フレンチ・ウィスパー|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( パッションリキュール・バニラアイス )

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目次
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レシピ

材 料

Recipe no.643

  • パッソア・・・・・・・・・・・40ml
  • グレナデンシロップ・・・・・・2tsp
  • レモンジュース・・・・・・・・1tsp
  • バニラアイス・・・・・・・・・60g
  • このカクテルで使う材料と道具はコチラ ⇒ 材 料道 具

技法 = ブレンド

※ 1tsp = バースプーン1杯分の分量のこと

  • パッションリキュールの特徴・主なブランドは ⇒ コチラ
作り方

グラスは ワイングラス をおすすめします。他には、シャンパングラスのフルート型サワーグラス などが使いやすいでしょう。

  • Step 1 = ブレンダーに パッソアグレナデンシロップ、レモンジュース、バニラアイスを入れます。
  • Step 2 = しっかりと ブレンド します。
  • Step 3 = ブレンドした材料を、スプーンなどを使ってグラスに入れ、短く切ったストローを挿して完成です。
  • アルコール度数 = 8% 前後
  • 最適なTPO = 日中 / 食後
  • カクテル言葉 = 「 不明 」
  • カクテル誕生日 = 「 不明 」

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特徴・感想

今回紹介した「 フレンチ・ウィスパー 」の名前は、「 フレンチ French = フランスの、フランス語 」という意味で、「 ウィスパー whisper = ささやく、小声で話す 」という意味なので、このカクテルの名前はそのまま訳すると「 フランス語でささやく 」です。

なぜこの名前になったかは不明ですが、想像で言うとこのカクテルのベースである「 パッソア 」の原産国はフランスで、バニラアイスの中にパッションフルーツのテイストが誇張しすぎずに存在しているところから付いた名前ではないかと思います( あくまで想像 )

パッション・リキュールのフルーティーな甘味をベースに、バニラアイスクリームを合わせ、ザクロのシロップであるグレナデンシロップの甘味と柑橘系酸味のレモンジュースをアクセントに加えたレシピで、爽やかさと濃厚さが合わさったスイーツ・カクテルです。

パッション・リキュールがバニラアイスをトロピカルな雰囲気にしており、レモンジュースとグレナデンシロップが爽やかな甘味に変えているスムージーのようなカクテルで、バニラアイスクリームとパッション・リキュールが、アルコール感をかき消しているので、ガツンとしたお酒が苦手な方や、スイーツ好きの女性におすすめの一品です。

またブレンダー( ミキサー )さえあればお家で簡単に作れますので、ぜひ一度お試しください。

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このカクテルに使う材料

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ベースのお酒・パッション・フルーツ

パッションフルーツの誕生とリキュールの製法

産地は熱帯アメリカや、熱帯アフリカが主な産地として挙げられますが、現在では日本でも関東から南の地域でハウス栽培されているそうです。

そもそもパッションフルーツという名前は、1610年にあるスペインの宣教師がブラジルに渡った際にこの植物と出会いその宣教師が名付けました。

その珍しい植物の花を見た時に、三つに分かれた雌芯があり、5本に分かれた雄芯があったことから、キリストの十字架と、5カ所の傷を連想させ、花そのものは茨のように見えたそうです。

宣教師はそのことからこの花を「 パッション ( 殉難 )」と呼んだことからこの植物をパッションフラワーと呼び、その果実をパッションフルーツと呼ぶようになったそうです。

Photo = パッションフラワー

パッションフルーツをリキュールにする際に、まずは果実の中からゼリー状の果肉を取り出します。

取り出した果肉をスピリッツに漬けこみます。 そこへブランドによって個性として異なりますが、柑橘系の果実フレーバーやエキスであったり、ココナッツ・ミルクなどのミルク系であったり、他のフルーツやフレーバーなどを加えて香りや味付けをします。

その後濾過し、水と糖分を加えて完成です。

Photo = 果肉を取り出す様子

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パッションリキュールの主なブランド

〚 パッソア Passoa 〛

原産国 = フランス

1886年・フランスのレミーコアントローグループの女性蒸留師である「 アンヌ・ルクレール 」氏によって世界初のパッションフルーツのリキュール製造を成功させました。

