X.Y.Z のカクテルレシピ・作り方・特徴・由来｜ラム + ホワイトキュラソー + レモンジュース

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アルファベットの最後の3文字が象徴する、究極のクラシックカクテル「X.Y.Z」。ホワイトラムと柑橘が織りなす白濁した美しいグラスと、甘酸っぱいバランスの取れた味わいが魅力です。シンプルな材料ながら洗練された完成度の高さは、食前酒にもぴったり。クラシックカクテルの黄金比とも呼ばれる、特別な一杯をぜひ体験してみてください。

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レシピと作り方

材料

Recipe no.179

ホワイトラム・・・・・・・・・30ml
ホワイトキュラソー・・・・・・15ml
レモンジュース・・・・・・・・15ml

このカクテルの〚材料リスト〛へ ⇓

作り方

Step

材料を合わせる

シェーカーにホワイトラム、ホワイトキュラソー、レモンジュース、氷を入れます。

Step

シェークする

しっかりとシェークした後にシェークした材料をグラスヘ注げば完成です。

シェーカーの使い方 ➡

技法 = シェーク
グラス = カクテルグラス
アルコール度数 = 25% ～ 26% 前後
最適なTPO = 日中 / 食前
カクテル言葉 = 「永遠にあなたのもの」

X.Y.Zの詳細・動画

由来・歴史

〚 由来と歴史 〛・・・「 X.Y.Z 」の名前の由来はいくつかの説かあります。

1・X.Y.Z アルファベットの最後の３文字を表す、つまりこれ以上は無く、このカクテルは究極のカクテルで、これ以上のものはないという意味。
2・X.Y.Z アルファベットの最後の３文字を表してる、つまり「最後のお酒」、「飲むのはこれで終わり」という意味。寝酒（ナイトキャップカクテル）を表している。
3・元々このカクテルのレシピは非公開だったらしく、3種類の材料をまるで方程式のように、「 XとYとZを混ぜ合わせたカクテル」といったことからこのカクテルの名前がそのままX.Y.Zとなった。

一番有力なものは、1番のアルファベットの最後の3文字から取られているです。このカクテルが持つ洗練された味わいと完成度の高さを「アルファベットの最後、つまり究極」を象徴していると解釈することができます。

誕生時期は明確ではありませんが、20世紀初頭にアメリカやヨーロッパで普及したクラシックカクテルの一つとして広く知られています。この時期、ラムは禁酒法時代のアメリカで特に人気を博し、その後のカクテル文化の中で重要な役割を果たしました。「X.Y.Z.」は、そのようなラムカクテルの中でも特にスタイリッシュな存在とされています。

特徴・味わい

X.Y.Zは、ホワイトラムの軽やかな甘みとキレのあるアルコール感が特徴のクラシックカクテルです。透明感のあるホワイトラムが持つサトウキビ由来のほのかな甘み、ホワイトキュラソーのオレンジの華やかな香りと柔らかな甘味、そしてフレッシュなレモンジュースの鮮やかな酸味が絶妙に調和しています。

シェーカーでしっかりと振ることで生まれる美しい白濁した液体は、まるで真珠のような優雅な輝き。グラスに注がれた瞬間から、柑橘の爽やかな香りが鼻をくすぐります。口に含むと、最初にレモンの酸味がキリッと舌を刺激し、続いてホワイトキュラソーの甘みがふわりと広がり、ラムの軽快な風味が全体をまとめてくれます。甘味と酸味のバランスが心地よく、喉を通る瞬間は滑らかで爽快。後味にはオレンジの余韻がほのかに残り、飲みやすさと飲みごたえを兼ね備えています。

シンプルな材料構成ながら、洗練された味わいはまさに「究極のカクテル」の名にふさわしい完成度。食前酒としてもぴったりの、クラシックな魅力溢れる一杯です。

Point｜バーテンダーからのおすすめ

相性の良い食べ物・おつまみ・・・カルパッチョやシーフードサラダ、フレッシュチーズなど、軽やかな料理と好相性です。柑橘の酸味が食材の旨味を引き立て、ラムの甘みが全体をまろやかにまとめてくれます。
作り方のポイント・・・シェーカーでしっかりと振ることで、材料が均一に混ざり美しい白濁色に仕上がります。氷をたっぷり入れてキンキンに冷やすことで、爽やかさが一層引き立ちます。
ラムの選び方・・・ホワイトラムを使うのが基本ですが、ゴールドラムやダークラムに変えると、より深みのあるコクのある味わいが楽しめます。お好みで試してみるのもおすすめです。
おすすめのシーン・・・食前酒やパーティー、リラックスタイムなど幅広い場面で楽しめます。アルコール度数は高めですが、飲みやすい味わいのため、ゆっくりと味わいながら楽しんでください。

〚 まとめ 〛・・・X.Y.Z.は、その名前が示す通り、カクテルの完成度や洗練さを象徴する一杯です。シンプルな作り方ながら、素材のバランスが絶妙で、クラシックカクテルを堪能したい方にぴったりです。

特別な日の乾杯や、ちょっとした贅沢なひとときにぜひお試しください！

ちなみにこのレシピはベースを変えることによって別のカクテルへと変わります。