レシピと作り方
梅ソーダの材料
Recipe no.170
- 梅酒・・・・・・・・・・・・・60ml
- ソーダ・・・・・・・・・・・・Full
- 梅干し
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技法 = ステア
※ Full = グラスの8割~9割まで満たす適量のこと
梅ソーダの作り方
グラスは、コリンズグラス、タンブラーグラス、ゴブレット を使う事をおすすめします。
グラスに梅干し、梅酒を入れバースプーンで軽く梅干しを潰します。
( 潰す加減はお好みです )
泡立たないように静かにソーダを満たし、ゆっくりと軽くステアをします。
炭酸類を混ぜる場合は、ゆっくりと1回転~2回転 ステアし、バースプーンで氷をゆっくりと持ち上げ、ゆっくりと下ろせば混ざります。
マドラーをグラスの中に入れると完成です。
( マドラーは梅を潰し、味の変化を楽しむために使います )
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カクテルの詳細
歴史・特徴
〚 由来と歴史 〛・・・梅ソーダのベースとなる梅酒は、日本の伝統的な果実酒で、奈良時代からその起源をたどることができます。家庭で作られることも多く、梅の実、氷砂糖、焼酎を使って漬け込むことで作られる梅酒は、健康効果や風味の良さから親しまれてきました。
梅ソーダは、梅酒を炭酸水で割るだけのシンプルなスタイルですが、その軽やかさと飲みやすさから、家庭でも居酒屋でも広く楽しまれるようになりました。日本酒や焼酎文化の中で、アルコールが苦手な人や甘いカクテルを好む人にも親しみやすい飲み物として発展しました。
〚 特 徴 〛・・・梅特有の酸っぱさと梅酒の甘味をソーダで割ったカクテルです。 居酒屋などでもよく見られ、国内認知度はかなり高く、スーパーなどでも多く取り揃えているので手に入りやすく、お家などでも飲まれている方が多い日本のリキュールです。
- 爽やかさ
梅酒の甘酸っぱさとソーダの炭酸が生む清涼感が特徴です。 - 手軽さ
材料が少なく、作り方も非常にシンプルで、家庭でも簡単に作れます。 - 日本らしさ
梅酒という日本特有のリキュールを使うことで、和のテイストを感じられるカクテルです。 - カスタマイズ性
梅酒の種類を変えたり、ソーダをジンジャーエールやレモンスカッシュに変えることで、多彩なアレンジが楽しめます。
味わい・魅力
Photo|左からソーダ・ジンジャーエール・トニック
〚 味わい 〛・・・梅ソーダは、梅酒特有の甘酸っぱい風味がソーダの爽快感によって引き立ち、軽く飲みやすい仕上がりになります。梅酒に含まれる梅の果実味が全体に豊かな味わいをもたらし、炭酸の心地よい刺激が後味をさっぱりと整えます。アルコール感が控えめで、食前酒としてもぴったりです。
〚 魅 力 〛・・・梅ソーダは、梅酒を炭酸水で割るだけのシンプルなスタイルですが、その軽やかさと飲みやすさから、家庭でも居酒屋でも広く楽しまれるようになりました。日本酒や焼酎文化の中で、アルコールが苦手な人や甘いカクテルを好む人にも親しみやすい飲み物として発展しました。
- 飲みやすさ
アルコール度数が低く、甘さと酸味のバランスが良いため、カクテル初心者やアルコールに強くない方でも楽しめます。 - リフレッシュ感
炭酸が加わることで、梅酒の濃厚な味わいが軽やかになり、暑い日やリフレッシュしたいときに最適です。 - 多彩なアレンジ
ソーダ以外にもジンジャーエールやトニックウォーターなどを加えることで異なる味わいを楽しめます。また、フレッシュなフルーツを加えると、見た目も華やかに仕上がります。 - ヘルシーなイメージ
梅酒の成分であるクエン酸や梅の栄養素が健康的な印象を与えるため、軽い気持ちで楽しめます。 - 和洋折衷の楽しみ
和の要素である梅酒と洋風のソーダの組み合わせが絶妙で、幅広い層に受け入れられる味わいです。
〚 まとめ 〛・・・梅ソーダは、その爽やかさと親しみやすさから、家庭での日常使いから居酒屋や和風ダイニングでの提供まで、幅広いシーンで楽しまれるカクテルです。和の風味を生かしつつ、軽やかな仕上がりで、どなたでも気軽に楽しめる一杯としてぜひお試しください!
