フルーツパンチ|カクテルレシピ・作り方・特徴|オレンジジュース + パインジュース + レモンジュース + グレナデンシロップ

ノンアルコールロングカクテルのフルーツパンチ
目次
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レシピと作り方

フルーツパンチの材料

Recipe no.486

  • オレンジジュース・・・・・・・60ml
  • パイナップルジュース・・・・・45ml
  • レモンジュース・・・・・・・・15ml
  • グレナデンシロップ・・・・・・10ml
  • クラッシュアイス
  • 各種フルーツ
  • このレシピの材料はコチラ ⇒ 材 料

技法 = ステア

フルーツパンチの作り方

グラスは ハリケーングラスゴブレット をおすすめします。 他には タンブラーグラス も使いやすいです。

STEP
準備する

あらかじめクラッシュアイスをつくっておきます。
クラッシュアイスは溶けやすいのでグラスには後で入れましょう。

STEP
材料を合わせる

グラスにオレンジジュース、パインジュース、レモンジュース、グレナデンシロップを入れます。

STEP
ステアする

しっかりとステアをします。

STEP
仕上げ

溶けた水が入らないようにクラッシュアイスを詰めます。
飲みやすいようにストローを入れ、お好みでトロピカルなフルーツを飾り完成です。


  • このレシピの道具はコチラ ⇒ 道 具
  • アルコール度数 = 0%
  • 最適なTPO = 日中 / 食前
  • カクテル言葉 = 「 不明 」
  • カクテル誕生日 = 「 6月29日 」

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フルーツパンチの詳細

歴史・特徴

ビーチでヤシの木の横でトロピカルドリンクを飲む女性

由来と歴史 〛・・・パンチという言葉は、16世紀にインドで発祥したとされており、サンスクリット語の「 パンチャ pancha 」に由来します。これは「 5つの要素 」を意味し、伝統的なパンチは5つの材料( アルコール、砂糖、レモン、水または茶、スパイス )を使って作られていました。

その後、パンチはイギリス東インド会社によってヨーロッパに持ち帰られ、アルコールの有無にかかわらず多くのバリエーションが生まれました。ノンアルコールの「 フルーツパンチ 」は、お祝いの席や子供も参加するパーティーで提供されることが多く、カラフルで視覚的に楽しいことから、特にイベントやガーデンパーティーなどで人気が広まりました。


特 徴 〛・・・フルーツパンチの最大の特徴は、複数のフルーツジュースが組み合わさることで生まれる複雑で爽やかな味わいと鮮やかな色合いです。オレンジ、パイナップル、クランベリーなどのジュースを使うことで、甘さ、酸味、フルーティーさがバランスよく感じられ、グレナデンシロップが鮮やかな赤色を加えて視覚的な美しさを演出します。

ソーダ水を加えることで軽い炭酸の刺激がプラスされ、より爽快な飲み心地になります。また、飾りとして使用するフルーツスライスが視覚的にも楽しめる要素を加え、パーティーなどの場で非常に映えるカクテルです。

味わい・魅力

パインジュースとオレンジジュースとレモンとグレナデンシロップ

味わい 〛・・・フルーツパンチの味わいは、オレンジとパイナップルのトロピカルな甘味がベースとなり、フルーツジュースの自然な甘さが広がっています。その後にレモンジュースの酸味が全体を引き締めます。

また、グレナデンシロップの甘さと香りが味に深みを加え、全体としてバランスの取れたフルーティーでリフレッシングな味わいです。リフレッシュしたいときにぴったりの一杯です。


魅 力 〛・・・フルーツパンチの魅力は、その見た目と飲みやすさにあります。鮮やかな色合いとカラフルなフルーツの飾りつけは、見た目にも楽しく、特にパーティーやお祝いの場で注目を集めます。また、アルコールを含まないため、大人から子供まで誰でも楽しむことができ、家族全員で楽しめるドリンクとして重宝されています。

さらに、使うフルーツジュースの種類を変えたり、季節ごとにフレッシュなフルーツを使ったりすることで、オリジナルのフルーツパンチを作ることができるため、バリエーションが豊富で楽しみが広がります。手軽に作れて華やかな見た目を持つため、ホームパーティーでのホスピタリティを高める一杯でもあります。


まとめ 〛・・・フルーツパンチは、オレンジ、パイナップル、クランベリー、レモンなどのフルーツジュースを組み合わせて作る、ノンアルコールの爽やかなカクテルです。その由来は、16世紀のインドにまで遡るパンチにあり、5つの異なる要素を組み合わせることで生まれるバランスの取れた味わいが特徴です。

