ライジングサンのカクテルレシピ・作り方・特徴｜テキーラ + シャルトリューズ + ライムジュース

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ライジングサンは、1963年に厚生大臣賞を受賞した日本を代表するカクテルです。「昇る太陽・朝日」を意味する名の通り、グラスの中に美しい朝日と旭日旗をイメージした縁起物の一杯。テキーラの力強さとシャルトリューズの複雑な甘さ、ライムの酸味が調和し、塩のスノースタイルが唯一無二の味わいを生み出します。日本の伝統美を込めた特別な一杯を、ぜひ体験してください。

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レシピと作り方

材料

Recipe no.520

テキーラ・・・・・・・・・・・30ml
シャルトリューズ・ジョーヌ・・20ml
ライムジュース・・・・・・・・10ml
スロージン・・・・・・・・・・1tsp
マラスキーノチェリー
塩スノースタイル

※ 1tsp = バースプーン1杯分の分量のこと

このカクテルの〚材料リスト〛へ ⇓

テキーラのおすすめ銘柄リスト

作り方

Step

準備する

グラスの縁をレモンカットやライムカットなどで軽く濡らし、塩を付着させます。（小皿などに塩を広げ、レモンなどで軽く濡らしたグラスを逆さにしてグラスを横に回して塩を付けます）
マラスキーノチェリーを水の入った小さなグラスヘ入れ、コロコロと回し軽く洗い取り出します。
（カクテルのテイストを薄めないために、水気をよく取りましょう）

Step

材料を合わせてシェークする

シェーカーにテキーラ、シャルトリューズ・ジョーヌ、ライムジュース、氷を入れしっかりとシェークを行います。

シェーカーの使い方 ➡

Step

仕上げ

シェークした材料を塩に当たらないようにグラスヘ注ぎ、マラスキーノチェリーを入れ、スロージンをフロートさせれば完成です。

ステアのやり方 ➡

技法 = シェーク & ステア
グラス = カクテルグラス
アルコール度数 = 32% ～ 33% 前後
最適なTPO = 日中 / 食前
カクテル言葉 = 「恋の予感」
カクテル誕生日 = 「 2月25日」

ライジングサンの詳細・動画

由来・特徴

Photo｜1902年旭日旗を持つ幼少期の昭和天皇

ライジングサンは、1963年に開催された「調理師法施行10周年記念カクテル・コンクール」で厚生大臣賞を受賞した、日本を代表するカクテルです。考案者は今井清氏。「ライジングサン(Rising Sun)」とは「昇る太陽・朝日」を意味し、美しい朝日と昇る太陽をグラスの中に表現しています。また、太陽や太陽光をモチーフにした日本の伝統的な旗である旭日旗をイメージしているとも言われており、大漁旗や出産、節句などのお祝いの旗として日常でも使われる縁起物としての意味も込められています。

ベースとなるテキーラは、アガヴェ独特の風味が特徴。そこへ、美しい黄色とハーブの複雑な香りを持つシャルトリューズ・ジョーヌが加わり、深みのある味わいを生み出します。ライムジュースの爽やかな酸味が全体を引き締め、スロージンをフロートさせることで、グラスの底に昇る太陽があり、その上に朝日が輝くような美しいグラデーションが生まれるのです。塩のスノースタイルが、味わいにアクセントを添え、唯一無二の風味に仕上げています。

グラスに注がれた液体は、淡い黄色から赤へと移り変わる美しいグラデーションが目を引き、まるで朝日が昇る瞬間を切り取ったかのよう。口に含むと、テキーラの力強さとシャルトリューズの複雑な甘さ、ライムの酸味が調和し、塩が味わいを引き立てます。シャルトリューズの強い個性も、塩とテキーラでマイルドになり、爽やかさが広がります。

日本の伝統と美しさを込めた、特別な一杯をぜひ体験してみてください。

Point|バーテンダーからのおすすめ

塩スノースタイルは丁寧に・・・グラスの縁をレモンやライムで軽く濡らし、塩を付着させます。塩がカクテルの味わいにアクセントを添えるため、丁寧に仕上げましょう。
スロージンはフロートで・・・最後にスロージンをフロートさせることで、美しいグラデーションが生まれます。ゆっくりと注ぐことで、昇る太陽のような視覚的な美しさを演出できます。
相性の良いおつまみ・・・寿司や刺身、和食の前菜など、日本料理がよく合います。カクテルの和の要素が、料理の繊細さを引き立ててくれるでしょう。
マラスキーノチェリーは水気を取る・・・マラスキーノチェリーは水で軽く洗い、水気をしっかり取りましょう。カクテルのテイストを薄めないため、丁寧な下準備が大切です。