グリーン・アイズのカクテルレシピ・作り方・特徴・誕生｜ラムとリキュールのトロピカルドリンク

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1984年ロサンゼルス・オリンピックの公式カクテル「グリーン・アイズ」。美しい黄緑色に、メロンとココナッツ、ラムが織りなすトロピカルな味わいが魅力です。西海岸の陽気な雰囲気を感じる、甘くフルーティーなカクテルをぜひお試しください。

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レシピと作り方

材料

Recipe no.086

ゴールドラム・・・・・・・・・30ml
ミドリ・・・・・・・・・・・・25ml
パインジュース・・・・・・・・45ml
ココナッツミルク・・・・・・・15ml
ライムジュース・・・・・・・・15ml
クラッシュアイス
マラスキーノチェリー

※ クラッシュアイス = 細かく砕いた氷のこと

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作り方

Step

準備する

マラスキーノチェリーを水の入った小さなグラスヘ入れ、コロコロと回し軽く洗い取り出します。
（カクテルのテイストを薄めないために、水気をよく取りましょう）
あらかじめクラッシュアイスをつくっておきます。
クラッシュアイスは溶けやすいのでグラスには後で入れましょう。

Step

材料を合わせる

シェーカーにゴールドラム、ミドリ、マリブ、ライムジュース、パインジュースを入れます。

Step

シェークする

しっかりとシェークします。
材料が多い場合はゆっくりでも構わないので、振る回数を多めにしましょう。

シェーカーの使い方 ➡

Step

仕上げ

シェークした材料をグラスヘ注ぎ、溶けた水が入らないようにクラッシュアイスを詰めます。
マラスキーノチェリーを飾り、ストローをさせば完成です。

Point = クラッシュアイスは溶けやすいので素早く作りましょう。

技法 = シェーク
グラス = ハリケーン
アルコール度数 = 13% ～ 14% 前後
最適なTPO = 日中 / 食前
カクテル言葉 = 「見つめないで」
カクテル誕生日 = 「 7月25日」

グリーンアイズの詳細・動画

誕生・由来

Photo｜ロサンゼルス・オリンピック会場｜画像引用 Wikipedia

「グリーン・アイズ」という名前は、「緑の瞳」を意味し、その美しい黄緑色の見た目から名付けられました。このカクテルは1983年、レストラン「ル・プルミエール」のアルバート・レベティー氏によって考案され、アメリカ全土を対象に開催されたカクテル・コンペティションで西部地域ロングカクテル部門第1位を獲得しました。その実力が認められ、翌年の1984年ロサンゼルス・オリンピックの公式カクテル、オフィシャルドリンクに選ばれるという栄誉に輝きました。

このオリンピックでは、カール・ルイスが4つの金メダルを獲得し、日本代表の森末慎二氏が体操で活躍したのが印象的なオリンピックです。その歴史的な大会の公式ドリンクとして世界中に知られることとなったのです。

このカクテルの特徴は、日本を代表するメロンリキュール「ミドリ」がもたらす美しい薄緑色の色合い。ゴールドラムの力強さ、メロンの甘い香り、ココナッツミルクの濃厚なコク、パイナップルとライムのトロピカルな風味が絶妙に調和したカクテルです。西海岸の陽気な雰囲気を感じさせる、夏にぴったりの爽やかな一杯をぜひ体験してみてください。

特徴・味わい

グリーン・アイズの最大の魅力は、美しい黄緑色の見た目と、層をなすように広がる複雑な香りと味わいにあります。グラスに注がれたカクテルは、まるで南国の宝石のような輝きを放ち、視覚的にも楽しませてくれます。

一口含むと、まず最初にメロンリキュールの甘くフルーティーな香りが広がり、次にココナッツミルクの濃厚でクリーミーな風味が顔を覗かせます。その奥からゴールドラムの力強いパンチがやってきて、パイナップルジュースの甘酸っぱさとライムジュースの爽やかな酸味が全体を引き締めています。まるで西海岸のビーチで過ごしているかのような開放感を味わえます。

甘くフルーティーで飲みやすいながらも、ラムの存在感がしっかりと感じられるバランスの良さが印象的。南国情緒あふれる味わいは、夏の暑い日にぴったりで、オリンピックの公式カクテルに選ばれた実力を存分に感じられる一杯。トロピカルな気分を味わいたいときにおすすめの、特別なカクテルをぜひお楽しみください。

Point｜バーテンダーからのおすすめ

相性の良い食べ物・おつまみ・・・トロピカルフルーツやシーフード料理と好相性。エビのカクテルやフルーツの盛り合わせなど、さっぱりとしたおつまみとよく合います。
作り方のポイント・・・材料が多いため、ゆっくりでも構わないので振る回数を多めにしっかりとシェイクすること。クラッシュアイスは溶けやすいので、最後に詰めるのがコツです。
飾りつけのコツ・・・マラスキーノチェリーは水で軽く洗い、水気をよく取ってから飾ること。カクテルのテイストを薄めないための大切なポイントです。