鮮やかな見た目と複雑でありながらもリフレッシングな味わいは、多くの人に愛される理由であり、特にパーティーシーンや暑い季節にぴったりです。大人も子供も楽しめるこのフルーツパンチをぜひ作ってみて、華やかなひとときを楽しんでください。

フルーツパンチの材料

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今回紹介したカクテルの材料

ー グレナデンシロップ Grenadine syrup ー

グレナデンシロップ

誕生・由来・・・グレナデンシロップの誕生は幾つか説があり、その中でも有力なものは、17世紀フランスの農家で誕生したと言われています。

誕生してしばらくは、農家で薬作りや飲み物の材料として利用されていました。19世紀になり、カクテルが普及され始めると、様々な材料と合うことから、グレナデンシロップは注目を浴びるようになり、定番シロップとして使われるようになりました。


製造・原料・・・ザクロの果実からジュースを絞って加熱し、ジュースを濃縮させるため一部の水分を蒸発させます。濃縮されたジュースに砂糖を加え、完全に溶解させます。砂糖の量は、甘さや濃度を調整するために調節されます。砂糖が完全に溶解したら、液体を冷却して完成です。

現在ではザクロのみではなく、木イチゴカシスエルダーフラワーなど様々なベリーなどを使って製造されています。


味わい・香り・・・シロップであるため甘味が最大の特徴ですが、ザクロやベリーを使っているので、フルーティーな香りが感じられ、微かな酸味と果実類の甘味が味わえます。

カクテルでの使用は、色を付けるために使われたり、風味を加えるためや、甘味を足すために使用されています。カクテルでの使用だけではなく、お菓子作りの色付け、香りづけなどにも使われています。

  • グレナデンシロップの歴史・原料・種類は ⇒ コチラ

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ビルド & ステア

バー店員がドリンクをかき混ぜている様子を題目にしたステア&ビルド記事

「 ビルド 」とは「 組み合わせる 」または「 注ぐ 」という意味があり、ステアのように完全に混ぜるのではなく、組み合わせる、もしくはグラスに直接注ぐという目的の際に使います。

「 グラスの中に直接材料を注ぐ 」= ビルド、「 バースプーンで混ぜる 」= ステアと覚えれば間違いはありません。

炭酸系の混ぜ方

炭酸系の材料を使う場合は、早く混ぜたり、回す回数が多いと、炭酸が溢れてこぼれてしまうだけでなく、炭酸ガス自体も抜けてしまうのでゆっくり回すように注意しましょう。

バースプーンやマドラーをグラスの内側に沿って底まで入れます。 グラスに当てたままゆっくりと1回転 ~1.5回転回し、先端のスプーンでゆっくりと氷を持ち上げてゆっくりと下ろします。

混ざりにくい材料の場合は、炭酸以外の材料を入れて一度ステアを行い、炭酸類を入れた後に再度軽くステアするようにします。

バースプーンの使い方

ステアのやり方

Step 1 = まず左手はグラスの底を押さえます( ドリンクを体温で温めないため )右手はバースプーンを持ちます。( 左利きの人は逆になります )
Step 2 = バースプーンを動画のように中指と薬指の間に挟みます。
Step 3 = 親指と人差し指もバースプーンを挟んで持ちますが、この2本の役割は、落とさないようにするためだけのものなので軽く持ちましょう。
Step 4 = バースプーンの背中をグラスの内側の縁に沿って底へ持っていきます。
Step 5 = 自分の体より向こう側へ回す際は薬指で左回りに押すように持っていき、自分の体側に戻す際は右周りに中指で引き戻すようにバースプーンを移動させます。 この時にバースプーンの背中は常にグラスの外側へ向いています。

この動作の繰り返しになります。 最初は難しいと思うので、大きめのグラスに氷のみで練習すると良いでしょう。 慣れると便利なので、ぜひマスターしてください。

  • バースプーンの詳しい使い方は ⇒ コチラ

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カクテルスタイル

パンチ Punch ー

カクテルスタイル・パンチ

パンチが広まった時期は19世紀アメリカですが、誕生したのはイギリス植民地のカリブ海でした。誕生はカリブ海ですが、名前はペルシャ語(pinji)やヒンディー語( panch )が語源となっています。意味は「 5種類 」だそうです。

