ペーパープレーンのカクテルレシピ・作り方・特徴｜バーボン + アペロール + アマロ・ノニーノ + レモンジュース

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2008年ニューヨークで誕生し、瞬く間にモダンクラシックの地位を確立した「ペーパープレーン」。バーボンの力強さに、イタリア産ハーブリキュールの複雑な苦味と甘味、レモンの爽やかさが調和した洗練された一杯です。紙飛行機のように軽やかで、深みのある味わい。現代のカクテルシーンを代表する傑作をご紹介します。

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レシピと作り方

材料

Recipe no.670

バーボンウイスキー・・・・・・15ml
アペロール・・・・・・・・・・15ml
アマロ・ノニーノ・・・・・・・15ml
レモンジュース・・・・・・・・15ml

このカクテルの〚材料リスト〛へ ⇓

作り方

Step

材料を合わせる

シェーカーに、バーボンウイスキー、アペロール、アマロ・ノニーノ、レモンジュース、氷を入れます。

Step

シェークする

しっかりとシェークした後にグラスへ注ぎ、小さな紙飛行機を飾れば完成です。

シェーカーの使い方 ➡

技法 = シェーク
グラス = カクテルグラス
アルコール度数 = 18% ～ 19% 前後
最適なTPO = 日中 / 食後

ペーパープレーンの特徴・動画

Photo｜Missing In Action（ M.I.A ）｜画像引用 Wikipedia

「ペーパープレーン」は、2008年にニューヨークで誕生した比較的新しいカクテルです。考案者は、有名なバーテンダーのサム・ロス氏。彼が当時聴いていたイギリスのミュージシャン、M.I.A.のヒット曲「Paper Planes」にインスパイアされて生まれました。

このカクテルは、そのユニークな風味と現代的なスタイルが多くのバーテンダーとカクテル愛好家の間で瞬く間に広まり、わずか十数年でモダンクラシックの地位を確立。2020年には新時代のドリンクとして、国際バーテンダー協会のオフィシャルカクテルリストに加えられるという快挙を成し遂げています。

中西部のレストランシーンから始まり、現代のカクテルバーの定番へと成長した軌跡は、まさに紙飛行機が空高く舞い上がるようなストーリー。アメリカ産のバーボンウイスキーとイタリア産のハーブリキュールという、大西洋を越えた組み合わせが抜群の相性を見せる、国際色豊かな一杯です。カクテルの世界における現代の成功物語といえるでしょう。

特徴・味わい

Photo｜アマロ・ノニーノ

2008年誕生のモダンクラシックとして、現代のカクテルシーンを代表する一杯です。ベースとなるバーボンウイスキーは、力強い芳醇さとバニラのような甘い香りが特徴。そこにアペロールというオレンジと数十種類のハーブやスパイスを使ったビターリキュールが加わり、ほろ苦さと甘味を演出します。さらにアマロ・ノニーノという様々な植物エキスとブドウから作られたリキュールの深い苦味と甘味、そしてレモンジュースの爽やかな酸味が全体を引き締めているのです。

グラスに注がれた液体は、琥珀色とオレンジが混ざり合った美しい色合い。一口飲めば、バーボンのコクとアペロールの甘苦さ、アマロの複雑な苦味、レモンの酸味が見事に調和し、口の中で層のように広がります。個性の強い素材たちをレモンジュースがまとめ上げ、爽やかな余韻を残すバランスの良さ。紙飛行機のように軽やかに飲めながらも、深みのある味わいが楽しめる洗練された一杯です。

Point｜バーテンダーからのおすすめ

相性の良い食べ物・おつまみ・・・チーズの盛り合わせやサラミ、ローストしたナッツ類との相性が抜群。ビターなハーブの風味がチーズやナッツの旨味を引き立て、バーボンのコクが料理の味わいを深めます。食後のデザートタイムにもおすすめです。
作り方のポイント・・・4つの材料を同量ずつ使うシンプルなレシピですが、しっかりとシェークすることで各材料が均一に混ざり合い、なめらかな口当たりになります。小さな紙飛行機を飾ると、カクテル名の由来が伝わる演出に。
飲み方の注意・・・飲みやすい味わいですが、アルコール度数は18～19%としっかりあります。ゆっくりと時間をかけて、バーボンのコク、ハーブの苦味、レモンの酸味の変化を楽しみながら味わうのがおすすめ。複雑な風味を堪能してください。
おすすめのシーン・・・日中のリラックスタイムや食後のひとときに最適。モダンクラシックという新しい定番を体験したい時にぴったりの一杯です。バーで「最近のトレンドを」とオーダーすれば、きっと出会えるカクテルといえます。