のゴブレット 」でもその名前が使われています。 容量は300ml前後が一般標準サイズ。
- グラス紹介ページは ⇒ コチラ
コーヒーエッグノックで使う道具
- このレシピの材料はコチラ ⇒ 材 料