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19世紀サンフランシスコで誕生した「 ピスコパンチ 」は、南米の蒸留酒ピスコと果実の甘酸っぱさが絶妙に融合した伝説のカクテル。黄金色に輝くその一杯は、トロピカルで爽やかな味わいが特徴で、晴れた日の午後やパーティーにもぴったりです。歴史と情熱が詰まった一杯を、ぜひ体験してみてください。
レシピと作り方
材 料

Recipe no.510
- ピスコ・・・・・・・・・・・・40ml
- パイナップルジュース・・・・・20ml
- ライムジュース・・・・・・・・15ml
- シュガーシロップ・・・・・・・10ml
- オレンジビター・・・・・・・・2dash
※ 1dash = ビターボトル一振り、目安は1滴の量
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作り方

シェーカーにピムス、パインジュース、ライムジュース、シュガーシロップ、オレンジビター、氷を入れます。
しっかりとシェークした後にシェークした材料をグラスヘ注ぎ、氷を入れて完成です。
- 技法 = シェーク
- グラス = オールドファッションド
- スタイル = パンチ
- アルコール度数 = 18% ~ 19% 前後
- 最適なTPO = 日中 / 食後
- カクテル言葉 = 「 鳥 」
- カクテル誕生日 = 「 10月22日 」
ピスコパンチの詳細と参考動画
由来・誕生

Photo|カリフォルニア・ゴールドラッシュ当時の採鉱者を運ぶ船の宣伝 ( Wikipedia )
ピスコパンチは、19世紀後半のサンフランシスコで生まれた、歴史あるカクテルです。この一杯が生まれた背景には、ゴールドラッシュ時代に南米から渡った人々によって持ち込まれた蒸留酒「 ピスコ 」の人気がありました。
カクテルの生みの親は、サンフランシスコの名店「 バンク・エクスチェンジ・バー 」のバーテンダー、ダンカン・ニコル。ピスコにパイナップルジュースやライムを加えた黄金色のレシピは、その華やかさと飲みやすさから大評判となり、「 サンフランシスコに来たら飲むべき三つの体験 」のひとつにまで数えられました。
当時は門外不出のレシピとして知られ、レモンやスパイス入りの芳香水やコカインまで含まれていたとも言われるほど。まさに伝説のカクテルです。
特徴・味わい

今回紹介した「 ピスコ・パンチ 」のピスコとは、ペルーやチリで生産されているブドウを原料としたスピリッツです。ジンやウォッカと同じ蒸留酒ですが、主原料が穀物ではなくブドウから造られているので、フルーティーな香りが特徴的です。
ペルーとチリで造られていて、どちらも同じ名前なのですが、製造方法が異なり、ペルーの場合は原産地呼称が認められ、テキーラやシャンパンのようにペルー内の5つの地域でしか生産されていません。
ピスコパンチは、フルーティーな甘酸っぱさと、ブドウ由来の蒸留酒“ピスコ”の香り高さが調和した爽やかなカクテルです。その魅力は、果実感あふれるジュースの組み合わせとピスコの独特な風味が、飲みやすさと飲みごたえの両方を叶えている点にあります。
パイナップルジュースの甘みとトロピカルな香り、ライムジュースのキリッとした酸味、そしてシュガーシロップのまろやかさが全体を包み込むことで、味のバランスが絶妙に整います。オレンジビターズが後味にほのかな苦味を添え、上品さも感じさせます。
カジュアルな見た目ながらも、南米の情熱と奥深さを秘めた一杯。晴れた休日やパーティーの乾杯にもぴったりの華やかさを持っているパンチ・スタイルのカクテルです。
ピスコパンチは調べれば調べるほどレシピがバラバラでした。 共通点はピスコ、パイナップルジュース、ライムジュースを使っていることです。 今回紹介したレシピでなくともご自分の好みに合わせたレシピで楽しむのも良いかもしれません。
Point|バーテンダーからのおすすめ
・ピスコはできればペルー産のものを使用すると、より華やかな香りが引き立ちます
・ジュース類はフレッシュなものを使うと、味わいが格段に上がります
・仕上げにオレンジピールを軽く絞って香りを添えると、印象がぐっと大人に
参考動画
- 参考動画|「 The Educated Barfly 」https://www.youtube.com/@TheEducatedBarfly
材料リスト
芳醇な香りとフルーティな余韻が特徴のペルー産ピスコ。複数品種のブドウをブレンドし、伝統的な単式蒸留で造られる芳醇で、味わいに奥行きを持つまろやかなピスコです。

南国の恵みを受けて育った厳選パインを、保存料・着色料不使用で日本国内製造を行ているブランド。 酸味と甘味のバランスが良く、カクテルに使いやすい一品です。

圧搾のみで搾り出した100%ジュース。濃縮還元していないため、ビタミンC、クエン酸などが損なわれておらず、有機生ライム成分がそのまま楽しめてカクテルにも最適な一品です。

創業1885年の日本の老舗で、明治時代には洋食文化が次々と輸入される中、食品界の時代の最先端を走ってきたブランドです。糖度が高いので伸びがよく、ほのかに漂うバニラの香りが特徴です。
オレンジの果皮を加えた様々なハーブエキスを配合。ドライな仕上がりで、あらゆるカクテルの香り付けに欠かすことの出来ない逸品。欧州ではスタンダードなオレンジビター。

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ー ピスコパンチのランキング歴 ー
- 2022年・50th / 初選出
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