シャンパン・ジュレップ|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( シャンパン・ミント )

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目次
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レシピ

材 料

Recipe no.481

  • シャンパン・・・・・・・・・・Full
  • ミントの葉・・・・・・・・・・6枚
  • ライムジュース・・・・・・・・1tsp
  • シュガーシロップ・・・・・・・2tsp
  • このカクテルで使う材料と道具はコチラ ⇒ 材 料道 具

技法 = ビルド

※ Full = 他の材料をグラスに入れ、Fullと記載している材料をグラスの8割~9割まで満たす適量のこと

作り方

グラスは シャンパングラスのフルート型コリンズグラス をおすすめします。

  • Step 1 = グラスにミントの葉5枚、シュガーシロップを入れ、ペストルやバースプーンで軽く潰します。
  • Step 2 = ライムジュース、シャンパンを入れ、少しだけゆっくりと ビルド をして完成です。
  • アルコール度数 = 12% 前後
  • 最適なTPO = 日中 / 食前
  • カクテル言葉 = 「 楽天的 」
  • カクテル誕生日 = 「 6月4日 」

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特徴・感想

ウィスキーベースのロングスタイルで「 ミント・ジュレップ 」というカクテルがあります。このカクテルは世界的に人気があり、毎年行われている世界クラシックカクテル・セールスランキングにも常連として選出されています。ミントの爽やかさが特徴のカクテルで、今回紹介した「 シャンパン・ジュレップ 」はミント・ジュレップから派生したバリエーション・カクテルです。

ミント・ジュレップのベースで使われているバーボン・ウィスキーを、スパークリングワイン( シャンパン )に変えたレシピで、バーボン・ウィスキーに比べて爽やかさと飲みやすさがアップしているカクテルです。

スパークリングワインの爽やかな風味にミントの香りを加え、ほんのりと甘味を感じることもでき、万人受けする一品です。 食前酒( プレディナー Pre dinner cocktail )にとても合うのでおすすめです。

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関連カクテルレシピ リスト・一覧

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〚 他のカクテル レシピリスト 〛

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このカクテルに使う材料

ビルドとは?

材料をグラスに入れて混ぜることを言います。 この「 混ぜる 」にはいくつか種類があり、今回のカクテルには「 ビルド 」を使用します。

お家で簡単人向け

バースプーンやマドラーをグラスの内側に沿って底まで入れます。 グラスに当てたままクルクル回します。 炭酸系を使っている場合は、早く混ぜると炭酸が膨れてこぼれてしまうだけでなく、炭酸自体も抜けてしまうのでゆっくり回すように注意しましょう。

本格的にやってみたい人向け

Step 1 = まず左手はグラスの底を押さえます(ドリンクを体温で温めないため)右手はバースプーンを持ちます。(左利きの人は逆になります)
Step 2 = バースプーンを左の写真にあるように中指と薬指の間に挟みます。
Step 3 = 親指と人差し指もバースプーンを挟んで持ちますが、この2本の役割は、落とさないようにするためだけのものなので軽く持ちましょう。
Step 4 = バースプーンの背中をグラスの内側の縁に沿って底へ持っていきます。
Step 5 = 自分の体より向こう側へ回す際は薬指で左回りに押すように持っていき、自分の体側に戻す際は右周りに中指で引き戻すようにバースプーンを移動させます。 この時にバースプーンの背中は常にグラスの外側へ向いています。

この動作の繰り返しになります。 最初は難しいと思うので、大きめのグラスに氷のみで練習すると良いでしょう。 慣れると便利なので、ぜひマスターしてください。

  • バースプーンの詳しい使い方は ⇒ コチラ

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カクテルスタイル

ジュレップ Julep ー

カクテルのジュレップ

1815年イギリスのフレデリック・マリアット船長がアメリカ南部の農園でミントの香りがする赤ワインを飲んだ事が最古の記録です。

アメリカ南部では古くからあるスタイルで、最初はワインをベースとして飲まれていました。

ミントと若葉と砂糖を混ぜ、砕いた氷を詰めたグラスに スピリッツを注いだスタイルです。

「 ジュレップ 」とは「 苦い薬を飲むための水 」という意味があり、バーボンウイスキーの強さを和らげるために入れる水にミントを加えたことが始まりと言われています。

