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アメリカ西部の砂漠地帯、ネバダ州から名付けられた「ネバダ」。乾いた喉を潤すために生まれたこのカクテルは、ラムの芳醇な香りとライム、グレープフルーツの爽やかな酸味が絶妙に調和した一杯です。透明感のある琥珀色が美しく、フルーティーで飲みやすい味わい。砂漠の渇きを癒す、爽快感あふれるカクテルをご紹介します。
レシピと作り方
材 料

Recipe no.641
- ホワイトラム・・・・・・・・・40ml
- グレープフルーツジュース・・・10ml
- ライムジュース・・・・・・・・10ml
- シュガーシロップ・・・・・・・1tsp
- アンゴスチュラビター・・・・・1dash
※ 1tsp = バースプーン1杯分の分量のこと
※ 1dash = ビターボトル一振り、目安は1滴の量
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作り方

シェーカーに、ホワイトラム、グレープフルーツジュース、ライムジュース、シュガーシロップ、アンゴスチュラビター、氷を入れます。
しっかりとシェークした後にシェークした材料をグラスヘ注げば完成です。
ネバダの詳細・動画
由来・特徴

Photo|ラスベガス付近の砂漠
「ネバダ」という名前は、アメリカ西部に位置するネバダ州に由来しています。この州の大半は乾燥した砂漠気候で、ギャンブルと観光の街ラスベガスを囲む広大な砂漠地帯が広がっています。このカクテルは、そんな乾燥地帯で乾いた喉を潤すために考案されたといわれており、砂漠のイメージとは裏腹に、爽やかでフルーティーな味わいが特徴です。
ベースとなるホワイトラムは、サトウキビから作られるスピリッツ。クリアな味わいと芳醇な甘い香りが魅力です。そこにライムジュースの爽やかな酸味と、グレープフルーツジュースの甘酸っぱさとほろ苦さを加え、シュガーシロップで甘味を調整。さらにアンゴスチュラビターをひと振り加えることで、全体のバランスを整えています。
グラスに注がれた液体は、透明感のある美しい琥珀色。一口飲めば、ラムの芳醇な香りと柑橘系の爽やかな香りが鼻腔を抜け、ライムとグレープフルーツの酸味が舌の上で踊ります。ラムのコクがベースにありながらも、柑橘の酸味が後味をさっぱりとさせ、ビターズの香りが大人の味わいを演出。アルコール度数は22~23%としっかりありながら、フルーティーで優しい飲み口。砂漠の渇きを癒すような、爽快感あふれる一杯です。
Point|バーテンダーからのおすすめ
- 相性の良い食べ物・おつまみ・・・シーフードカクテルやカルパッチョ、生ガキなど、柑橘系の酸味と相性の良い魚介類がおすすめ。グレープフルーツの爽やかさが海の幸の旨味を引き立て、ラムのコクが余韻を深めます。
- 作り方のポイント・・・シェーカーでしっかりとシェークすることで、材料が均一に混ざり合い、なめらかな口当たりになります。柑橘果汁は搾りたてを使うと香りが際立ち、より爽やかな仕上がりに。シュガーシロップは好みで調整可能です。
- 飲み方の注意・・・フルーティーで飲みやすい味わいですが、アルコール度数は22~23%と高め。ゆっくりと味わいながら楽しむのがおすすめです。柑橘の酸味が食欲を刺激するため、食前酒として最適な一杯といえます。
- おすすめのシーン・・・日中のブランチタイムや、ディナー前のアペリティフとして最適。「誓い」というカクテル言葉を持つこの一杯は、特別な約束を交わす時や、大切な人との記念日にもぴったり。暑い日の喉の渇きを潤してくれます。
レシピ動画
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材料リスト
完成したラムを炭を使って濾過することで、強い香味成分や雑味を取り除きながら、独自のクリアなラム酒を実現しています。全てのバランスが良く、カクテルの材料として最適なラムと言えます。
太陽の恵みを受けて育った厳選グレープフルーツを、保存料・着色料不使用で日本国内製造を行っています。独特な苦味を抑えて後味がスッキリしているのが特徴。
圧搾のみで搾り出した100%ジュース。濃縮還元していないため、ビタミンC、クエン酸などが損なわれておらず、有機生ライム成分がそのまま楽しめてカクテルにも最適な一品です。
創業1885年の日本の老舗で、明治時代には洋食文化が次々と輸入される中、食品界の時代の最先端を走ってきたブランドです。糖度が高いので伸びがよく、ほのかに漂うバニラの香りが特徴です。
1820年代にベネズエラの軍医が、胃の治療薬として開発したことに始まります。ラム酒をベースにりんどうから採る苦味材を主とする数種の植物性香料を配合させた苦味酒です。
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