アースクエイク のカクテルレシピ・作り方・特徴・由来|ドライジン + アブサン + ウイスキー

ジンベースショートカクテルのアースクエイク

※ こんにちは、当ブログの管理人です。当ブログではアフィリエイト広告を利用しております。
それではごゆっくりとご覧ください。

アースクエイクは、その名のとおり、ちょっとしたユーモアを持つカクテルです。『サヴォイ・カクテルブック』には、「飲んでいる最中に地面が揺れても、気づかないだろう」と書かれています。

ドライジン、ウイスキー、アブサンを同量ずつ力強くシェークすると、アブサンが氷に触れて、かすんだ金色の一杯に。大胆なアルコールの衝撃をウイスキーの温かな甘みが包み、アニスとニガヨモギの神秘的な香りが深く広がります。寝酒としてゆっくり味わいながら、今夜その揺れを体験してみてください。

[ スポンサーリンク ]
目次

レシピと作り方

材 料

ドライジンのおすすめ銘柄リスト
ウイスキーのおすすめ銘柄リスト

作り方

アースクエイクの詳細・動画

由 来

ハーブ系リキュールアブサン

アースクエイクは、アブサンの文化がヨーロッパで花開いた、19世紀末から20世紀初頭の時代に連なるカクテルです。もっとも知られているレシピは、1930年にハリー・クラドックが著した『サヴォイ・カクテルブック』に載っているもので、ジン、ウイスキー、アブサンを同量ずつシェークして作ります。

クラドックは、この名前について有名なジョークを添えています。「飲んでいる最中に地震が起きても、まったく気にならないから」というのです。つまり、地面の揺れに気づかないほど強烈な一杯、という意味が名前に込められています。

この名前は、アブサン全盛期のパリも思い起こさせます。アブサンとコニャックを合わせた強烈な一杯「トランブルマン・ド・テール(地震)」は、画家ロートレックと結びつけて語られてきました。どちらも、アブサンの時代の大胆な精神を宿したお酒です。

特徴・味わい

バーカウンターに置かれたタンカレードライジン

ドライジンがキリッとした辛口とボタニカルの爽やかさを、ウイスキーが芳醇な香りとなめらかな奥行きを添えます。ニガヨモギやアニス、フェンネルで造られるハーブのスピリッツ、アブサンは、独特のハーブの香りを加えます。

シェークすると、ほんのり白く濁ることがあります。アブサンに含まれるアニスの油分が、氷から溶けた冷たい水に触れて白濁するためで、これがアースクエイクのかすんだ金色の輝きを生みます。

ひと口目には力強いアルコールの衝撃があり、続いてウイスキーの甘やかな香りとアブサンの神秘的なハーブ、深く妖しい余韻が広がります。私なら、寝酒としてゆっくり味わいます。この強さには、静かで急がない時間がよく似合うからです。

ポイント・アレンジ・相性の良い食べ物

黒い器に盛られた、アーモンド、カシューナッツ、ヘーゼルナッツ、ピスタチオなどの塩味ミックスナッツを、暗い石のテーブルの上から俯瞰で撮影した写真

作り方のポイント

  • シェークが短すぎる(よくある失敗)・・・スピリッツだけのカクテルなので、軽く振って終わらせる方が多くいます。加水が足りないと、アルコールが強く荒々しい味になってしまいます。シェーカーに霜がつくまで約15秒しっかり振れば、溶けた氷が角を丸め、ハーブの香りも開きます。
  • ウイスキーを選ぶ・・・ブレンデッド・スコッチならクラシックでバランスのとれた味わいに、バーボンならやわらかなバニラの甘みが加わります。私なら、初めての方にはバーボンを選びます。まろやかさが、アブサンの力強いハーブの刺激をやさしく和らげてくれるからです。
  • アブサンの度数に注意・・・アブサンの度数は、約45%から70%を超えるものまでさまざまです。とても強いボトルを使う場合は、15mlに減らしましょう。チェイサーの水を添えて、急がずゆっくり味わうのがこの一杯の楽しみ方です。

アレンジ

  • クローブを刺したレモン・・・数粒のクローブを刺したレモンのくし切りを飾ります。温かなスパイスと明るい柑橘の香りがひと口ごとに立ちのぼり、アブサンの角をやわらげて、華やかな香りを添えます。
  • パスティス・アースクエイク・・・アブサンを、ペルノーやリカールなどのパスティスに替えます。度数が低く、まろやかで甘いアニスの風味になるので、神秘的な個性はそのままに、より飲みやすくなります。

相性の良い食べ物・おつまみ

  • ロックフォールチーズとはちみつ・・・チーズの塩気と刺激的なコクがカクテルの強さに負けず、はちみつの甘さがウイスキーの温かさとアブサンのハーブをつないで、食後にぴったりの力強い組み合わせになります。
  • スモークアーモンド・・・燻製の香ばしいカリッとした食感がウイスキーの奥行きと響き合い、塩気がアルコールの刺激をやわらげて、ひと口ごとをまろやかにしてくれます。
  • ダークチョコレート・・・カカオのほろ苦さが、アブサンのアニスやフェンネルと出会う定番の組み合わせです。チョコレートのコクが飲むペースをゆるやかにし、落ち着いた寝酒の時間を長く楽しめます。

レシピ動画

材料リスト

キリッとした味わいとクリアな飲み口が特徴。シンプルなカクテルで本来の個性が際立ちます。シェーカーをモチーフにした緑色の丸みあるボトルも印象的な一本です

¥2,050 (2026/07/11 12:33時点 | Amazon調べ)

キレと素朴な風味と微かな甘味も感じられます。スッキリとした後味と香りのバランスが良く、カクテルに使うオススメなコスパの良いブレンデッド・スコッチです。

ニガヨモギのエキスを主に使用したハーブ系リキュールです。 過去に販売禁止となったアブサンを安全なものに変え復刻し、アニス、フェンネルの風味が特徴的な一品です。

¥3,750 (2026/07/11 13:37時点 | Amazon調べ)

バーテンダー経験者が描く小説『 Bar 灯影 ~まだ名前のない約束たち~ 』

バー小説シリーズ「Bar 灯影 〜まだ名前のない約束たち〜」のバナー。木の壁に囲まれた落ち着いたバーで、ランプの灯りとウイスキーグラスのそばに座り微笑む、長い黒髪の女性

東京の雑居ビルの地下にある、隠れ家バー「Bar 灯影」。寡黙なマスターと、仕事帰りに通う23歳の彩香のもとに、毎晩いろいろな事情を抱えた客がやってきます。
マスターは多くを聞かず、その夜の一杯だけを差し出します。カクテルの所作や味わいは、バーで働いていた筆者が、現場の記憶をもとに描いています。

関連 カクテルレシピ リスト

⇒ 画像 / タイトルをクリックでレシピリストページへ

〚 他のカクテル レシピリスト 〛

目次