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英国の森を閉じ込めたかのような、深みある香りとフルーティーな味わいが魅力の「 イングリッシュ・ブラックソーン 」。
伝統的なスロージンを主役に、ベルモットとオレンジビターが織りなすハーモニーは、洗練された大人の一杯。その一口が、あなたの夜を静かに彩ります。
レシピと作り方
材 料

Recipe no.330
- スロージン・・・・・・・・・・40ml
- スイートベルモット・・・・・・20ml
- オレンジビター・・・・・・・・1dash
※ 1dash = ビターボトル一振り、目安は1滴の量
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作り方

ミキシンググラスに氷を7割~8割ほど入れて、ステアで冷やし、余分に出た水分を捨てます。
スロージン、スイートベルモット、オレンジビターをミキシンググラスに入れます。
しっかりとステア をしてストレーナーを取り付け、グラスヘ注ぎ完成です。
イングリッシュブラックソーンの詳細とレシピ動画
由来・誕生

Photo = スピノサスモモ
「 イングリッシュ・ブラックソーン 」は、イギリスの伝統的なリキュール「 スロージン 」を主役に据えたクラシックカクテルです。その名前の「 ブラックソーン ( 和名:スピノサスモモ ) 」とは、スローベリーを実らせる植物のことで、スロージンの原料として知られています。
このカクテルが誕生したのは20世紀初頭。ジンベースのカクテルが人気を集める中、スロージンの豊かな風味を活かしたレシピが考案されました。特に1920〜30年代には、スロージンの甘酸っぱい味わいと香りが注目され、愛される存在となります。
「 イングリッシュ・ブラックソーン 」は、そんなスロージンの魅力を引き立てるために、スイートベルモットとオレンジビターを加えて絶妙なバランスを実現した一杯。見た目の美しさやストーリー性も相まって、現在でも多くのバーで静かに愛され続けるカクテルです。
特徴・味わい

イングリッシュ・ブラックソーンは、スロージンの甘酸っぱい果実味とスイートベルモットのほのかな苦味が絶妙に調和した、奥行きのある味わいが魅力のカクテルです。
バランスが心地よく、甘口ながらも単調にならず、飲み飽きない一杯に仕上がっています。理由は、スロージンというユニークなリキュールの存在にあります。スローベリーの果実感と、スイートベルモットのハーバルな風味、さらにオレンジビターのほろ苦さが、複雑で洗練された味わいを演出してくれるのです。
最初の一口ではフルーティーな甘みが広がり、時間とともにベルモットの深みが感じられ、最後にビターな余韻が残ります。冷やしたグラスで提供すると風味が引き締まり、より上品な口当たりになります。飲みやすさと奥深さを兼ね備えた、大人のためのフルーティーな一杯です。
[ Point ]
・スロージンは温度により香り立ちが変わるため、グラスはしっかり冷やすのがポイントです。
・個人的にはチンザノのスイートベルモットで作ると、甘さがまろやかになり、初めての方にも飲みやすくなります。
レシピ動画
- レシピ動画|「 Muse Amuse 」https://www.youtube.com/@museamuse1535/
材料リスト
ドライジンの名門ブランドゴードンを使い、スローベリーを漬け込んで加糖したリキュール。 ベリー特有の甘酸っぱさと、ジンのサッパリとした飲み口や風味が特徴の一品です。
バニラとブラックチェリーが合わさった芳醇な香り、カラメルの香りもほのかに感じられます。 飲み口はスムースな口当たり、微かな甘味、スパイシーで複雑な苦味が特徴的な一品です。
オレンジの果皮を加えた様々なハーブエキスを配合。ドライな仕上がりで、あらゆるカクテルの香り付けに欠かすことの出来ない逸品。欧州ではスタンダードなオレンジビター。
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