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アロマは、飲むとまるでグラスの中に初夏の庭を閉じ込めたような味わいですが、その苦みのルーツはもともと薬にあります。イギリス統治下のインドで、植民者たちはキニーネを苦い抗マラリア薬として飲みやすくするため、ソーダと砂糖を混ぜて飲んでいました。今のトニックウォーターは、その名残です。フレーバードウォッカがなめらかな土台をつくり、ミントリキュールが爽やかな香りを重ね、少量のライムがすべてをまとめます。ライムを抜くと、ミントもトニックも一気に味気なくなります。涼やかで軽やかな泡立ち、度数はわずか2〜3%。今夜、試してみる価値のある一杯です。
レシピと作り方
材 料

Recipe no.002
- フレーバードウォッカ・・・・・10ml
- ミントリキュール・・・・・・・10ml
- ライムジュース・・・・・・・・5ml
- トニックウォーター・・・・・・Full
- ミントの葉
※ Full = グラスの8割~9割まで満たす適量のこと
ウォッカのおすすめ銘柄リスト
ミントリキュールのおすすめ銘柄リスト
トニックウォーターのおすすめ銘柄リスト
作り方

グラスに氷を入れてフレーバードウォッカ・ミントリキュール・ライムジュースを入れ軽くステアします。
泡立たないように トニックウォーター を注ぎ、ゆっくりとステアします。
炭酸類を混ぜる場合は、ゆっくりと1~2回転ステアし、氷を上げ下げすれば混ざります。
最後にミントの葉を飾り完成です。
- 技法 = ステア
- アルコール度数 = 2% ~ 3% 前後
- グラス = コリンズグラス / タンブラー
- 最適なTPO = 日中 / 食前
- スタイル = オンザロック
- カクテル言葉 = 「 不明 」
- カクテル誕生日 = 「 不明 」
アロマの特徴と味わい

Photo|画像提供 SAPPORO
今でこそジントニックは炭酸の効いた爽快な一杯ですが、トニックウォーターはもともと薬でした。インドの英国植民地で、苦いマラリア予防薬キニーネを飲みやすくするため、炭酸と砂糖を混ぜたのが始まりです。Aromaはその苦味を活かし、香りを主役にしたカクテル。ミントの清涼感とトニックのほろ苦さが夏の暑さを忘れさせてくれます。
ベースはフレーバードウォッカで、果実やハーブの香りをまとった透明な蒸留酒。ミントリキュールが鋭い清涼感と甘みを添え、実はライムの酸味こそが全体をまとめる要。これを省くとミントもトニックも味がぼやけてしまいます。グラスに注げば、透明な液体に浮かぶ鮮やかな緑のミントが初夏の庭のよう。ミントの香りが立ち上がった後、ライムとトニックのほろ苦さが重なります。軽やかで炭酸感のある飲み口、ミントの清涼感が長く続く一杯です。
ポイント・アレンジ・相性の良い食べ物

- 相性の良い食べ物・おつまみ・・・フレッシュハーブサラダやきゅうりのおつまみがよく合います。青々とした涼やかな風味が、ミントとライムの香りと呼応します。
- 作り方のポイント・・・よくある失敗は、トニックを勢いよく注いで炭酸を飛ばしてしまうことです。グラスの側面に沿って、ゆっくり注ぐのがポイントです。
- アレンジ・・・トニックをソーダに変えると苦味が抑えられ、フレッシュミントをマドラーで潰して加えれば香りがさらに引き立ちます。
アロマの材料リスト
ポーランドの世界遺産の森に自生する「ジュブルフカ」草を一本一本手作業で瓶詰め。柔らかくまろやかな口当たりと独特の香りが魅力です。
フランス産ミントオイルをスピリッツに溶け込ませた、清涼感あふれる香草系リキュール。甘さの中にスッと広がるハッカの爽快感が、カクテルと洋菓子の両方を格上げする。
厳選キナ使用、人工甘味料不使用のトニックウォーター。しっかりとした苦味と控えめな甘味、きめ細かい炭酸でスッキリとした味わいが特徴です。
バーテンダー経験者が描く小説『 Bar 灯影 ~まだ名前のない約束たち~ 』

東京の雑居ビルの地下にある、隠れ家バー「Bar 灯影」。寡黙なマスターと、仕事帰りに通う23歳の彩香のもとに、毎晩いろいろな事情を抱えた客がやってきます。
マスターは多くを聞かず、その夜の一杯だけを差し出します。カクテルの所作や味わいは、バーで働いていた筆者が、現場の記憶をもとに描いています。
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