梅ソーダの材料
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ビルド & ステア
「 ビルド 」とは「 組み合わせる 」または「 注ぐ 」という意味があり、ステアのように完全に混ぜるのではなく、組み合わせる、もしくはグラスに直接注ぐという目的の際に使います。
「 グラスの中に直接材料を注ぐ 」= ビルド、「 バースプーンで混ぜる 」= ステアと覚えれば間違いはありません。
炭酸系の混ぜ方
炭酸系の材料を使う場合は、早く混ぜたり、回す回数が多いと、炭酸が溢れてこぼれてしまうだけでなく、炭酸ガス自体も抜けてしまうのでゆっくり回すように注意しましょう。
バースプーンやマドラーをグラスの内側に沿って底まで入れます。 グラスに当てたままゆっくりと1回転 ~1.5回転回し、先端のスプーンでゆっくりと氷を持ち上げてゆっくりと下ろします。
混ざりにくい材料の場合は、炭酸以外の材料を入れて一度ステアを行い、炭酸類を入れた後に再度軽くステアするようにします。
バースプーンの使い方
Step 1 = まず左手はグラスの底を押さえます( ドリンクを体温で温めないため )右手はバースプーンを持ちます。( 左利きの人は逆になります )
Step 2 = バースプーンを動画のように中指と薬指の間に挟みます。
Step 3 = 親指と人差し指もバースプーンを挟んで持ちますが、この2本の役割は、落とさないようにするためだけのものなので軽く持ちましょう。
Step 4 = バースプーンの背中をグラスの内側の縁に沿って底へ持っていきます。
Step 5 = 自分の体より向こう側へ回す際は薬指で左回りに押すように持っていき、自分の体側に戻す際は右周りに中指で引き戻すようにバースプーンを移動させます。 この時にバースプーンの背中は常にグラスの外側へ向いています。
この動作の繰り返しになります。 最初は難しいと思うので、大きめのグラスに氷のみで練習すると良いでしょう。 慣れると便利なので、ぜひマスターしてください。
- バースプーンの詳しい使い方は ⇒ コチラ
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カクテルのTPO用語
オールデイカクテル All day cocktail
カクテルには様々なシチュエーション向けに考案されたものがあります。
主に食欲を増進させるための食前酒や、デザートのようなテイストの食後向けカクテルであったり、眠る前に飲むカクテル、飲み過ぎた後の迎え酒などと様々です。
そういったシチュエーションなどに無関係であったり、特にこだわりなく考案されたもので、向き不向きが無いカクテルというのがこの「 オール・デイ・カクテル 」です。
プレディナー Pre dinner cocktail
プレディナーカクテルとは食事前に飲むお酒のことです。
胃を刺激して消化液の分泌を促進することで、消化器官の負担を軽くする働きがあり、食欲増進の効果があります。
プレディナーの習慣が誕生したのは、18世紀後半から19世紀にかけての間にフランス、イタリアの貴族間から始まったそうです。
プレディナーの特徴はアルコール度数が低いこと、スッキリとした口当たりに爽やかさや爽快感があるものが多いです。 テイストは爽やかな甘味、少しの苦味や酸味が特徴的です。
お酒の種類はスパークリングワインやビールなどの炭酸類が多く見られ、リキュールではアペロールやカンパリといった少し苦味があり、ハーブなどの香りがするリキュールが使われることが多いようです。 カクテルも香り、苦味、爽やかさを使ったものが多く、種類も豊富にあります。
- カクテルを飲むタイミングの名称紹介は ⇒ コチラ
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梅ソーダにおすすめのグラス
コリンズグラス Collins glass
背が高く細いので倒しやすいという難点がありますが、その細さは炭酸を抜けにくくしているためという最大のメリットがあり、炭酸系のカクテルをつくる時には必ずと言っていいほど使われるグラスです。 容量は270ml ~ 360mlくらいが一般的。
ゴブレット Goblet
ゴブレットとはグラスに土台と足が付いたグラスの事です。
特徴としてはワイングラスのように足が長くないことと、容量が多く入ることで、タンブラーグラスの代わりや、氷をたっぷり使うカクテル、ビール、ドリンクなどで使われ、パフェなどのデザートの器としても使われます。
使い勝手が良く、見た目も上品さと可愛らしさがあり、様々なシチュエーションであったり、お店などで幅広く使われています。
ゴブレットが誕生したのは14世紀だと言われていて、名前はフランス語で、「 Goblet 」と表記します。 元々は「 ゴブレー 」と呼んでいたそうですが、いつの間にか「 ゴブレット 」となったようです。
聖杯にもこのゴブレットが使われており、映画「 ハリーポッター 炎のゴブレット 」でもその名前が使われています。 容量は300ml前後が一般標準サイズ。
タンブラーグラス Tumbler glass
「 タンブラー Tumbler 」の語源は「 倒れるもの 」や「 転ぶもの 」の意味があり、元々獣を狩り、残った角等をくり抜いてコップにし、底が真っ平にはならなかったので、よく倒れていたことからこの名前が付いたそうです。
別名ハイボールグラスとも呼ばれることがあり、主にハイボールスタイルや、ソフトドリンクなどに使われています。 オールドファッションドグラス( ロックグラス )を原型として誕生したとも言われ、オールドファッションドグラスをそのまま縦に長くしたような形をしています。
使い勝手が良く、容量も多く入るため、どの家庭にも必ずいくつかはあるグラスで、用途がおおいためか容量の種類も一番多くあると言っても過言ではないでしょう。
素材もガラス製だけではなく、木製、金属製、陶器、プラスチック製と様々なものがあります。 容量は6オンスの180ml、8オンスの240ml、10オンスの300mlが一般的で、飲食業界では略して6タン、8タン、10タンなどと呼ばれているそうです。
- グラス紹介ページは ⇒ コチラ
梅ソーダで使う道具
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