コモドールのカクテルレシピ・作り方・特徴｜ライウイスキー + ライムジュース

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海軍の提督を意味する「コモドール」。ライウイスキーのスパイシーな風味にライムの爽やかな酸味、オレンジビターの苦味が調和した、キリッとした大人の味わいが魅力です。「責任」というカクテル言葉を持つ、渋くて骨太な一杯をぜひバーで味わってみてください。

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レシピと作り方

材料

Recipe no.651

ライウイスキー・・・・・・・・40ml
ライムジュース・・・・・・・・20ml
シュガーシロップ・・・・・・・1tsp
オレンジビター・・・・・・・・2dash

※ 1tsp = バースプーン1杯分の分量のこと
※ 1dash = ビターボトル一振り、目安は1滴の量

このカクテルの〚材料リスト〛へ ⇓

ライウイスキーのおすすめ銘柄リスト

作り方

Step

材料を合わせる

シェーカーに、ライウイスキー、ライムジュース、シュガーシロップ、オレンジビター、氷を入れます。

Step

シェークする

しっかりとシェークした後にシェークした材料をグラスヘ注げば完成です。

シェーカーの使い方 ➡

技法 = シェーク
グラス = カクテルグラス
アルコール度数 = 22% ～ 23% 前後
最適なTPO = 日中 / 食前
カクテル言葉 = 「責任」
カクテル誕生日 = 「 3月24日」

コモドールの詳細・動画

誕生・由来

Photo｜マシュー・ペリー｜画像引用 Wikipedia

「コモドール」という名前は、海軍の階級である「代将」を意味する英語です。この階級は大佐より上で准将より下に位置し、日本語では「提督」や「艦長」と訳されることもあります。歴史上の有名人では、1853年に黒船で日本に来航したマシュー・ペリーが海軍代将の階級でした。このカクテルは1920〜1930年代にアメリカ・オハイオ州シンシナティで登場したとされ、海の男たちに愛された力強い一杯として知られています。

このカクテルは、スパイシーさと穀物の甘味が特徴的なライウイスキーをベースに、爽やかな酸味を持つライムジュース、やさしい甘さのシュガーシロップ、そして香り高いオレンジビターを組み合わせたレシピ。琥珀色の液体からは、ウイスキーの芳醇な香りとオレンジの爽やかな香りが立ち上り、一口含むと酸味と苦味、ほのかな甘味が絶妙に調和します。ライムがカクテル全体に爽やかさを与え、ライウイスキーのドライな口当たりが大人の渋さを演出する、キリッとした味わい。「責任」というカクテル言葉を持つ、海の男が似合う骨太な一杯をぜひ体験してみてください。

特徴・味わい

コモドールの最大の魅力は、ライウイスキーの持つスパイシーさと穀物由来の甘味が、ライムの爽やかな酸味によって引き立てられている点にあります。グラスに注がれた琥珀色の液体は、まるで夕暮れの海を思わせる深い色合い。香りを嗅ぐと、ウイスキーの芳醇な香りにオレンジビターの柑橘系の爽やかさが重なり、とても豊かな香りが鼻腔をくすぐります。

一口含むと、ライムの酸味とオレンジビターの苦味が最初に舌を刺激し、その後ろからシュガーシロップのほのかな甘味が顔を覗かせます。ライウイスキーのドライな口当たりが全体を引き締め、キリッとした飲みごたえがありながらも、爽やかさが後味をすっきりとさせています。喉を通る際の滑らかさと、余韻に残るウイスキーの奥深い風味は、まさに海の男たちが愛した渋さそのもの。酸味、苦味、甘味のバランスが絶妙で、少し大人っぽい雰囲気を感じさせる一杯。責任感のある大人の時間を演出してくれる、骨太なカクテルをぜひお楽しみください。

Point｜バーテンダーからのおすすめ

相性の良い食べ物・おつまみ・・・スモークサーモンやチーズ、ナッツ類など、塩気のあるおつまみと好相性。ローストビーフなど肉料理とも相性抜群です。
作り方のポイント・・・フレッシュなライムジュースを使うことで、より爽やかで奥深い味わいに仕上がります。しっかりとシェイクし、よく冷やすことが美味しさの秘訣です。
ライウイスキーの特徴・・・ライ麦を主原料とするライウイスキーは、スパイシーで辛口な味わいが特徴。このカクテルでは、その個性がライムの酸味と見事に調和しています。
おすすめのシーン・・・仕事終わりの一杯や、じっくりと会話を楽しみたい夜に最適。「責任」というカクテル言葉の通り、大人の落ち着いた時間を演出してくれます。