主原料のパッションフルーツはブラジル産のものを使い、パッションフルーツのナチュラルな酸味に加え、柑橘系酸味のレモンジュースを加えることで、甘酸っぱさと微かなほろ苦さが複雑に合わさり、フルーティーでフローラルな味わいを完成させました。

ミステリアスな装いのブラックボトルからパステル・ピンク調の色彩の液体が出てくることが、フルーティーな甘味と酸味と一緒に若者に受けています。 ちなみにブラックボトルはデリケートなリキッドを紫外線から守るために黒色になったそうです。

果実ジュースと相性が良く、トロピカルな風味をつくることができ、ジュースのような味わがあるため、女性やアルコールが苦手な方を中心に人気があります。また、特徴であるフルーティーな甘味はアイスクリームなどのデザートと相性が良く、シロップにもなります。

〚 アリーゼ Alize 〛

原産国 = フランス

アリーゼのパッション・リキュールは、コニャックメーカーであり、アリーゼの開発者でもあるラフラジェット家と、酒類輸入業者のコブランド社が合併した会社で、1985年に設立されました。

コニャック・ブランデーにパッションフルーツのジュースを配合したもので、テイストのバランスに優れ甘味を抑えめにしているところが特徴です。

アリーゼは、フレンチ・ウォッカとコニャック、そしてパッションフルーツの天然果汁が合わさったプレミアムなリキュールとしてアメリカを筆頭に世界中で人気と高評価を得ており、パッション・リキュールとして定番のブランドです。

〚 キングストン Kingston 〛

原産国 = スイス

キングストン・パッションリキュールは、常夏の国から厳選されたパッションフルーツを、スイスの近代設備と高い醸造技術により製造されています。

パッションフルーツのトロピカルな風味を大切にすることを第一につくり上げ、その風味はカクテルで使う以外にもデザートにも使われています。

エレガントで贅沢なボトルのパッション・リキュールは、別名「 スイスの芸術 」とも評されているほどです。

〚 ボルス Bols 〛

原産国 = オランダ

1575年にオランダ・アムステルダムで誕生したボルスは、リキュールメーカーとしては最古の歴史を持ち、これまで様々な種類のリキュールを世に送り出してきました。現在ボルスとデ・カイパーはオランダの2大リキュールメーカーとして世界で知れ渡っています。

ボルスの信条は、厳選された本物の果実やスパイスを使う事と、440年以上もの伝統の製法を守っているブランドです。

ボルスのパッション・リキュールは、パッションフルーツのフルーティーなフレーバーの他に、バニラ、ライチ、ピーチの味わいも感じられ、フルーティーさが特徴のリキュールです。

Photo = 画像提供 Asahi

  • パッションフルーツの主なブランドは ⇒ コチラ

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今回紹介したカクテルの材料

グレナデンシロップ

グレナデンシロップとはザクロの果汁に砂糖を加えてつくったノンアルコールのシロップ。 現在ではザクロのみではなく、木イチゴカシスエルダーフラワーなど様々なベリーなどを使って製造されています。

カクテルでの使用は、色を付けるために使われたり、風味を加えるためや、甘味を足すために使用されています。カクテルでの使用だけではなく、お菓子作りの色付け、香りづけなどにも使われています。

名前の由来は、フランス語で「 グルナディンヌ grenadine 」が少し変わってグレナデンとなりました。 意味は直訳すると「 ザクロから生まれたもの 」になり、グレナデンのみではシロップの意味はありません。

日本やフランスなどではグレナデンシロップとザクロのシロップは同じものという考えがありますが、アメリカやイギリスなどの英語圏では数種類のベリーをまぜたシロップという認識が一般的です。
ちなみにオルスデローエ・グレナデンというリキュールが存在していますが、これはザクロのリキュールであって、製法もグレナデンシロップとは違いますし、アルコールが入っていますので別物という認識が必要です。

