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17世紀から愛されるジン・スリングは、ジンに砂糖と水を加えたシンプルなクラシックカクテル。柑橘系を加えない古いスタイルで、ジンのボタニカルな香りをしっかりと感じられるのが魅力です。酸味が苦手な方にも飲みやすく、軽やかな喉越しが心地よい一杯。歴史あるスリングスタイルの原点をぜひ味わってみてください。
レシピと作り方
材 料

Recipe no.291
- ドライジン・・・・・・・・・・45ml
- シュガーシロップ・・・・・・・1tsp
- ミネラルウォーター・・・・・・Full
( ソーダでも可 )
※ 1tsp = バースプーン1杯分の分量のこと
※ Full = グラスの8割~9割まで満たす適量のこと
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作り方

グラスにドライジン、シュガーシロップ、氷を入れます。
ミネラルウォーターを入れ、しっかりとステアをすれば完成です。
ソーダを使う場合は、ゆっくりと1回転~2回転 ステアし、バースプーンで氷をゆっくりと持ち上げ、ゆっくりと下ろせば混ざります。
- 技法 = ステア
- グラス = コリンズグラス / タンブラー
- スタイル = スリング
- アルコール度数 = 9% 前後
- 最適なTPO = 日中 / 食前
- カクテル言葉 = 「 秘密 」
- カクテル誕生日 = 「 不明 」
ジン・スリングの詳細・動画
由来・特徴

ジン・スリングは、17世紀後半から18世紀にかけて誕生した「スリング」スタイルのカクテルで、19世紀にイギリスの植民地を中心に人気を集めました。「スリング」の語源はドイツ語の「飲み込む」に由来するとされ、スピリッツに砂糖と水を加えたシンプルな飲み物として親しまれてきました。後に有名になる「シンガポールスリング」の元となったとも言われる、歴史あるクラシックカクテルです。
ドライジンは、ジュニパーベリーの清々しい香りとボタニカルなハーブの風味が特徴。シュガーシロップがほのかな甘さを添え、ミネラルウォーターやソーダが透明感のある軽やかさをプラスします。グラスの中では、透明な液体が氷と混ざり合い、涼しげな印象を与えます。
口に含むと、ジンのハーブの香りがまず鼻を抜け、続いてシュガーシロップの優しい甘さが舌を包み込みます。一般的なスリングスタイルと異なり柑橘系を加えないため、ジンの風味がしっかりと感じられるのが特徴。水やソーダの軽やかさが喉越しをすっきりとさせ、まるで香り高いハーブティーを飲んでいるような爽やかさ。余韻にはジンのボタニカルな香りが心地よく残り、酸味が苦手な方にも飲みやすい一杯です。
シンプルながら奥深い、クラシカルな味わいをぜひ体験してみてください。
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Point|バーテンダーからのおすすめ
- 相性の良い食べ物・おつまみ・・・軽めのサンドイッチやカナッペ、チーズなど塩気のあるおつまみが最適。食前酒として、これから始まる食事への期待を高めてくれます。
- 作り方のポイント・・・ソーダを使う場合は、泡立たないようにゆっくりと注ぎ、ステアは1〜2回転程度に。ミネラルウォーターを使う場合は、しっかりステアしてジンと砂糖をよく混ぜ合わせましょう。
- アレンジ方法・・・ミネラルウォーターを熱湯に変えると「ホット・ジン・スリング」になり、寒い季節にぴったりの温かいカクテルに。お好みでアンゴスチュラビターズを数滴加えると、風味に深みが増します。
- 飲み方の注意・・・柑橘系を加えないシンプルなスタイルのため、ジンの風味がストレートに感じられます。ジンの種類を変えることで、ボタニカルの香りや味わいの違いを楽しめます。
レシピ動画
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材料リスト
世界中で飲まれている定番のジン。キレに定評があり、カクテルに最も合うジンの中のひとつで、ブランド特有のふくよかな香りと味の主張が魅力的な一品です。
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