キッス・オブ・ファイヤ のカクテルレシピ・作り方・特徴・由来|ウォッカ + スロージン + ドライベルモット

ウォッカベースショートカクテルのキッスオブファイヤ

※ こんにちは、当ブログの管理人です。当ブログではアフィリエイト広告を利用しております。
それではごゆっくりとご覧ください。

ジャズの名曲から名付けられた「キッス・オブ・ファイヤ」は、1953年に日本で誕生した情熱的なカクテルです。ウォッカとスロージンの力強さに、ベルモットの複雑な風味が溶け合い、真紅に輝く美しい一杯。特別な夜にふさわしい、日本が誇るこの傑作をぜひ味わってみてください。

目次
[ スポンサーリンク ]

レシピと作り方

材 料

ウォッカのおすすめ銘柄リスト
ベルモットのおすすめ銘柄リスト

作り方

キッス・オブ・ファイヤの詳細

歴史・誕生

ジャズミュージシャンのルイ・アームストロング

Photo|ルイ・アームストロング |画像引用 Wikipedia

キッス・オブ・ファイヤは、1953年に名古屋市で開催された第5回オール・ジャパン・ドリンクス・コンクールで優勝した、日本生まれのクラシックカクテルです。考案者は石岡賢司氏で、当時アメリカで大ヒットしていたルイ・アームストロングの楽曲「Kiss of Fire」から名前を取りました。

この時代、ジャズが世界中で愛され、63歳だったアームストロングがビートルズの連続1位記録を止めた「ハロー・ドーリー!」で話題となっていた頃。そんな音楽黄金期に生まれたこのカクテルは、1950年の同コンクールで誕生した「青い珊瑚礁」と並び、第二次世界大戦直後の日本が生んだ傑作カクテルと称されています。寒色系の青い珊瑚礁と情熱的な真紅のキッス・オブ・ファイヤは対照的な存在で、酒場では一方が注文されると連れがもう一方を頼むという光景が繰り広げられたそうです。

ジャズの名曲と共に時代を彩った、日本が誇るこのカクテルをぜひ味わってみてください。

  • 青い珊瑚礁のページは ⇒ コチラ

特徴・味わい

木箱にたくさん入ったプラム

キッス・オブ・ファイヤは、ウォッカ、スロージン、ドライベルモット、レモンジュースという4つの材料が織りなす、情熱的で複雑な味わいが魅力のカクテルです。

ベースとなるウォッカは、クリアでガツンとくるアルコール感が特徴。これにスローベリーから作られるスロージンが加わることで、甘酸っぱいベリーの香りと深みのある赤褐色が生まれます。さらにドライベルモットのハーブの風味がほのかな苦味をプラスし、レモンジュースの酸味が全体を爽やかに引き締めているのです。グラスの縁を飾る砂糖のスノースタイルが、まるで炎を縁取るかのような視覚的な美しさを演出しています。

一口含むと、スロージンのフルーティーな甘みが舌を包み込み、続いてウォッカの力強さとベルモットの複雑な風味が口の中で溶け合います。レモンの酸味が後を追いかけ、喉を通る瞬間には赤みがかった茶色の液体がビロードのような滑らかさで流れていくのです。情熱的な名前にふさわしい、渋く落ち着いた大人の一杯をぜひ体験してみてください。


Point|バーテンダーからのおすすめ

  • 相性の良い食べ物・おつまみ・・・ダークチョコレートやドライフルーツ、ブルーチーズといった濃厚な味わいのものと好相性。ベリー系のデザートとも良く合います。
  • 作り方のポイント・・・しっかりとシェークすることで、材料が均一に混ざり合い香りが引き立ちます。砂糖スノースタイルは全周ではなく、半分程度にすると味の変化が楽しめます。
  • 飲み方の注意・・・アルコール度数は23~24度とやや高め。フルーティーで飲みやすい味わいですが、ゆっくりと時間をかけて楽しむのがおすすめです。

レシピ動画

材料リスト

スミノフウォッカは世界で一番消費量が多いウォッカです。カクテルでも特に多く使われている銘柄で、材料としての安定感や認知度がズバ抜けて高く、カクテルに使うには間違いのないウォッカです。

他ブランドに比べてハーブ香が強く、甘味と酸味は中レベルに製造されていて、全体的にバランスが良くカクテルに使うには最適なドライベルモットです。

ドライジンの名門ブランドゴードンを使い、スローベリーを漬け込んで加糖したリキュール。 ベリー特有の甘酸っぱさと、ジンのサッパリとした飲み口や風味が特徴の一品です。

イタリア産有機栽培されたフェミネロ種を搾ったストレート果汁100%のレモンジュース。濃縮還元とは違う爽やかでフルーティーな生レモンのテイストを味わえ、甘味と酸味のバランスが良い。

通常ご家庭などで使われている一般的なグラニュー糖よりも決勝が細かいのが特徴です。細かい結晶は非常に溶けやすく、料理やカクテルなどに最適なグラニュー糖です。

¥302 (2025/12/01 11:10時点 | Amazon調べ)

関連のカクテルレシピ リスト

⇒ 画像 / タイトルをクリックでレシピリストページへ

〚 他のカクテル レシピリスト 〛

目次