hakaru– Author –
はじめまして、サイト管理者のhakaruです。
過去にバーで働いていた知識を生かし、お家で誰でも簡単に作れて、しかも飲みやすいお酒を紹介しています。
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ハンキーパンキー|カクテルレシピ・作り方・特徴|ジン + スイートベルモット + フェルネットブランカ
1900年代初頭にロンドンのサヴォイ・ホテルの「アメリカン・バー」で働いていたエイダ・コールマンによって考案されました。この時代は現在で言うホステス( キャバ嬢 )とバーテンダーの境目があいまいで、本格的にお酒を専門とする女性バーテンダーは少なかったようです。そんな中で歴史的に名前を残している女性バーテンダーは珍しく、ヘッド・バーテンダーという責任ある立場にまで就いています。スイートベルモットの甘味とジンのハーバルな香りが広がり、すぐにフェルネットブランカの複雑で苦味のある薬草系の風味が続きます。全体的には、甘さと苦さのバランスが取れた非常に洗練された味わいで、後味にはフェルネットブランカのほろ苦い余韻が長く残ります。 -
ヴェスパーマティーニ|カクテルレシピ・作り方・特徴・由来|ジン + ウォッカ + リレ ブラン
今回紹介した「 ヴェスパーマティーニ 」のヴェスパーとは、1953年に出版された小説「 007 ジェームス・ボンド 」の最初の作品であるカジノ・ロワイヤルに登場する、ボンドガールの「 ヴェスパー・リンド 」の名前がカクテル名に使われています。ジンのボタニカルな風味、ウォッカのスムーズさ、リレ・ブランのほのかな甘みと苦みが融合して、複雑かつ洗練された味わいを楽しめます。 -
ブラッドハウンド|カクテルレシピ・作り方・特徴|ジン + ドライベルモット + スイートベルモット + イチゴ
ブラッドハウンドとはベルギー、フランス、イギリス原産の犬種で、警察犬や狩猟などで活躍しています。カクテルはイチゴのフルーティーな甘酸っぱさがこのカクテルを飲みやすくし、ドライジンが飲みごたえを出し、ベルモットが奥深さや香りを演出している一品です。ジンの爽やかさとフルーツの甘酸っぱさが絶妙に調和し、後味もすっきりとしています。 -
ロングアイランドアイスティー|カクテルレシピ・作り方・特徴|スピリッツ + ホワイトキュラソー + レモンジュース + コーラ
このカクテルの名前の中の「 ロングアイランド 」はアメリカ・ニューヨーク州・ロングアイランドで、「 アイスティー 」は紅茶を一切使わずなぜかアイスティーの味わいと色を出していることからこのネーミングになったと言われています。最初に感じるのはスピリッツそれぞれの特徴が絶妙に重なり合った複雑な風味。続いて、コーラの甘味と炭酸が後味を爽やかに引き締めます。 -
フォーキールロワイヤル のカクテルレシピ・作り方や特徴を紹介
今回紹介した「 フォーキールロワイヤル 」とは、「 キールロワイヤル 」から派生したバリエーション・カクテルです。 そのキール・ロワイヤルはワインベースのカクテルの中でも代表的な存在である「 キール 」から派生したバリエーション・カクテルであり、世界でも幅広く飲まれています。カクテル自体はとてもシンプルで、ザクロのシロップ( グレナデンシロップ )をソーダで割るといったもので、グレナデンの爽やかな甘味を爽快感あるソーダと合わさり、とても飲みやすくつくりやすいカクテルです。 -
たまご酒|カクテルレシピ・作り方・特徴|日本酒 + 卵
たまご酒の起源は、日本の江戸時代に遡ると言われています。風邪の予防や、食欲がない時の栄養補給などの薬効があるとされ、日本酒と卵を組み合わせることで栄養価を高め、風邪や体調不良のときに飲まれる家庭療法として親しまれてきました。日本酒のまろやかな甘さに卵黄のコクが加わり、リッチな口当たりが楽しめます。 -
レッドアイ|カクテルレシピ・作り方・特徴|ビール + トマトジュース
「 レッドアイ 」のネーミングの由来は、二日酔いで目が赤くなっている人のことを指しており、一般的には迎え酒として認知度が高まりました。一口目は、ビールの泡が口の中で弾ける爽快感。続いてトマトジュースの自然な甘味と酸味が広がり、ビールの深いコクが後味に心地よく残ります。 -
クオーターラテンカクテル|カクテルレシピ・作り方・特徴|デュボネ + ホワイトキュラソー + アメールピコン
今回紹介したカクテルのベースのお酒である「 デュボネ 」とは、フレーバー・ド・ワインであるベルモットとよく似ているお酒で、デュボネもベルモット同様白ワインにハーブやスパイスを使って造られているワインリキュールです。デュボネの苦味と甘味をベースに、オレンジ果皮から造ったホワイトキュラソーとオレンジとハーブ系の香りとほろ苦さを持つアメール・ピコンを加えたレシピで、甘味と爽やかな苦みが特徴的で、重みのある飲みごたえも感じられる一品です。 -
ベリーニ( ベッリーニ )|カクテルレシピ・作り方・特徴・由来|スパークリングワイン + ピーチネクター
「 ベリーニ Bellini 」とは15世紀のイタリアルネサンス期の画家「 ジョバンニ・ベッリーニ 」を由来としたカクテルです。ベリーニの特徴は、そのフレッシュな白桃の風味とプロセッコの軽やかな泡が織りなす、爽やかな味わいです。シンプルな材料ながらも、果実の豊かな風味がしっかりと感じられ、特にプロセッコの微発泡がカクテル全体に上品なテクスチャーを与えます。 -
アップルカー|カクテルレシピ・作り方・特徴|カルヴァドス + ホワイトキュラソー + レモンジュース
「 アップルカー 」というカクテルは、クラシックカクテルの代表格である「 サイドカー Sidecar 」の変種です。アップルカーの最大の特徴は、アップルブランデーという蒸留酒を使うことによって、複雑で豊かな味わいを楽しめる点です。ブランデーのまろやかな深みと、アップルブランデーのフルーティーで軽やかな甘さが一体となり、飲みごたえがありながらも、爽やかさが感じられます。 -
レモンジュース & ライムジュース を使ったカクテルレシピリスト|レシピを簡単リストで紹介
カクテルをつくる上で欠かせない材料であるレモンジュースとライムジュース。 風味のバランスを整えるためであったり、酸味を加えサッパリとさせたり、ただ酸味を強く前面に出すためであったり、レモンジュースやライムジュースをベースとして使用したりと用途は様々です。今回はレモンジュースとライムジュースを感じられるカクテル( 15ml~20ml以上使用したカクテル )をピックアップしました。それではレモンジュース & ライムジュースを使ったカクテルレシピのリストをご覧ください! -
ブランデークラスタ|カクテルレシピ・作り方・特徴|ブランデーベース
このカクテルはクラスタスタイルの元祖的存在で、1862年に公開されたジェリー・トーマス作のカクテルマニュアルに記載があります。 考案者はアメリカ・ルイジアナ州・ニューオーリンズのバーテンダー「 ジョセフ・サンティーニ 」で、縁に付いた砂糖と皮がネーミングの由来と言われています。芳醇な香りが特徴的なブランデーを酸味や甘味などのアクセントのみを加えたレシピで、ブランデーに螺旋状にむいたレモンの皮が、芳醇な香りに爽やかさを加えているのが特徴的なカクテルです。