スティンガーオンザロック|カクテルレシピ・作り方・特徴|ブランデー + ミントリキュール

ブランデーベースロングカクテルのスティンガーオンザロック
目次
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レシピと作り方

スティンガーオンザロックの材料

Recipe no.283

  • コニャック・・・・・・・・・・50ml
  • ホワイトミントリキュール・・・15ml
  • このレシピの材料はコチラ ⇒ 材 料

技法 = ステア

スティンガーオンザロックの作り方

グラスは オールドファッションドグラス( ロックグラス )を使用します。

STEP
準備する

グラスに氷を入れ、氷をかき混ぜてグラスを冷やし、余分に出た水分を捨てます。

STEP
ステアする

コニャック、ホワイトミントリキュールを入れ、ステアをして完成です。


  • このレシピの道具はコチラ ⇒ 道 具
  • アルコール度数 = 33% ~ 34% 前後
  • 最適なTPO = 日中 / 食後
  • カクテル言葉 = 「 不明 」
  • カクテル誕生日 = 「 不明 」

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スティンガーオンザロックの特徴・感想

チューリップグラスに入ったブランデー

ブランデーベースのカクテル、ティンガーをロックスタイルに変えたカクテルです。 分量が少し違うこと以外はそのままロックスタイルになったカクテルで、通常シェークをすると氷が微量分溶け、材料に混ざりますが、ロックスタイルはそのままグラスヘ注いでいるので、出来上がり状態のときは通常のスティンガーよりもアルコール度数は高くなっています。 ただ時間が経過すると同時に、ロックスタイルは氷が溶けてくるので、ショートスタイルよりもアルコール度数は下がります。そのため飲み始めと飲み終わりでの飲みごたえの違いを楽しむことができます。

ブランデーのコク、香りに、ミントリキュールの突き抜けるような爽やかさが混ざり合ったレシピで、ミントリキュールの爽やかさがブランデーのクセを和らげ、飲みやすいカクテルです。 食後酒( digestif )の代表的カクテルでもあります。

スティンガーオンザロックの材料

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スティンガーの由来・バリエーションカクテル

ブランデーベースショートカクテルのスティンガー

スティンガーの由来

ホテルのレストラン

「 スティンガー 」とは、昆虫や植物系の「 針 」の意味です。 ミントリキュールの指すような風味からこの名前が付いたと言われています。 20世紀初期、アメリカ・ニューヨークにあるレストラン「 コロニーレストラン 」で考案され、その店の看板メニューになったそうです。

その後スティンガーは1947年以降、数多くの映画で使われて世界中に知れ渡ります。 ウォッカ・マティーニで有名な007でも使われ、その知名度を上げました

Photo|ホテルレストランのイメージ

スティンガーのバリエーションカクテル

カクテルスティンガーのイメージ
  • スティンガー・・・・・・・スティンガーの本家本元。ブランデーベース。
  • ホワイトスパイダー・・・・スティンガーのブランデーをウォッカに変更したレシピ。別名ウォッカスティンガー。
  • イタリアンスティンガー・・ミントリキュールをアマレットに変更したレシピ。
  • エメラルド・・・・・・・・スティンガーのホワイトミントをグリーンミントに変更したレシピ。
  • デビル・・・・・・・・・・エメラルドに、レッドチリパウダーを振りかけたカクテル。

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ビルド & ステア

バー店員がドリンクをかき混ぜている様子を題目にしたステア&ビルド記事

「 ビルド 」とは「 組み合わせる 」または「 注ぐ 」という意味があり、ステアのように完全に混ぜるのではなく、組み合わせる、もしくはグラスに直接注ぐという目的の際に使います。