ポンチ、ポンスとも呼び、蒸留酒などをベースに、ジュースや果物、砂糖、スパイスなどの5種類の材料で作ります。

イギリス上流階級の人々によって広められ、当時は現在のサラダボウルのような形をした中国磁器の中に、様々なフルーツやお酒を入れて混ぜるといったスタイルでした。

現在では欧米などで催されるパーティーなどで出される飲み物で、果実を入れたフルーツ・パンチ( フルーツ・ポンチとも言う )が一般的です。

  • カクテルスタイル 紹介ページは ⇒ コチラ

カクテルのTPO用語

オールデイカクテル All day cocktail

ランチとディナー

カクテルには様々なシチュエーション向けに考案されたものがあります。

主に食欲を増進させるための食前酒や、デザートのようなテイストの食後向けカクテルであったり、眠る前に飲むカクテル、飲み過ぎた後の迎え酒などと様々です。

そういったシチュエーションなどに無関係であったり、特にこだわりなく考案されたもので、向き不向きが無いカクテルというのがこの「 オール・デイ・カクテル 」です。

プレディナー Pre dinner cocktail

プレディナーカクテルとは食事前に飲むお酒のことです。

胃を刺激して消化液の分泌を促進することで、消化器官の負担を軽くする働きがあり、食欲増進の効果があります。

プレディナーの習慣が誕生したのは、18世紀後半から19世紀にかけての間にフランス、イタリアの貴族間から始まったそうです。

プレディナーの特徴はアルコール度数が低いこと、スッキリとした口当たりに爽やかさや爽快感があるものが多いです。 テイストは爽やかな甘味、少しの苦味や酸味が特徴的です。

食前酒が並んでいる

お酒の種類はスパークリングワインやビールなどの炭酸類が多く見られ、リキュールではアペロールカンパリといった少し苦味があり、ハーブなどの香りがするリキュールが使われることが多いようです。 カクテルも香り、苦味、爽やかさを使ったものが多く、種類も豊富にあります。

  • カクテルを飲むタイミングの名称紹介は ⇒ コチラ

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フルーツパンチにおすすめのグラス

ハリケーングラス Hurricane grass

ハリケーングラス

ハリケーングラスの「 ハリケーン 」とは台風のことを連想してしまいそうですが、「 ハリケーン・ランタン 」と呼ばれるランプまたはランタンの形に似ていることから付きました。

そもそもハリケーン・ランタンの由来は、ハリケーンのような強い風でも消えないことが名前の由来だそうです。

他のグラスに比べて大容量なため、主にトロピカルドリンクやミックスドリンクに使われることが多く、氷をたっぷりと入れるカクテルに向いています。480ml ~ 600ml の内容量が一般的です。

ゴブレット Goblet

ゴブレットとはグラスに土台と足が付いたグラスの事です。

特徴としてはワイングラスのように足が長くないことと、容量が多く入ることで、タンブラーグラスの代わりや、氷をたっぷり使うカクテル、ビール、ドリンクなどで使われ、パフェなどのデザートの器としても使われます。

使い勝手が良く、見た目も上品さと可愛らしさがあり、様々なシチュエーションであったり、お店などで幅広く使われています。

カクテルグラスゴブレット

ゴブレットが誕生したのは14世紀だと言われていて、名前はフランス語で、「 Goblet 」と表記します。 元々は「 ゴブレー 」と呼んでいたそうですが、いつの間にか「 ゴブレット 」となったようです。

聖杯にもこのゴブレットが使われており、映画「 ハリーポッター 炎のゴブレット 」でもその名前が使われています。 容量は300ml前後が一般標準サイズ。

タンブラーグラス Tumbler glass

タンブラーグラス

「 タンブラー Tumbler 」の語源は「 倒れるもの 」や「 転ぶもの 」の意味があり、元々獣を狩り、残った角等をくり抜いてコップにし、底が真っ平にはならなかったので、よく倒れていたことからこの名前が付いたそうです。

別名ハイボールグラスとも呼ばれることがあり、主にハイボールスタイルや、ソフトドリンクなどに使われています。 オールドファッションドグラス( ロックグラス )を原型として誕生したとも言われ、オールドファッションドグラスをそのまま縦に長くしたような形をしています。

使い勝手が良く、容量も多く入るため、どの家庭にも必ずいくつかはあるグラスで、用途がおおいためか容量の種類も一番多くあると言っても過言ではないでしょう。

素材もガラス製だけではなく、木製、金属製、陶器、プラスチック製と様々なものがあります。 容量は6オンスの180ml、8オンスの240ml、10オンスの300mlが一般的で、飲食業界では略して6タン、8タン、10タンなどと呼ばれているそうです。

フルーツパンチで使う道具

  • このレシピの材料はコチラ ⇒ 材 料
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