レシピと作り方
カリモーチョの材料
Recipe no.239
- 赤ワイン・・・・・・・・・・・1/2
- コーラ・・・・・・・・・・・・1/2
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技法 = ステア
カリモーチョの作り方
グラスは、炭酸が抜けにくい コリンズグラス がおすすめです。 他にも ワイングラス、ゴブレット、タンブラーグラス などが使いやすいです。
赤ワインとコーラは、あらかじめよく冷やしておきましょう。
グラスに氷、赤ワインを入れます。
泡立たないように静かにコーラを満たし、ゆっくりと軽くステアをすれば完成です。。
炭酸類を混ぜる場合は、ゆっくりと1回転~2回転 ステアし、バースプーンで氷をゆっくりと持ち上げ、ゆっくりと下ろせば混ざります。
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- アルコール度数 = 7% ~ 8% 前後
- 最適なTPO = 日中
- カクテル言葉 = 「 優しい嘘 」「 遠い人を想う 」「 長いお別れ 」
- カクテル誕生日 = 「 不明 」
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カクテルの詳細
発祥・特徴
Photo|スペイン・バスク地方ビルバオの街並み
〚 発 祥 〛・・・カリモーチョは、スペイン北部のバスク地方で生まれたカジュアルなワインカクテルです。20世紀中盤、手頃な価格のワインをおいしく飲む方法を模索する中で考案されました。「 カリモーチョ 」という名前は、発案者のあだ名を元にしたと言われています。赤ワインとコーラという一見不思議な組み合わせですが、その絶妙なバランスと手軽さから、スペインを中心に若者を中心に広まりました。現在では、世界中で愛されるカジュアルなカクテルとなっています。
カリモーチョはメキシコでもよく飲まれています。メキシコはスペイン統治時代があり、その頃にワインの文化が根付きコーラも存在していました。ラムベースカクテルのキューバリブレがあるように、メキシコにはコーラの文化も比較的古くから定着していたため、定着するのに時間はかからなかったと言われています。
- キューバリブレのページは ⇒ コチラ
〚 特 徴 〛・・・カリモーチョの特徴は、そのシンプルさと親しみやすさ。赤ワインのフルボディな味わいに、コーラの甘さと炭酸の爽やかさが加わり、驚くほど飲みやすく仕上がります。また、赤ワインを使用するため、見た目が濃い赤色で美しく、パーティーシーンでも映える一杯です。
カリモーチョに使う赤ワインは、種類などは特に決まってはいません。 分量も1/2と記載はしていますが、これも決まっているわけではありません。 自分好みの分量をお楽しみください。
味わい・魅力
〚 味わい 〛・・・一口目から広がるのは、赤ワインの豊かな果実味とコーラの甘い香り。その後、炭酸のシュワッとした感触が口の中をさっぱりとさせます。ワインの渋味が控えめになり、軽やかな後味が特徴的。アルコール感を抑えつつもワインの風味をしっかりと楽しめる絶妙なバランスです。
ワインの種類は、安価なワインで作る方が美味しいとされています。理由としては、熟成されていない比較的若めのワインはタンニンが強く渋味が強いため、コーラを入れることで渋味を中和させ、サッパリと飲みやすくなるためです。
〚 魅 力 〛・・・カリモーチョは、材料がシンプルで手に入りやすいので、家庭でも気軽に楽しめる点が最大の魅力。また、赤ワインを使うことで、コーラだけでは味わえない深みがプラスされます。暑い日やカジュアルな集まり、リラックスしたい夜など、さまざまなシーンにぴったりのカクテルです。
手軽なのにおしゃれで味わい深いカリモーチョ。一口飲めば、スペインの陽気な風景と文化を感じられるような気分になることでしょう。お好みでフレッシュのレモンやライム、レモンジュース、ライムジュースを入れるのもおすすめです。赤ワインとコーラの分量も、はじめはハーフ&ハーフにしてみて、その後自分好みの分量を見つけましょう。
次のホームパーティーやリフレッシュしたい時間に、ぜひ作ってみてください。
カリモーチョの材料
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ビルド & ステア
「 ビルド 」とは「 組み合わせる 」または「 注ぐ 」という意味があり、ステアのように完全に混ぜるのではなく、組み合わせる、もしくはグラスに直接注ぐという目的の際に使います。
「 グラスの中に直接材料を注ぐ 」= ビルド、「 バースプーンで混ぜる 」= ステアと覚えれば間違いはありません。
炭酸系の混ぜ方
炭酸系の材料を使う場合は、早く混ぜたり、回す回数が多いと、炭酸が溢れてこぼれてしまうだけでなく、炭酸ガス自体も抜けてしまうのでゆっくり回すように注意しましょう。
バースプーンやマドラーをグラスの内側に沿って底まで入れます。 グラスに当てたままゆっくりと1回転 ~1.5回転回し、先端のスプーンでゆっくりと氷を持ち上げてゆっくりと下ろします。