  • グレナデンシロップの歴史・原料・種類は ⇒ コチラ

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カクテルを飲むタイミング用語 TPO

オールデイカクテル All day

カクテルには様々なシチュエーション向けに考案されたものがあります。

主に食欲を増進させるためにサッパリとさせている食前酒や、デザートのようなテイストの食後向けカクテル。 眠る前に飲むカクテル、飲み過ぎた後の迎え酒などと様々です。 オールデイ・カクテルとは、そういったシチュエーションなど向き不向きが無いカクテルのことです。

ディジェスティフ Digestif

「 ディジェスティフ Digestif 」とはフランス語で食後に飲むお酒のことで、英語では「 アフターディナー・ドリンク After dinner drink 」と呼びます。

特徴としてはブランデーなどのアルコール度数が高めのスピリッツを使い、クリームなどの甘味の強いものを材料に使う傾向があります。

アルコール度数が高いカクテルが多いのには理由があり、満腹になった後にアルコール度数が高めのお酒を飲むことで、食後の疲れた胃に刺激を与えます。

刺激を与えることにより、再度活性化させ消化を促進させる役割を持っているのです。

香りがあり、甘口のものが多い理由は、デザート感覚で楽しめることで、更なる満足感を与えることが目的としてあり、他には香り高いもので気分を落ち着かせることがあります。

  • カクテルを飲むタイミングの名称紹介は ⇒ コチラ

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このカクテルのおすすめ グラス

ワイングラス Wine glass

グラスの中でもロックグラスタンブラーグラスと並んで認知度が最も高いと言えるグラスで、他のグラスと比べて種類が多い点が特徴的です。

歴史も古く、古代ローマ時代にはすでに存在していたとされています。 しかし現在のガラス製で写真のような完成形ともいえる形になったのは20世紀になってからだそうです。

ガラス製のものはその前からあったそうですが、ガラスの大きさで税金がかけられていたため、今のものよりもワインが入る部分が小さいサイズでした。

現在ではガラス製のみではなく、銀製などの金属製のものや、クリスタル製、木製、樹脂系と様々なタイプがあり、形も飲むワインによって違うものが存在しています。

基本的に赤ワインは常温で飲むことが多く、白ワインは冷やして飲みむことが多いため、赤と白で形や容量が異なります。容量が150mlくらいのものが白ワイン、200mlくらいのものが赤ワインというのが一般的です。またワインは赤白だけではなく、産地によって味や風味が変わるため、それに合ったグラスを使用することがあるようです。

シャンパングラス Champagne glass

シャンパングラスは口が広く底が浅めで脚付きの「 クープ型 」と、口が小さく縦に丸長になっている「 フルート型 」があります。 先に誕生したのはクープ型です。

クープ型は1663年にシャンパンやスパークリングワインを飲むためにイングランドで作られました。18世紀頃からフランスで使われ始め、1930年代頃からアメリカで使用されるようになりました。

当時シャンパンは、甘めのデザート的なものが多く、パンやケーキなどを付けたりしていました。 そのためこのクープ型は口が広く作られています。 容量は120ml ~ 240mlが一般的。

フルート型は1700年代初頭に、シャンパン自体が甘めのものから、辛口や料理に合うものに変化していきました。そして最初は陶器や金属の素材で作られていましたが、ワイングラスをガラスの素材に代える際に、一緒に作られました。

始めはまっすぐな円錐形でしたが、炭酸を逃しにくくするために、下から中央まで膨らみ、中央から上部にかけて狭くなっている形になりました。 ヨーロッパではビールを飲むのにも使われたそうです。 容量は180ml ~ 300mlが一般的。

サワーグラス Sour glass

サワースタイルのカクテルを飲む際に使われるグラス。
脚付きのものが基本的なものですが、現代の日本では、レモンサワーなどを飲むことに使われていて、形は平底のものが多くなっています。

種類は豊富で、ゴブレットシャンパングラスのフルート型によく似ていて、多種多様に使える利便性があります。

形は記載した通りゴブレットを長細くしたような形状で、シャンパングラスのフルートよりは太めです。 ゴブレットとシャンパングラスのフルート型の中間ともいえるグラスです。

しかし液体が入る部分であるボウルは小さめで、容量も120ml程が通常のサイズです。 氷を入れずシェーカーなどで冷やしたカクテルを入れるには最適なグラスです。

このカクテルに使う道具

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