レシピ
材 料
Recipe no.383
- 黒ビール・・・・・・・・・・200ml
- ミルク・・・・・・・・・・・100ml
- シュガー・シロップ・・・・・2tsp
技法 = ビルド
※ 1tsp = バースプーン1杯分の分量のこと
作り方
グラスは ピルスナーグラス を使いましょう。 他には ゴブレット、タンブラーグラス が使われることが多いです。
- Step 1 = よく冷やしたグラスに、ミルクとシュガー・シロップを入れます。
- Step 2 = しっかりと ビルド をします。
- Step 3 = 黒ビールを入れ、ゆっくりと ビルド をして完成です。
- アルコール度数 = 3% ~ 4% 前後
- 最適なTPO = 食後 / 迎え酒


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特徴・感想

今回紹介した「 ブラック & ホワイト 」とは、その名前の通り黒ビールの黒色とミルクの白色を合わせた異色の組み合わせのカクテルです。
ネーミングはブラック&ホワイトですが、黒い材料と白い材料を混ぜているので、見た目は茶色です。
黒ビールのコクとミルクのコクが合わさり、ビールの苦味を和らげ、デザート感覚で飲めるカクテルで、ビール好きの方には、何杯か飲むビールの内一杯をこのカクテルに変えることで、いつもと違う意外性を楽しめますし、ビールが苦手な方でもカクテルとして美味しく楽しめる一品です。
このカクテルで使う材料


ビルドとは?

材料をグラスに入れて混ぜることを言います。 この「 混ぜる 」にはいくつか種類があり、今回のカクテルには「 ビルド 」を使用します。
お家で簡単人向け
バースプーンやマドラーをグラスの内側に沿って底まで入れます。 グラスに当てたままクルクル回します。 炭酸系を使っている場合は、早く混ぜると炭酸が膨れてこぼれてしまうだけでなく、炭酸自体も抜けてしまうのでゆっくり回すように注意しましょう。
本格的にやってみたい人向け

Step 1 = まず左手はグラスの底を押さえます(ドリンクを体温で温めないため)右手はバースプーンを持ちます。(左利きの人は逆になります)
Step 2 = バースプーンを左の写真にあるように中指と薬指の間に挟みます。
Step 3 = 親指と人差し指もバースプーンを挟んで持ちますが、この2本の役割は、落とさないようにするためだけのものなので軽く持ちましょう。
Step 4 = バースプーンの背中をグラスの内側の縁に沿って底へ持っていきます。
Step 5 = 自分の体より向こう側へ回す際は薬指で左回りに押すように持っていき、自分の体側に戻す際は右周りに中指で引き戻すようにバースプーンを移動させます。 この時にバースプーンの背中は常にグラスの外側へ向いています。
この動作の繰り返しになります。 最初は難しいと思うので、大きめのグラスに氷のみで練習すると良いでしょう。 慣れると便利なので、ぜひマスターしてください。
- バースプーンの詳しい使い方は ⇒ コチラ
このカクテルのおすすめ グラス
ピルスナーグラス Pilsner glass

ピルスナーとは1842年にチェコのピルゼンで生まれたビアスタイルです。 世界で最も多く飲まれているビールで、日本国内の流通しているビールの9割がこのピルスナーに分類されるものです。 キレのある喉越しとホップの苦みが特徴です。世界でも7割がピルスナータイプと言えます。
ピルスナータイプの特徴は爽やかな味わいと喉越しの良い口当たりです。その特徴を最大限に生かすグラスとして生まれたのがこのピルスナーグラスです。背の高いグラスにする事で、ビールを飲むときにピリッとした炭酸が真っすぐ口の中へ入ってくるので、口の狭さが炭酸が抜けるのを抑えます。
背が高く真っすぐなことで、グラスの底から浮き上がってくる気泡が美味しそうな見た目を演出し。ビールを目でも楽しむこともできます。
310ml ~ 375ml の内容量が入るサイズが一般的。
ゴブレット Goblet
ゴブレットとはグラスに土台と足が付いたグラスの事です。 特徴としてはワイングラスのように足が長くないことです。 容量も多く入るため、タンブラーグラスの代わりや、氷をたっぷり使うカクテルや、ビール、ドリンク以外でもパフェなどのデザートの器としても使われます。 使い勝手が良く、見た目も上品さと可愛らしさがあり、様々なシチュエーションやお店などで使われています。
ゴブレットが誕生したのは14世紀だと言われています。 名前はフランス語で、「 Gobelet 」と表記します。 元々は「 ゴブレー 」と呼んでいたそうですが、いつの間にか「 ゴブレット 」となったようです。

聖杯などにも使われているのもこのゴブレットで、映画「 ハリーポッター 炎のゴブレット 」でもその名前が使われています。
容量は300ml前後が一般標準サイズ。
タンブラーグラス Tumbler glass

カクテルのみならず様々なドリンクに使われる最も一般的なグラスです。
「 タンブラー Tumbler 」の語源は「 倒れるもの 」や「 転ぶもの 」の意味があり、元々獣を狩り、残った角等をくり抜いてコップにし、底が真っ平にはならなかったので、よく倒れていたことからこの名前が付いたそうです。 別名ハイボールグラスとも呼ばれることがあり、主にハイボールスタイルや、ソフトドリンクなどに使われています。 オールドファッションドグラス( ロックグラス )を原型として誕生したとも言われ、オールドファッションドグラスをそのまま縦に長くしたような形をしています。
使い勝手が良く、量も多く入るため、どの家庭にも必ずいくつかはあるグラスで、用途がおおいためか容量の種類も一番多くあると言っても過言ではないでしょう。
素材もガラス製だけではなく、木製、金属製、陶器、プラスチック製と様々なものがあります。 容量は6オンスの180ml、8オンスの240ml、10オンスの300mlが一般的で、飲食業界では略して6タン、8タン、10タンなどと呼ばれているそうです。容量は180ml ~ 300mlが一般的。
- グラス紹介ページは ⇒ コチラ
このカクテルで使う道具



