コロネーション のカクテルレシピ・作り方・特徴|シェリー + ドライベルモット

ワインベースショートカクテルのコロネーション

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コロネーションは「戴冠式」を意味する、王室の格式を感じさせる気品あふれるカクテル。ドライシェリーとベルモットが織りなす辛口で洗練された味わいに、ハーブと柑橘の香りが優雅に漂います。特別な夜を彩る大人の一杯として、静かなバーカウンターでゆっくりと味わってみてください。

目次
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レシピと作り方

材 料

ベルモットのおすすめ銘柄リスト

作り方

  • 技法 = ステア
  • グラス = カクテルグラス
  • アルコール度数 = 15% ~ 16% 前後
  • 最適なTPO = 日中 / 食前
  • カクテル言葉 = 「 あなたを知りたい 」
  • カクテル誕生日 = 「 8月4日 」

コロネーションの特徴・動画

特徴・味わい

ナポレオン1世の戴冠式の絵画

Photo|ナポレオン1世の戴冠式の様子

コロネーション(Coronation)とは「戴冠式」を意味し、王位継承という最も格式高い儀式に因んだ、気品あふれるカクテル。王位継承のたびに新しいレシピのコロネーションが考案されてきたという伝統があり、このカクテル自体が歴史と格式を体現しています。

ベースとなるドライシェリーは、スペイン産の酒精強化ワインで、世界三大酒精強化ワインの一つ。ブランデーを添加することで生まれる複雑な香りと、ナッツのような深い風味が特徴です。ドライベルモットは、白ワインにハーブやスパイスを漬け込んだフレーバードワインで、爽やかなハーブの香りと辛口の味わいを持ちます。オレンジビターズが柑橘の爽やかなアクセントを、マラスキーノがほんのりとした甘い香りと奥行きを添えています。

グラスに注がれた淡い琥珀色の液体は、まるで王宮の窓から差し込む夕日のよう。まずベルモットのハーブの香りが立ち上り、その後にシェリーの芳醇な香りが追いかけます。口に含むと、辛口でサッパリとした味わいの中に、ビターズとマラスキーノが生み出す深みと上品な風味が広がり、喉を通る瞬間には洗練された余韻が残ります。

格式高い戴冠式の名を冠したこの一杯は、特別な夜にふさわしい、大人のための贅沢なカクテルです。


Point|バーテンダーからのおすすめ

  • 相性の良い食べ物・おつまみ・・・辛口の味わいには、オリーブやナッツ類、生ハムやアンチョビなど塩気のあるおつまみが好相性。特にグリーンオリーブは定番の組み合わせです。
  • 作り方のポイント・・・ステア前にミキシンググラスをしっかり冷やすこと。オリーブを飾る際は、水気をよく拭き取ってからカクテルピンに刺すことで、味が薄まるのを防げます。
  • 飲み方の注意・・・酒精強化ワインベースのため、通常のワインよりアルコール度数は高め。辛口でサッパリとしているため飲みやすいですが、ゆっくりと味わいましょう。

レシピ動画

  • レシピ動画|ExpertVillage Leaf Group Channel Home

材料リスト

シェリー酒のメッカであるスペイン・アンダルシア地方で生産され、繊細でシャープとソフトで軽い口当たり、アーモンドやヘーゼルナッツを思わせる香りが特徴のシェリー酒。 

他ブランドに比べてハーブ香が強く、甘味と酸味は中レベルに製造されていて、全体的にバランスが良くカクテルに使うには最適なドライベルモットです。

マラスキーノは、さくらんぼを原料にしたリキュールで、上品な甘さとほのかな苦味が特徴。カクテルに加えると、香りに奥行きとやさしい甘味が広がります。

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オレンジの果皮を加えた様々なハーブエキスを配合。ドライな仕上がりで、あらゆるカクテルの香り付けに欠かすことの出来ない逸品。欧州ではスタンダードなオレンジビター。

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