焼酎モヒート|カクテルレシピ・作り方・特徴|焼酎 + ミントの葉

焼酎ベースロングカクテルの焼酎モヒート
目次
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レシピと作り方

焼酎モヒートの材料

Recipe no.266

  • 芋焼酎・・・・・・・・・・・・45ml
  • 砂糖・・・・・・・・・・・・・2tsp
  • ミントの葉・・・・・・・・・・12枚
  • ソーダ・・・・・・・・・・・・Full
  • ライムカット
  • このレシピの材料はコチラ ⇒ 材 料

技法 = ステア

1tsp = バースプーン1杯分の分量のこと
Full = グラスの8割~9割まで満たす適量のこと

焼酎モヒートの作り方

グラスは、タンブラーグラスオールドファッションドグラス( ロックグラス )が作りやすいです。

STEP
材料を合わせる

グラスにミントの葉と砂糖、ライムカットを入れて、ペストル( すり潰し用の棒 )で潰します。

STEP
炭酸をステアする

焼酎と氷を入れ、泡立たないようにソーダを入れ軽くステアします。

STEP
仕上げ

最後にミントの葉を飾れば完成です。


  • このレシピの道具はコチラ ⇒ 道 具
  • アルコール度数 = 5% ~ 6% 前後
  • 最適なTPO = 日中
  • カクテル言葉 = 「 不明 」
  • カクテル誕生日 = 「 不明 」

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焼酎モヒートの特徴

由来・歴史 〛・・・「 焼酎モヒート 」は、日本のバーテンダーたちが地元の材料を使ってクラシックカクテルをアレンジする流れの中で生まれました。モヒートはキューバ発祥のカクテルで、伝統的にはラム酒を使用しますが、日本では焼酎がポピュラーなため、焼酎を使ったバリエーションが広まりました。このアレンジは2000年代初頭から見られ、特に和食レストランや焼酎バーで提供されることが多くなりました。


特 徴 〛・・・「 焼酎モヒート 」の最大の特徴は、焼酎の独特な風味と、ミントとライムのフレッシュな香りが見事に調和している点です。使用する焼酎の種類によっても味わいが変わり、麦焼酎を使うとやや穀物の風味が強くなり、米焼酎を使うとよりまろやかでスムーズな口当たりが楽しめます。

また、焼酎はラム酒に比べてアルコール度数が低めのものが多く、爽やかさと軽い飲み口が際立ちます。そのため、食事と一緒に楽しむのにも最適で、特に和食との相性が抜群です。

焼酎はミントとの相性が良い芋焼酎をおすすめしますが、芋焼酎が苦手な方は、麦や米などに変えても美味しく飲めます。ラムと違い甘味が足りないと感じる方は砂糖を増やしましょう。


味わい 〛・・・焼酎モヒートは、ミントとライムの爽快感が焼酎のまろやかさと絶妙に調和しています。砂糖の甘味とミントの清涼感が焼酎のナチュラルな風味を引き立てており、抜群の飲みやすさが最大の特徴です。従来のモヒートに比べて、焼酎のやや素朴で優しい味わいが加わり、繊細なフレーバーが広がります。


魅 力 〛・・・芋焼酎の独特の香りと、ミントのハーブの香りが特徴で、ソーダの爽快感をミントが大幅にアップしてくれています。

「焼酎モヒート」の魅力は、和と洋の融合にあります。焼酎という日本の伝統的なお酒を使用することで、地元の素材に親しみを感じつつ、カクテルとしての楽しさも味わえます。軽やかで爽やかな口当たりは、暑い夏の日や食前酒として最適です。また、焼酎をベースにすることで、ヘルシーさやカロリー控えめといった点も健康志向の方に支持されています。

さらに、アレンジの自由度が高いのも魅力の一つです。例えば、焼酎の種類を変えるだけでなく、柚子や梅などの和風フルーツを加えることで、季節に合わせたバリエーションが楽しめます。

焼酎モヒートは、日本ならではのオリジナルカクテルとして、特に焼酎ファンや和風カクテル愛好者におすすめです。

焼酎モヒートの材料

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モヒートの由来とバリエーション

ラムベースロングカクテルのモヒート

「 モヒート Mojito 」とはキューバ・ハバナが発祥とされていて、ミントの爽やかさから夏の定番カクテルとして世界中で飲まれているロング・カクテルです。

モヒートの誕生

政治家リチャード・ドレーク

「 モヒート Mojito 」とはキューバ・ハバナが発祥とされていて、ミントの爽やかさから夏の定番カクテルとして世界中で飲まれているロング・カクテルです。

モヒートが誕生したのは16世紀後半で、スペイン領を中心に略奪行為をしていた海賊フランシス・ドレークの部下であるリチャード・ドレークが、モヒートの元となったドリンクをキューバの人々に伝えたのが始まりです。

当時はこのドリンクを「 ドラケ 」と呼んでいて、サトウキビを原料とした蒸留酒( ラムの前身 )と砂糖、ライム、ミントを混ぜ合わせて飲んでいたそうです。

19世紀後半にバカルディラムが誕生し、キューバ国内で流行すると、ドラケで使われていた粗悪で荒いラムがバカルディラムに切り替わり、モヒートが誕生しました。

そしてその後キューバ革命によってバカルディはキューバから撤退すると、モヒートに使われるラムはハバナクラブが使われるようになり、現在でもモヒートのベーススピリッツはハバナクラブのラムが使われています。

