イーストインディア|カクテルレシピ・作り方・特徴|ブランデーベースのクラシックで上品な一杯

ブランデーベースショートカクテルのイーストインディア

※ こんにちは、当ブログの管理人です。当ブログではアフィリエイト広告を利用しております。
それではごゆっくりとご覧ください。

イーストインディアは、その名のとおりインドで暮らすイギリス人に愛されたクラシックカクテルです。それでいて、最初にレシピが紹介されたのは1882年のアメリカのバーテンダー向けの本でした。

ブランデーにオレンジキュラソー、少量のパイナップルジュース、そしてアンゴスチュラビターズをひと振り加えて力強くシェークすると、なめらかで華やかな一杯に変わります。トロピカルな果実味が芳醇なブランデーを包み込み、穏やかなスパイスが最後まで味を引き締めます。冷えたグラスに注ぎ、レッドチェリーを添えて、今夜の最初の一杯にどうぞ。

[ スポンサーリンク ]
目次

レシピと作り方

材 料

オレンジキュラソーのおすすめ銘柄リスト

作り方

イーストインディアの詳細と動画

由 来

西インド諸島及びカリブ海周辺地図

Photo|東インド諸島の地図

イーストインディアは、直訳すると「東インド」という意味です。大航海時代の1492年、コロンブスはインドへの航路を見つけたと信じてカリブ海の島々に到達しました。そのため、それらの島々は「西インド」、本来のインドとその周辺は「東インド」と呼ばれるようになりました。

このカクテルが初めて文献に登場したのは、1882年のハリー・ジョンソンの『バーテンダーズ・マニュアル』です。そこでは「東インドに暮らすイギリス人に大変人気の一杯」と紹介されています。その名は、香辛料や紅茶をイギリスへ運んだ東インド会社の時代を思い起こさせます。

ブランデー、オレンジリキュール、パイナップルという組み合わせは、イギリスの上流階級に愛されたフルーツパンチにも通じます。パンチそのものも、東インド会社の船乗りによってインドからイギリスへ伝わったといわれ、まさにこの名にふさわしい構成です。

特徴・味わい

スーパーマーケットでパイナップルを持つ女性

フルーティーな甘さとブランデーの芳醇さが調和した、華やかで奥深い味わいのカクテルです。アルコール度数はやや高めながら、まろやかで飲みやすい一杯です。

ブランデーのコクを土台に、オレンジキュラソーが柑橘のアクセントを加え、パイナップルジュースのトロピカルな甘酸っぱさが全体を包み込みます。アンゴスチュラビターズが立体感を与え、甘くなりすぎません。

私なら、しっかりシェークしてよく冷えたカクテルグラスに注ぎ、最後にレッドチェリーを添えます。そうすると、上品なアペリティフとして楽しめます。

ポイント・アレンジ・相性の良い食べ物

真鍮の取っ手が付いた器に盛られた、生クリームとハーブをあしらったまろやかなバターチキンカレー。イーストインディアと相性の良いスパイス料理

作り方のポイント

1. しっかり強くシェークする(よくある失敗)
ステアのように優しく振ってしまう方が多くいます。パイナップルジュースは、力強くシェークすることで空気を含み、表面にきめ細かな泡が生まれます。シェーカーが白く霜をまとうまで、約15秒しっかり振りましょう。

2. ビターズは正確に1dash
アンゴスチュラビターズはこのカクテルの骨格ですが、少量で十分に効きます。1dashでスパイスと奥行きが加わり、入れすぎるとブランデーの果実味を隠してしまいます。私は感覚に頼らず、必ず正確に量ります。

3. なめらかな中価格帯のブランデーを選ぶ
VSかVSOPクラスのコニャックが、最もバランスよく仕上がります。私ならVSOPを選びます。やわらかな果実味と穏やかな樽香が、キュラソーやパイナップルとなめらかに溶け合い、角のない一杯になるからです。


アレンジ

1. 1882年ハリー・ジョンソン風
最初に文献に載ったレシピにならい、マラスキーノを小さじ1杯(5ml)加えます。チェリーとアーモンドのような華やかな香りがパイナップルを引き立て、よりクラシックで奥行きのある味わいになります。

2. ドライキュラソーまたはグラン・マルニエ
オレンジキュラソーを替えるアレンジです。ドライキュラソーにすると甘さ控えめのキリッとした柑橘の香りに、グラン・マルニエにするとコニャックのコクが増して、より豊かでなめらかな仕上がりになります。

3. 熟成ラム・バージョン
ブランデーを熟成ラムに替えます。糖蜜やキャラメルのような香りがパイナップルと自然に調和し、「東インド」から「西インド諸島」へと旅するような遊び心ある一杯になります。


相性の良い食べ物・おつまみ

1. マイルドなチキンカレー・チキンティッカ
名前にちなんだ組み合わせです。パイナップルの甘酸っぱさがスパイスの辛さをやわらげ、ビターズの温かな香りがクミンやカルダモンと重なって、料理とカクテルがひとつにまとまります。

2. ドライフルーツとナッツ
デーツやドライアプリコット、クルミは、ブランデーのドライフルーツやナッツの香りとよく似ています。凝縮した甘みがお酒の強さもやわらげるので、食後にぴったりです。

3. ダークチョコレート
オレンジとチョコレートは定番の組み合わせです。キュラソーの柑橘がカカオの風味を明るくし、チョコレートのほろ苦さがパイナップルの甘さを引き締めて、豊かな余韻が長く続きます。

レシピ動画

材料リスト

芳醇なスパイスとフルーツの香り、バニラのニュアンスが調和した滑らかで複雑な味わい。力強さとエレガンスを兼ね備えた、カクテルに最適なコニャックの傑作です

¥4,180 (2026/07/11 17:34時点 | Amazon調べ)

オレンジの果皮を漬け込み加糖をしたリキュール。ベースのお酒のお供としてよく使われていて、オレンジ色に着色されており、オレンジの香りとブランデーの芳醇さが豊かなリキュールです。

¥2,761 (2026/07/11 11:33時点 | Amazon調べ)

1820年代にベネズエラの軍医が、胃の治療薬として開発したことに始まります。ラム酒をベースにりんどうから採る苦味材を主とする数種の植物性香料を配合させた苦味酒です。

¥2,594 (2026/07/10 13:33時点 | Amazon調べ)

バーテンダー経験者が描く小説『 Bar 灯影 ~まだ名前のない約束たち~ 』

バー小説シリーズ「Bar 灯影 〜まだ名前のない約束たち〜」のバナー。木の壁に囲まれた落ち着いたバーで、ランプの灯りとウイスキーグラスのそばに座り微笑む、長い黒髪の女性

東京の雑居ビルの地下にある、隠れ家バー「Bar 灯影」。寡黙なマスターと、仕事帰りに通う23歳の彩香のもとに、毎晩いろいろな事情を抱えた客がやってきます。
マスターは多くを聞かず、その夜の一杯だけを差し出します。カクテルの所作や味わいは、バーで働いていた筆者が、現場の記憶をもとに描いています。

関連のカクテルレシピ リスト

⇒ 画像 / タイトルをクリックでレシピリストページへ

〚 他のカクテル レシピリスト 〛

目次