混ざりにくい材料の場合は、炭酸以外の材料を入れて一度ステアを行い、炭酸類を入れた後に再度軽くステアするようにします。
バースプーンの使い方
Step 1 = まず左手はグラスの底を押さえます( ドリンクを体温で温めないため )右手はバースプーンを持ちます。( 左利きの人は逆になります )
Step 2 = バースプーンを動画のように中指と薬指の間に挟みます。
Step 3 = 親指と人差し指もバースプーンを挟んで持ちますが、この2本の役割は、落とさないようにするためだけのものなので軽く持ちましょう。
Step 4 = バースプーンの背中をグラスの内側の縁に沿って底へ持っていきます。
Step 5 = 自分の体より向こう側へ回す際は薬指で左回りに押すように持っていき、自分の体側に戻す際は右周りに中指で引き戻すようにバースプーンを移動させます。 この時にバースプーンの背中は常にグラスの外側へ向いています。
この動作の繰り返しになります。 最初は難しいと思うので、大きめのグラスに氷のみで練習すると良いでしょう。 慣れると便利なので、ぜひマスターしてください。
- バースプーンの詳しい使い方は ⇒ コチラ
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カクテルのTPO用語
ー オールデイカクテル All day cocktail ー
カクテルには様々なシチュエーション向けに考案されたものがあります。
主に食欲を増進させるための食前酒や、デザートのようなテイストの食後向けカクテルであったり、眠る前に飲むカクテル、飲み過ぎた後の迎え酒などと様々です。
そういったシチュエーションなどに無関係であったり、特にこだわりなく考案されたもので、向き不向きが無いカクテルというのがこの「 オール・デイ・カクテル 」です。
- カクテルを飲むタイミングの名称紹介は ⇒ コチラ
カリモーチョにおすすめのグラス
コリンズグラス Collins glass
背が高く細いので倒しやすいという難点がありますが、その細さは炭酸を抜けにくくしているためという最大のメリットがあり、炭酸系のカクテルをつくる時には必ずと言っていいほど使われるグラスです。 容量は270ml ~ 360mlくらいが一般的。
ワイングラス Wine glass
グラスの中でもロックグラスやタンブラーグラスと並んで認知度が最も高いと言えるグラスで、他のグラスと比べて種類が多い点が特徴的です。
歴史も古く、古代ローマ時代にはすでに存在していたとされています。 しかし現在のガラス製で写真のような完成形ともいえる形になったのは20世紀になってからだそうです。
ガラス製のものはその前からあったそうですが、ガラスの大きさで税金がかけられていたため、今のものよりもワインが入る部分が小さいサイズでした。
現在ではガラス製のみではなく、銀製などの金属製のものや、クリスタル製、木製、樹脂系と様々なタイプがあり、形も飲むワインによって違うものが存在しています。
基本的に赤ワインは常温で飲むことが多く、白ワインは冷やして飲みむことが多いため、赤と白で形や容量が異なります。容量が150mlくらいのものが白ワイン、200mlくらいのものが赤ワインというのが一般的です。またワインは赤白だけではなく、産地によって味や風味が変わるため、それに合ったグラスを使用することがあるようです。
ゴブレット Goblet
ゴブレットが誕生したのは14世紀だと言われていて、名前はフランス語で、「 Goblet 」と表記します。 元々は「 ゴブレー 」と呼んでいたそうですが、いつの間にか「 ゴブレット 」となったようです。
聖杯にもこのゴブレットが使われており、映画「 ハリーポッター 炎のゴブレット 」でもその名前が使われています。 容量は300ml前後が一般標準サイズ。
タンブラーグラス Tumbler glass
「 タンブラー Tumbler 」の語源は「 倒れるもの 」や「 転ぶもの 」の意味があり、元々獣を狩り、残った角等をくり抜いてコップにし、底が真っ平にはならなかったので、よく倒れていたことからこの名前が付いたそうです。
別名ハイボールグラスとも呼ばれることがあり、主にハイボールスタイルや、ソフトドリンクなどに使われています。 オールドファッションドグラス( ロックグラス )を原型として誕生したとも言われ、オールドファッションドグラスをそのまま縦に長くしたような形をしています。
使い勝手が良く、容量も多く入るため、どの家庭にも必ずいくつかはあるグラスで、用途がおおいためか容量の種類も一番多くあると言っても過言ではないでしょう。
素材もガラス製だけではなく、木製、金属製、陶器、プラスチック製と様々なものがあります。 容量は6オンスの180ml、8オンスの240ml、10オンスの300mlが一般的で、飲食業界では略して6タン、8タン、10タンなどと呼ばれているそうです。
- グラス紹介ページは ⇒ コチラ
カリモーチョで使う道具
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