カクテルのスタイルよりも、「 ミントジュレップ 」というカクテルが先に誕生し、その後「 ジュレップ 」が他のカクテルでも使われ、カクテルスタイルになりました。

  • カクテルスタイル 紹介ページは ⇒ コチラ

カクテルを飲むタイミング用語 TPO

オールデイカクテル All day

カクテルには様々なシチュエーション向けに考案されたものがあります。

主に食欲を増進させるためにサッパリとさせている食前酒や、デザートのようなテイストの食後向けカクテル。 眠る前に飲むカクテル、飲み過ぎた後の迎え酒などと様々です。 オールデイ・カクテルとは、そういったシチュエーションなど向き不向きが無いカクテルのことです。

プレディナー Pre dinner cocktail

プレディナー・カクテル( 食前酒 )とは食事前に飲むお酒のことです。胃を刺激して消化液の分泌を促進することで、消化器官の負担を軽くする働きがあり、食欲増進の効果もあるそうです。

プレディナーの習慣が誕生したのは、18世紀後半から19世紀にかけての間にフランス、イタリアの貴族間から始まったそうです。 現在では西洋料理に飲まれることが文化として定着しています。

プレディナーの特徴はアルコール度数が低いこと、スッキリとした口当たりに爽やかさや爽快感があるものが多いです。 テイストは爽やかな甘味、少しの苦味や酸味が特徴的です。

お酒の種類はスパークリングワインやビールなどの炭酸類が多く見られ、リキュールではアペロールカンパリといった少し苦みがり、ハーブなどの香りがするリキュールが使われることが多いようです。 カクテルも香り、苦味、爽やかさを使ったものが多く、種類も豊富にあります。

  • カクテルを飲むタイミングの名称紹介は ⇒ コチラ

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このカクテルのおすすめ グラス

シャンパングラス Champagne glass

シャンパングラスは口が広く底が浅めで脚付きの「 クープ型 」と、口が小さく縦に丸長になっている「 フルート型 」があります。 先に誕生したのはクープ型です。

クープ型は1663年にシャンパンやスパークリングワインを飲むためにイングランドで作られました。18世紀頃からフランスで使われ始め、1930年代頃からアメリカで使用されるようになりました。

当時シャンパンは、甘めのデザート的なものが多く、パンやケーキなどを付けたりしていました。 そのためこのクープ型は口が広く作られています。 容量は120ml ~ 240mlが一般的。

フルート型は1700年代初頭に、シャンパン自体が甘めのものから、辛口や料理に合うものに変化していきました。そして最初は陶器や金属の素材で作られていましたが、ワイングラスをガラスの素材に代える際に、一緒に作られました。

始めはまっすぐな円錐形でしたが、炭酸を逃しにくくするために、下から中央まで膨らみ、中央から上部にかけて狭くなっている形になりました。 ヨーロッパではビールを飲むのにも使われたそうです。 容量は180ml ~ 300mlが一般的。

コリンズグラス Collins glass

背の高い円柱形の細い形をしたグラスで、ラムベースの
「 ゾンビ 」を飲むために使われるため、その名前が付いたのが最初と言われています。その後ジンベースのカクテル「 トム・コリンズ 」の人気が出るとコリンズグラスとも呼ばれるようになりました。

他にもチムニーグラスやトールグラス、煙突グラスとも言われることがあり、別名の多いグラスです。 これだけ名前が多いということは、それだけ様々な場面で多くの人に使われているという事かもしれません。

背が高く細いので倒しやすいという難点がありますが、その細さは炭酸を抜けにくくしているためという最大のメリットがあり、炭酸系のカクテルをつくる時には必ずと言っていいほど使われるグラスです。 容量は270ml ~ 360mlくらいが一般的。

このカクテルに使う道具

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