Photo|リチャード・ドレーク|画像引用 Wikipedia

モヒートのバリエーション

カウンターの上のモヒート

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ビルド & ステア

バー店員がドリンクをかき混ぜている様子を題目にしたステア&ビルド記事

「 ビルド 」とは「 組み合わせる 」または「 注ぐ 」という意味があり、ステアのように完全に混ぜるのではなく、組み合わせる、もしくはグラスに直接注ぐという目的の際に使います。

「 グラスの中に直接材料を注ぐ 」= ビルド、「 バースプーンで混ぜる 」= ステアと覚えれば間違いはありません。

炭酸系の混ぜ方

炭酸系の材料を使う場合は、早く混ぜたり、回す回数が多いと、炭酸が溢れてこぼれてしまうだけでなく、炭酸ガス自体も抜けてしまうのでゆっくり回すように注意しましょう。

バースプーンやマドラーをグラスの内側に沿って底まで入れます。 グラスに当てたままゆっくりと1回転 ~1.5回転回し、先端のスプーンでゆっくりと氷を持ち上げてゆっくりと下ろします。

混ざりにくい材料の場合は、炭酸以外の材料を入れて一度ステアを行い、炭酸類を入れた後に再度軽くステアするようにします。

バースプーンの使い方

ステアのやり方

Step 1 = まず左手はグラスの底を押さえます( ドリンクを体温で温めないため )右手はバースプーンを持ちます。( 左利きの人は逆になります )
Step 2 = バースプーンを動画のように中指と薬指の間に挟みます。
Step 3 = 親指と人差し指もバースプーンを挟んで持ちますが、この2本の役割は、落とさないようにするためだけのものなので軽く持ちましょう。
Step 4 = バースプーンの背中をグラスの内側の縁に沿って底へ持っていきます。
Step 5 = 自分の体より向こう側へ回す際は薬指で左回りに押すように持っていき、自分の体側に戻す際は右周りに中指で引き戻すようにバースプーンを移動させます。 この時にバースプーンの背中は常にグラスの外側へ向いています。

この動作の繰り返しになります。 最初は難しいと思うので、大きめのグラスに氷のみで練習すると良いでしょう。 慣れると便利なので、ぜひマスターしてください。

  • バースプーンの詳しい使い方は ⇒ コチラ

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カクテルのTPO用語

オールデイカクテル All day cocktail ー

ランチとディナー

カクテルには様々なシチュエーション向けに考案されたものがあります。

主に食欲を増進させるための食前酒や、デザートのようなテイストの食後向けカクテルであったり、眠る前に飲むカクテル、飲み過ぎた後の迎え酒などと様々です。

そういったシチュエーションなどに無関係であったり、特にこだわりなく考案されたもので、向き不向きが無いカクテルというのがこの「 オール・デイ・カクテル 」です。

  • カクテルを飲むタイミングの名称紹介は ⇒ コチラ

焼酎モヒートにおすすめのグラス

タンブラーグラス Tumbler glass

タンブラーグラス

「 タンブラー Tumbler 」の語源は「 倒れるもの 」や「 転ぶもの 」の意味があり、元々獣を狩り、残った角等をくり抜いてコップにし、底が真っ平にはならなかったので、よく倒れていたことからこの名前が付いたそうです。

別名ハイボールグラスとも呼ばれることがあり、主にハイボールスタイルや、ソフトドリンクなどに使われています。 オールドファッションドグラス( ロックグラス )を原型として誕生したとも言われ、オールドファッションドグラスをそのまま縦に長くしたような形をしています。

使い勝手が良く、容量も多く入るため、どの家庭にも必ずいくつかはあるグラスで、用途がおおいためか容量の種類も一番多くあると言っても過言ではないでしょう。

素材もガラス製だけではなく、木製、金属製、陶器、プラスチック製と様々なものがあります。 容量は6オンスの180ml、8オンスの240ml、10オンスの300mlが一般的で、飲食業界では略して6タン、8タン、10タンなどと呼ばれているそうです。

オールドファッションド グラス Old fashioned glass

カクテルやウイスキーなどをオン・ザ・ロック・スタイルで飲むためのグラス。 口が広く背が低いのが特徴で、大きく丸い氷を入れたりできます。

タンブラーグラスの上半分をなくした様な形をしていて、タンブラーグラスの原型となったグラスだと言われています。

正式名はオールドファッションドグラスで、この名前はカクテル「 オールドファッションド 」から由来していると言われています。

オールドファッションどグラス・ロックグラス

古来からあるものなので、「 オールドファッションド = 古風な 」という意味が由来とも言われています。 現在では名前が長く言いにくいためか、「 ロックグラス 」として広く使われています。
容量は180ml~450mlまで幅広くあります。

焼酎モヒートで使う道具

  • このレシピの材料はコチラ ⇒ 材 料
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