イングリッシュ・ブラックソーン のカクテルレシピ・作り方・特徴|スロージン + スイートベルモット

リキュールベースショートカクテルのイングリッシュブラックソーン

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英国の森を閉じ込めたかのような、深みある香りとフルーティーな味わいが魅力の「 イングリッシュ・ブラックソーン 」。

伝統的なスロージンを主役に、ベルモットとオレンジビターが織りなすハーモニーは、洗練された大人の一杯。その一口が、あなたの夜を静かに彩ります。

目次
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レシピと作り方

材 料

ベルモットのおすすめ銘柄リスト

作り方

  • 技法 = ステア
  • グラス = カクテルグラス
  • アルコール度数 = 22% ~ 23% 前後
  • 最適なTPO = 日中 / 食後
  • カクテル言葉 = 「 兆候 」
  • カクテル誕生日 = 「 3月10日 」

イングリッシュブラックソーンの詳細とレシピ動画

由来・誕生

スモモまたはブラックソーン

Photo = スピノサスモモ

「 イングリッシュ・ブラックソーン 」は、イギリスの伝統的なリキュール「 スロージン 」を主役に据えたクラシックカクテルです。その名前の「 ブラックソーン ( 和名:スピノサスモモ ) 」とは、スローベリーを実らせる植物のことで、スロージンの原料として知られています。

このカクテルが誕生したのは20世紀初頭。ジンベースのカクテルが人気を集める中、スロージンの豊かな風味を活かしたレシピが考案されました。特に1920〜30年代には、スロージンの甘酸っぱい味わいと香りが注目され、愛される存在となります。

「 イングリッシュ・ブラックソーン 」は、そんなスロージンの魅力を引き立てるために、スイートベルモットとオレンジビターを加えて絶妙なバランスを実現した一杯。見た目の美しさやストーリー性も相まって、現在でも多くのバーで静かに愛され続けるカクテルです。

特徴・味わい

カクテルを飲む眼鏡の女性

イングリッシュ・ブラックソーンは、スロージンの甘酸っぱい果実味とスイートベルモットのほのかな苦味が絶妙に調和した、奥行きのある味わいが魅力のカクテルです。

バランスが心地よく、甘口ながらも単調にならず、飲み飽きない一杯に仕上がっています。理由は、スロージンというユニークなリキュールの存在にあります。スローベリーの果実感と、スイートベルモットのハーバルな風味、さらにオレンジビターのほろ苦さが、複雑で洗練された味わいを演出してくれるのです。

最初の一口ではフルーティーな甘みが広がり、時間とともにベルモットの深みが感じられ、最後にビターな余韻が残ります。冷やしたグラスで提供すると風味が引き締まり、より上品な口当たりになります。飲みやすさと奥深さを兼ね備えた、大人のためのフルーティーな一杯です。


[ Point ]

・スロージンは温度により香り立ちが変わるため、グラスはしっかり冷やすのがポイントです。
・個人的にはチンザノのスイートベルモットで作ると、甘さがまろやかになり、初めての方にも飲みやすくなります。

レシピ動画

材料リスト

ドライジンの名門ブランドゴードンを使い、スローベリーを漬け込んで加糖したリキュール。 ベリー特有の甘酸っぱさと、ジンのサッパリとした飲み口や風味が特徴の一品です。

バニラとブラックチェリーが合わさった芳醇な香り、カラメルの香りもほのかに感じられます。 飲み口はスムースな口当たり、微かな甘味、スパイシーで複雑な苦味が特徴的な一品です。

オレンジの果皮を加えた様々なハーブエキスを配合。ドライな仕上がりで、あらゆるカクテルの香り付けに欠かすことの出来ない逸品。欧州ではスタンダードなオレンジビター。

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