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アスター・レモネードを注ぐと、深紅のグラデーションはいかにも強い一杯を思わせます。しかし実は、アルコールは一滴も入っていません。レモンとライムの鋭い柑橘の酸味がまず広がり、そのすぐ後を追うように、ソーダの泡がグレナデンシロップのルビー色の甘さを持ち上げます。
柑橘をしっかりシェークしてからソーダを加えれば、あのグラデーションは自然とグラスの中に落ち着き、見た目にも美しい一杯に仕上がります。
今夜、試してみてください。誰もが一瞬、お酒だと錯覚するほどの本格派です。
レシピと作り方
材 料

Recipe no.011
- レモンジュース・・・・・・・・20ml
- ライムジュース・・・・・・・・20ml
- ソーダ・・・・・・・・・・・・Full
- グレナデンシロップ・・・・・・15ml
※ Full = グラスの8割~9割まで満たす適量のこと
作り方

シェーカーにレモンジュース・ライムジュース・氷の順に入れます。
しっかりとシェークし、材料をグラスヘ注ぎ、氷を入れます。
泡立たないように静かにソーダを満たし、ゆっくりと軽くステアをします。
炭酸類を混ぜる場合は、ゆっくりと1~2回転ステアし、氷を上げ下げすれば混ざります。
バースプーンの背を使ってグレナデンシロップを底に沈め、マドラーをゆっくりと刺し込み、レモンスライスを飾りに付けて完成です。
- 技法 = シェーク & ステア
- アルコール度数 = 0%
- グラス = コリンズグラス / タンブラー
- 最適なTPO = 日中 / 食前
- スタイル = エード
- カクテル言葉 = 「 永遠の感謝 」
- カクテル誕生日 = 「 11月26日 」
アスターレモネードの特徴と味わい

アスターという名前はギリシャ語で「星」を意味し、思わず見とれるグラデーションにぴったりの由来です。この見た目のトリックは魔法ではなく、グレナデンがソーダより比重が重いため自然に沈み、下から上へと広がるだけ。特別な注ぎ方は不要です。アスター・レモネードは、酸味と甘みの絶妙なバランスが心地よいノンアルコールカクテル。
レモンとライムの鋭い酸味が、グレナデンの優しい甘さと本当の意味で調和します。口に含めば爽やかな柑橘の風味が広がり、ソーダの炭酸がグレナデンの深紅の色とともに全体を軽やかに持ち上げます。私なら、暑い午後にはこれを他のどのモクテルよりも選びたいところです。決してくどくならないからです。完全にアルコールフリーなので、日中のリフレッシュにもパーティーの乾杯にもぴったりです。
ポイント・アレンジ・相性の良い食べ物

- 相性の良い食べ物・・・フルーツタルト、シュリンプカクテル、カプレーゼサラダなどの軽い前菜がおすすめ。柑橘の酸味がクリーミーな料理を引き締めます。
- 作り方のポイント・・・レモン・ライムジュースは氷としっかりシェークして冷やし、少し希釈させてからソーダを加えると炭酸が長持ちします。
- アレンジ・・・シェーク前にミントの葉を軽く潰して加えたり、グレナデンの代わりにラズベリーシロップを使うと違った風味を楽しめます。
- 飲み方の注意・・・アルコールが入っていないため、車を運転する方やお酒を控えている方にも安心。ただしお子様に出す場合は糖分量にご注意を。
材料リスト
イタリア産有機栽培されたフェミネロ種を搾ったストレート果汁100%のレモンジュース。濃縮還元とは違う爽やかでフルーティーな生レモンのテイストを味わえ、甘味と酸味のバランスが良い。
圧搾のみで搾り出した100%ジュース。濃縮還元していないため、ビタミンC、クエン酸などが損なわれておらず、有機生ライム成分がそのまま楽しめてカクテルにも最適な一品です。
天然ザクロ果汁と天然香料使用の本格派。甘酸っぱさと美しいガーネットカラー、ザクロ本来の旨味が楽しめる正統派グレナデンシロップ
バーテンダー経験者が描く小説『 Bar 灯影 ~まだ名前のない約束たち~ 』

東京の雑居ビルの地下にある、隠れ家バー「Bar 灯影」。寡黙なマスターと、仕事帰りに通う23歳の彩香のもとに、毎晩いろいろな事情を抱えた客がやってきます。
マスターは多くを聞かず、その夜の一杯だけを差し出します。カクテルの所作や味わいは、バーで働いていた筆者が、現場の記憶をもとに描いています。
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