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それではごゆっくりとご覧ください。
「アナナス」という言葉には、なにか詩的な意味があるはずだと思いませんか。実はその通りなのですが、多くの資料が主張する語源とは違います。この言葉は、ブラジル先住民の言語トゥピ語で「素晴らしい果物」を意味する「ナナス」に由来し、ポルトガル語やフランス語へと受け継がれました。一方、英語は独自の道を歩み、「パイナップル」という呼び方を選びました。
オルデスロー・アナナスの甘酸っぱいベースに、レモンの鋭い酸味とジンジャーエールのドライな刺激が重なり、アルコール度数わずか3%のまま、すっと喉を通る爽やかな後味に仕上がります。
今夜一杯、思っていたよりずっと遠くを旅してきた名前を、味わってみてください。
レシピと作り方
材 料

Recipe no.039
- オルデスローエ・アナナス・・・・40ml
- レモンジュース・・・・・・・・・20ml
- ジンジャーエール・・・・・・・・Full
- パインカット
※ Full = グラスの8割~9割まで満たす適量のこと
作り方

グラスにオルデスローエ・アナナス、レモンジュースを入れ、ステアした後に氷を入れます。
泡立たないように静かにジンジャーエールを満たし、ゆっくりと軽くステアをします。
炭酸類を混ぜる場合は、ゆっくりと1~2回転ステアし、氷を上げ下げすれば混ざります。
お好みでパインカットや、フルーツカットを飾り完成です。
※ 酸味が強く感じられた方は、レモンジュースを10mlにし、オルデスローエ・アナナスを45mlにするとバランスがよく、酸味が抑えられます。
- 技法 = ステア
- グラス = コリンズグラス / タンブラー
- スタイル = クーラー
- アルコール度数 = 3% 前後
- 最適なTPO = 日中 / 食前
- カクテル言葉 = 「 戸惑う心 」
- カクテル誕生日 = 「 11月30日 」
アナナスクーラーの詳細と動画
特徴・味わい

「アナナス」という名前には詩的な意味があると思われがちですが、実は一般に言われる内容とは違います。この語はブラジルの先住民言語トゥピ語の「ナナス」に由来し、意味は「優れた果実」。ポルトガルの探検家が南米でこの言葉を知り、今日のアナナスという呼び名になりました。ポルトガル語やフランス語、一部のスペイン語圏では今もこの呼称が使われますが、英語だけは「パイナップル」という道を選びました。
アナナスクーラーは、南国果実の個性を活かした軽やかなロングカクテル。甘酸っぱいベースにレモンの酸味とジンジャーエールの辛口の刺激が重なり、爽やかな後味に。アルコール感が穏やかなので、昼にも食前にも活躍します。レモンの酸がリキュールの甘みを引き締め、辛口のジンジャーエールを選べばキレが増します。パインカットを添えれば香りが立ち、私ならフレッシュパインがあれば絶対に添えたいところです。
ポイント・アレンジ・相性の良い食べ物

- 相性の良い食べ物・おつまみ・・・プレッツェルやナッツなど塩気のあるおつまみがよく合います。塩がリキュールの甘さを引き締め、パインの風味を引き立てます。
- 作り方のポイント・注意点・・・よくある失敗は、ソーダを勢いよく注いで炭酸を飛ばしてしまうことです。氷に沿ってゆっくり注ぐことで、より活き活きとした仕上がりになります。
- アレンジ・・・ジンジャーエールをトニックに変えるとよりドライで苦味のある仕上がりに。フレッシュミントを潰して加えれば香りが一層引き立ちます。
レシピ動画
- レシピ動画|樽岡潤 Channel Home
材料リスト
パイナップルのお酒と言えばそれだけで飲みやすそうなイメージを抱かれるのではないでしょうか? 爽やかなこのリキュールは、炭酸系、果実系のジュースと幅広く合うマルチなお酒です。
本格辛口として100年以上の歴史を持つブランド。ガツンと強い生姜、辛味が特徴で、喉元の刺激がたまらなく、後味がスッキリしているので、夏に冷やせば突き抜けるような爽快感を楽しめます。
バーテンダー経験者が描く小説『 Bar 灯影 ~まだ名前のない約束たち~ 』

東京の雑居ビルの地下にある、隠れ家バー「Bar 灯影」。寡黙なマスターと、仕事帰りに通う23歳の彩香のもとに、毎晩いろいろな事情を抱えた客がやってきます。
マスターは多くを聞かず、その夜の一杯だけを差し出します。カクテルの所作や味わいは、バーで働いていた筆者が、現場の記憶をもとに描いています。
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