マイラのカクテルレシピ・作り方・特徴｜赤ワイン + ウォッカ + スイートベルモット

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赤ワインの奥深い味わいを、スイートベルモットとウォッカで洗練させた「マイラ」。深いルビー色の美しい液体から立ち上るハーブの香りと、渋味を甘味が包み込む上品な味わいが魅力です。ワイン好きの方にこそ試していただきたい、新しい発見に満ちた大人のカクテルをぜひお楽しみください。

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レシピと作り方

材料

Recipe no.626

赤ワイン・・・・・・・・・・・30ml
スイートベルモット・・・・・・15ml
ウォッカ・・・・・・・・・・・15ml

このカクテルの〚材料リスト〛へ ⇓

ベルモットのおすすめ銘柄リスト
 ウォッカのおすすめ銘柄リスト

作り方

Step

準備する

ミキシンググラスに氷を７割～８割ほど入れて、ステアで冷やし、余分に出た水分を捨てます。

Step

材料を合わせる

赤ワイン、スイートベルモット、ウォッカをミキシンググラスに入れます。
しっかりとステアを行い、ストレーナーを付けてグラスヘ注げば完成です。

Step

ステアする

しっかりとステアを行い、ストレーナーを付けてグラスヘ注げば完成です。

ステアのやり方 ➡

技法 = ステア
グラス = カクテルグラス
アルコール度数 = 20% ～ 21% 前後
最適なTPO = 日中 / 食前
カクテル言葉 = 「真実」
カクテル誕生日 = 「不明」

マイラの特徴・動画

誕生・由来

Photo｜マイライメージ

「マイラ」とは、英語圏で女性によく名付けられる名前のこと。1990年代のイギリスで特に人気を集めた名前ですが、このカクテルに名付けられた経緯ははっきりとわかっていません。一説によれば、ギリシャ神話に登場する物語が関係しているとも言われています。ブドウ酒を広めようとしたイーカリオスという人物の愛犬が「マイラ」と呼ばれており、ワインにまつわる深い物語性を感じさせる名前です。

このカクテルは、渋味と酸味が特徴の赤ワインをベースに、ニガヨモギなどのハーブやスパイスを漬け込んだスイートベルモットと、クリアでクセのないウォッカを組み合わせて作られます。深いルビー色の液体からは、赤ワインのフルーティーな香りとハーブの爽やかな風味が立ち上り、口に含むとスイートベルモットの甘味が赤ワインの渋味を優しく包み込みます。ウォッカが全体に飲みごたえを与えながらも、スッキリとした喉越しに仕上がっており、奥深さと複雑さを楽しめる一杯。いつもとは少し違った大人のワインの味わいを、ぜひ体験してみてください。

特徴・味わい

マイラの最大の魅力は、赤ワインの持つ渋味と酸味を、スイートベルモットとウォッカが絶妙にアレンジしている点にあります。グラスに注がれた深みのあるルビー色の液体は、まるで宝石のような美しさ。赤ワインのフルーティーな香りに、スイートベルモットに含まれるニガヨモギやハーブのスパイシーな風味が重なり、複雑で奥深い香りが立ち上ります。

一口含むと、赤ワインの渋味をスイートベルモットの甘味が優しく包み込み、クセのないウォッカが全体に飲みごたえとキレを与えています。スッキリとした喉越しの後には、ワインとハーブの余韻が心地よく残り、まるでベルベットのような滑らかな舌触りが印象的。赤ワインとスイートベルモットの相性の良さが際立ち、少しの甘味とハーブの香りが全体のクセを和らげ、爽やかに飲みやすく仕上がっています。ワイン好きの方にも、新しい味わいの発見となる洗練された一杯をお楽しみください。

Point｜バーテンダーからのおすすめ

相性の良い食べ物・おつまみ・・・ローストビーフやパテ、ブルーチーズなど濃厚な味わいのおつまみと相性抜群。ダークチョコレートとも意外なほど合います。
作り方のポイント・・・ステアは氷が溶けすぎないよう手早く、かつ丁寧に行うこと。冷たさをしっかり保ちながら、材料を均一に混ぜ合わせるのがコツです。
飲み方の注意・・・ワインベースながらアルコール度数は高め。食事と一緒にゆっくりと味わうことで、より深い美味しさを感じられます。
アレンジ提案・・・使用する赤ワインの種類を変えることで、まったく異なる表情を楽しめます。カベルネやメルローなど、お好みの品種で試してみるのもおすすめです。