※ こんにちは、当ブログの管理人です。当ブログではアフィリエイト広告を利用しております。
それではごゆっくりとご覧ください。
アイデアルは、その歴史をそのまま体現した一杯です。ただし考案者は決して有名人ではありませんでした。バーテンダーのヒューゴ・エンスリンはニューヨークの二流ホテルで働く無名の人物で、1916年に発表した著書は、後に時代を代表する影響力を持つ一冊となりました。
ジンのキリッとした骨格にグレープフルーツの爽やかさが重なり、数滴のマラスキーノが甘さではなく香りと厚みを添えます。
今夜一杯、マティーニより軽やかでありながら、しっかりとした骨格を持つ一杯を味わってみてください。
レシピと作り方
材 料

Recipe no.106
- ドライジン・・・・・・・・・・30ml
- ドライベルモット・・・・・・・15ml
- グレープフルーツジュース・・・15ml
- マラスキーノ・・・・・・・・・3dash
- マラスキーノチェリー
※ 1dash = ビターボトル一振り、目安は1滴の量
ドライジンのおすすめ銘柄リスト
ベルモットのおすすめ銘柄リスト
作り方

マラスキーノチェリーを水の入った小さなグラスヘ入れ、コロコロと回し軽く洗い取り出します。
( カクテルのテイストを薄めないために、水気をよく取りましょう )
シェーカーにドライジン、ドライベルモット、グレープフルーツジュース、マラスキーノ、氷を入れます。
しっかりとシェークを行い、グラスヘ注ぎます
マラスキーノチェリーをグラスの底へ沈めるか、切れ目を入れてグラスの縁に飾れば完成です。
- 技法 = シェーク
- グラス = カクテルグラス
- アルコール度数 = 21% ~ 22% 前後
- 最適なTPO = 日中 / 食前
- カクテル言葉 = 「 ひらめき 」
- カクテル誕生日 = 「 1月1日 」
アイデアルの詳細
由来・誕生

アイデアルが文献に初めて登場したのは1916年、ヒューゴ・エンスリン著『Recipes for Mixed Drinks』でした。注目すべきは、エンスリンが有名ホテルのスターバーテンダーではなく、ニューヨークの二流ホテル、ウォーリックで働く比較的無名の人物だったという点です。彼の著書は禁酒法以前のカクテル文献の中でも屈指の影響力を持つ一冊となり、アイデアルもその流れに乗って、1930年のハリー・クラドックの『サヴォイ・カクテルブック』にも再録されました。
名前はそのまま「理想的」を意味し、この一杯が生み出すバランスにちなんでいます。ドライジンとドライベルモットが骨格を形成し、グレープフルーツジュースが柑橘の酸味を加え、マラスキーノの数滴が、マティーニとサワーの中間のような味わいへと仕上げます。
このカクテルは、実に過小評価されていると私は思います。マティーニより軽やかでありながら、しっかりとした骨格を持っているのです。
- マティーニのページは ⇒ コチラ
特徴・味わい

アイデアルは、キリッとしたジンの骨格に柑橘の爽やかさを重ねた、食前に映える一杯です。ドライベルモットが輪郭を引き締め、グレープフルーツのほろ苦い酸味が爽快感を生みます。ここで実際に仕事をしているのは、数滴のマラスキーノです。甘さではなく香りと厚みを添え、ジュニパーの清々しさにハーバル感を重ねながら、糖分は最小限に抑えています。
氷で素早くシェークすると香りが開き、細やかな泡が口当たりをやわらげます。冷えたグラスに注げば立ち上がりはシャープで、静かでフルーティーな余韻へと落ち着き、マティーニより明らかに軽やかに感じられます。
チェリーを沈めれば香りがふっと立ち、脂の少ない前菜や柑橘のサラダとよく合います。甘ったるさは苦手でも果実味は欲しい、そんな気分にぴったりの一杯です。
ポイント・アレンジ・相性の良い食べ物

相性の良い食べ物・おつまみ
- グレープフルーツとアボカドのサラダ — 柑橘の風味がドリンクのグレープフルーツと響き合い、アボカドの脂がジンのドライさを丸めてくれます。
- 生牡蠣 — ミネラル感のある塩味がグレープフルーツの酸味と出会い、ジンのボタニカルが魚介の新鮮さを引き立てます。
- アーモンドやマルコナナッツ — 香ばしくバターのようなコクがマラスキーノの甘さとバランスを取り、飾りのチェリーのナッティな風味とも呼応します。
作り方のポイント
多くの人がやりがちな失敗は、マラスキーノチェリーを洗わずに使ってしまうこと。シロップがシェーカーの中に溶け出し、ドリンク全体が甘くなりすぎてしまいます。先にチェリーを水で軽くすすいで水気を拭き取ることで、マラスキーノリキュールの数滴だけが、グラスの中の唯一の甘みとして残ります。
アレンジ
- ピンクグレープフルーツ版 — ピンクまたはルビーグレープフルーツジュースを使うと、より丸みのあるやや甘めの柑橘感になります。
- ハーブの香りを添えて — 提供前にタイムの小枝をグラスの上で軽く弾くと、香り豊かな飾りのアレンジになります。
- スパークリング・アイデアル — 辛口のスパークリングワインを少量トップすると、より軽やかで華やかな一杯になります。
私なら、このカクテルは必ず勢いよくしっかりシェークします。弱いシェークでは、グレープフルーツの酸味がぼやけてしまい、本来の爽やかさが出ないからです。
材料リスト
ジュニパーとシトラス、海藻シュガーケルプが織りなす独特の海の香り。ビターと甘美なフルーツが絶妙に調和した、スムースでコク深いクラフトジンです
他ブランドに比べてハーブ香が強く、甘味と酸味は中レベルに製造されていて、全体的にバランスが良くカクテルに使うには最適なドライベルモットです。
太陽の恵みを受けて育った厳選グレープフルーツを、保存料・着色料不使用で日本国内製造を行っています。独特な苦味を抑えて後味がスッキリしているのが特徴。
マラスキーノは、さくらんぼを原料にしたリキュールで、上品な甘さとほのかな苦味が特徴。カクテルに加えると、香りに奥行きとやさしい甘味が広がります。
形の整った粒を厳選していることで、カクテルの飾りにピッタリ。たね抜きチェリーの歯ごたえがしっかりしている商品です。
関連のカクテルレシピ リスト






⇒ 画像 / タイトルをクリックでレシピリストページへ
〚 他のカクテル レシピリスト 〛

