春望 – シュンボウ – のカクテルレシピ・作り方・特徴・由来|春にぴったりな梅酒のカクテル

梅酒ベースショートカクテルの春望

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梅酒のやさしい甘さに、オレンジキュラソーとライチリキュールが織りなすフルーティーな香り――。「 春望 」は、春の訪れを感じさせる上品で華やかなカクテルです。見た目も味わいも軽やかで、カクテル初心者にもぴったり。和の趣と果実の風味が調和した、心ほどける一杯をぜひ味わってみてください。

目次
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レシピと作り方

材 料

オレンジキュラソーのおすすめ銘柄リスト
ライチリキュールのおすすめ銘柄リスト

作り方

  • 技法 = ステア
  • グラス = カクテルグラス
  • アルコール度数 = 22% ~ 23% 前後
  • 最適なTPO = 日中 / 食後
  • カクテル言葉 = 「 不明 」
  • カクテル誕生日 = 「 不明 」

春望の詳細

春望のとは

「 春望 」とは中国の唐の時代に生まれた詩で、755年~763年にあった安史の乱の最中に詠んだ五言律詩( 一句五字、八句でできている詩のこと )として記録に残っています。

生みの親は中国史の中でも代表的な詩人である「 杜甫 」。 杜甫の代表作であり、日本でも有名な漢詩の一つです。

杜甫とは712年~770年に中国史上最高の詩人として活躍した宮廷詩人です。 幼少のころからその才能を見出され、後に「 詩聖 」とも呼ばれています。

Photo|杜甫|画像引用 Wikipedia

中国の詩人の杜甫

漢詩春望

杜甫の詩春望

戦乱によって都長安は破壊されたが、大自然の山や河は依然として変わらず、町は春を迎えて草木が生い茂っている。
時世のありさまに悲しみを感じて、花を見ても涙を流し、家族との別れを辛く思っては、鳥の鳴き声を聞いてさえハッとして心が傷むのである。
うち続く戦いの狼煙は三カ月の長きにわたり、家族からの音信も途絶え、たまに来る便りは万金にも相当するほどに貴重なものに思われる。
心労のため白髪になった頭を掻けば一層薄くなり、冠を止める簪をさすことができないほどである。( 現代語訳 )

春望の特徴・感想

梅の木

春の訪れを感じさせる、華やかで飲みやすいカクテルを探しているなら「 春望 」はぴったりの一杯です。このカクテルは、甘味のある梅酒をベースに、オレンジキュラソーとライチリキュール( ディタ )を組み合わせた、優しくも印象的な味わいが特徴です。

梅酒のまろやかさとオレンジキュラソーの柑橘の甘味、そこにライチの爽やかな香りが重なることで、甘いながらも重くならない、すっきりとした飲み心地を実現しています。全体的にリキュールのみで構成されているためアルコール度数も控えめで、初心者の方でも安心して楽しめます。

見た目にも淡い色合いが美しく、春の季節にぴったりのカクテルです。和の情緒とフルーティーな味わいが融合した、心に残る一杯です。


[ Point ]・・・春望は氷を入れたロックスタイルか、しっかり冷やしたカクテルグラスでの提供がおすすめです。ディタの香りは時間とともに飛びやすいため、作ってすぐに提供するのが理想。薄くスライスしたライムやミントを添えると、より春らしい雰囲気に仕上がります。

材料リスト

国産の梅を100%使用し、芳香成分を抽出しやすい焙煎樽で梅酒を熟成させた梅酒。梅酒の香りとうまみが染み込んだ梅酒貯蔵の樽で、ウイスキーを合わせるといった山崎ならではのプレミアムな梅酒です。

オレンジの果皮を漬け込み加糖をしたリキュール。ベースのお酒のお供としてよく使われていて、オレンジ色に着色されており、オレンジの香りとブランデーの芳醇さが豊かなリキュールです。

フランス生まれのライチリキュール。ライチの上品な香りとテイストが特徴的で、滑らかな口当たりと爽やかな香りが果実系ジュース以外にもソーダやトニックウォーターとの相性も抜群です。

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