「 グラスの中に直接材料を注ぐ 」= ビルド、「 バースプーンで混ぜる 」= ステアと覚えれば間違いはありません。

炭酸系の混ぜ方

炭酸系の材料を使う場合は、早く混ぜたり、回す回数が多いと、炭酸が溢れてこぼれてしまうだけでなく、炭酸ガス自体も抜けてしまうのでゆっくり回すように注意しましょう。

バースプーンやマドラーをグラスの内側に沿って底まで入れます。 グラスに当てたままゆっくりと1回転 ~1.5回転回し、先端のスプーンでゆっくりと氷を持ち上げてゆっくりと下ろします。

混ざりにくい材料の場合は、炭酸以外の材料を入れて一度ステアを行い、炭酸類を入れた後に再度軽くステアするようにします。

バースプーンの使い方

ステアのやり方

Step 1 = まず左手はグラスの底を押さえます( ドリンクを体温で温めないため )右手はバースプーンを持ちます。( 左利きの人は逆になります )
Step 2 = バースプーンを動画のように中指と薬指の間に挟みます。
Step 3 = 親指と人差し指もバースプーンを挟んで持ちますが、この2本の役割は、落とさないようにするためだけのものなので軽く持ちましょう。
Step 4 = バースプーンの背中をグラスの内側の縁に沿って底へ持っていきます。
Step 5 = 自分の体より向こう側へ回す際は薬指で左回りに押すように持っていき、自分の体側に戻す際は右周りに中指で引き戻すようにバースプーンを移動させます。 この時にバースプーンの背中は常にグラスの外側へ向いています。

この動作の繰り返しになります。 最初は難しいと思うので、大きめのグラスに氷のみで練習すると良いでしょう。 慣れると便利なので、ぜひマスターしてください。

  • バースプーンの詳しい使い方は ⇒ コチラ

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カクテルのTPO用語

オール・デイ・カクテル All day cocktail

ランチとディナー

カクテルには様々なシチュエーション向けに考案されたものがあります。

主に食欲を増進させるための食前酒や、デザートのようなテイストの食後向けカクテルであったり、眠る前に飲むカクテル、飲み過ぎた後の迎え酒などと様々です。

そういったシチュエーションなどに無関係であったり、特にこだわりなく考案されたもので、向き不向きが無いカクテルというのがこの「 オール・デイ・カクテル 」です。

ディジェスティフ Digestif

「 ディジェスティフ Digestif 」とはフランス語で食後に飲むお酒のことで、英語では「 アフターディナー・ドリンク After dinner drink 」と呼びます。

特徴としてはブランデーなどのアルコール度数が高めのスピリッツを使い、クリームなどの甘味の強いものを材料に使う傾向があります。

アルコール度数が高いカクテルが多いのには理由があり、満腹になった後にアルコール度数が高めのお酒を飲むことで、食後の疲れた胃に刺激を与えます。

女性が食後のコーヒーを飲んでいる

刺激を与えることにより、再度活性化させ消化を促進させる役割を持っているのです。

香りがあり、甘口のものが多い理由は、デザート感覚で楽しめることで、更なる満足感を与えることが目的としてあり、他には香り高いもので気分を落ち着かせることがあります。

  • カクテルを飲むタイミングの名称紹介は ⇒ コチラ

スティンガーオンザロックにおすすめのグラス

オールドファッションド グラス Old fashioned glass ー

オールドファッションどグラス・ロックグラス

カクテルやウイスキーなどをオン・ザ・ロック・スタイルで飲むためのグラス。 口が広く背が低いのが特徴で、大きく丸い氷を入れたりできます。

タンブラーグラスの上半分をなくした様な形をしていて、タンブラーグラスの原型となったグラスだと言われています。

正式名はオールドファッションドグラスで、この名前はカクテル「 オールドファッションド 」から由来していると言われています。

古来からあるものなので、「 オールドファッションド = 古風な 」という意味が由来とも言われています。 現在では名前が長く言いにくいためか、「 ロックグラス 」として広く使われています。
容量は180ml~450mlまで幅広くあります。

スティンガーオンザロックで使う道具

  • このレシピの材料はコチラ ⇒ 材 料
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