レシピと作り方
グリーンフィールズの材料
Recipe no.447
- グリーンティーリキュール・・・30ml
- ウォッカ・・・・・・・・・・・15ml
- ミルク・・・・・・・・・・・・15ml
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技法 = シェーク
グリーンフィールズの作り方
グラスは カクテルグラス か シャンパングラスのクープ型 を使いましょう。
しっかりとシェークした後にシェークした材料をグラスヘ注げば完成です。
( ミルクが入っているので、強めか振る回数を増やしましょう )
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- アルコール度数 = 19% ~ 20% 前後
- 最適なTPO = 食後
- カクテル言葉 = 「 熱烈な恋 」
- カクテル誕生日 = 「 12月25日 」
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グリーンフィールズの由来・特徴
Photo|ブラザーズ・フォア|画像引用 Wikipedia
〚 由来と歴史 〛・・・1960年にサントリーが考案したオリジナルカクテルで、名前の由来は、アメリカのフォークソングの曲名( グリーンフィールド )だそうです。 1956年に「 イージー・ライダース 」が発表した楽曲を、1960年代に活躍したアメリカ・ワシントン州・シアトル出身のフォーク・グループ「 ブラザーズ・フォア The Brothers Four 」が取り上げた曲名が「 グリーンフィールド Greenfields 」で、この曲は大ヒットし、全米で2位になると、ブラザーズ・フォアもそれと同時に一気に人気が上がりました。抹茶を思わせる緑色が美しく、どこか懐かしい味わいが特徴で、発売以来、多くの人々に愛されています。
〚 特徴と味わい 〛・・・カクテルは、抹茶、緑茶をベースに造られた渋味と甘味が特徴のグリーンティー・リキュールをベースに、クリアで飲みごたえのあるウォッカ、コクとまろやかさのミルクを混ぜ合わせたレシピで、グリーンティーの深みとミルクのまろやかさがウォッカの荒々しさを抑え、飲みやすく、爽やかでまろやかな口当たりにしています。
- 抹茶のような風味: グリーンティーリキュールの香りが、抹茶を思わせるような風味を醸し出します。
- まろやかな口当たり: 牛乳が加わることで、口当たりがまろやかになり、飲みやすいです。
- どこか懐かしい味わい: 日本の伝統的な飲み物である抹茶を思わせる味わいは、どこか懐かしい感覚を与えてくれます。
- 美しい緑色: グリーンティーリキュールの鮮やかな緑色が、視覚的にも楽しめます。
〚 魅 力 〛・・・甘すぎず、苦すぎず、誰でも飲みやすい味わいで、日本の伝統的な飲み物である抹茶を思わせる味わいが、日本人にとっては親しみやすいです。
- 様々なシーンで楽しめる: 食後酒としてだけでなく、デザート感覚で楽しむこともできます。
- アレンジ: グリーンティーリキュールの代わりに抹茶リキュールを使用したり、バニラアイスを添えたりすることで、様々なアレンジが可能です。
- 季節: 一年中楽しめるカクテルですが、特に春の訪れを感じる際に飲みたい一杯です。
- 食との相性: 和菓子や抹茶スイーツとの相性が抜群です。
〚 まとめ 〛・・・お茶系の芳香が印象深い抹茶ミルクのような味わいが印象的な一品で、食後( ディジェスティフ )に最適なカクテルなのでぜひお試しください。
グリーンフィールズは、日本の美しい自然をイメージさせるような、爽やかでどこか懐かしい味わいが魅力のカクテルです。抹茶のような風味とまろやかな口当たりが、多くの人々を魅了しています。ぜひ一度、その味わいを体験してみてください。
グリーンフィールズの材料
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〚 他のカクテル レシピリスト 〛
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今回紹介したカクテルの材料
ー ウォッカ Vodka ー
誕生・由来・・・ウォッカが誕生したのは12世紀頃だという記録がモスクワ公国( 1283年~1547年 )の記録に残っています。
蒸留の技術は錬金術師が偶然編み出したものとされており、その技術によって生まれたお酒は、ラテン語で「 アクア・ヴィテ 」( 命の水 )と呼ばれるようになります。
そのアクア・ヴィテをロシア語に変換すると、「ジィーズナヤ・ヴァダー 」ジィーズナヤ=命、ヴァダー=水です。 そのヴァダーがウォッカの語源と言われています。
製造・原料・・・ウォッカの特徴は、連続式蒸留機と白樺やヤシを焼いた活性炭で濾過をすることで、無味無臭に近くクリアな味わいな所です。
穀物を蒸して麦芽を加え、糖化、発酵、蒸留をして、アルコール度数95%以上のグレーンスピリッツを作ります。それを水でアルコール度数40%~60%まで薄め、白樺やヤシを焼いた活性炭で濾過します。そうすることで、無味無臭に近くクリアな味わいが生まれるのです。
味わい・香り・・・ウォッカは他のスピリッツよりも蒸留回数や、濾過工程などを行っているため、基本的には無味無臭に近いスピリッツです。
色々な穀物から製造されているため、使っている穀物により微かな風味の違いがあります。一般的にクリアで、キレの良い余韻を持ち、口の中でスッキリと消えていく感覚があります。
ウォッカ自体の協調性は他のスピリッツに比べるとあまり感じられませんが、逆にそのクリアさが合わせる材料を選ばないという特徴を持っています。
- ウォッカの歴史・製造は ⇒ コチラ
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シェーカーの使い方
シェーカーの利用目的は・・・
- 混ざりにくい材料( 比重が大きく違うお酒など、粉類、牛乳や生クリーム、鶏卵 )を混ぜる
- 材料を素早く冷却する
- アルコール度数の強いお酒をまろやかにする( お酒のカドをとる )
といった利用目的があります。 持論ではありますが、あと一つ牛乳や生クリームなどの材料を泡立たせることもできるので、泡立たせる利用目的もあると思います。
スリーピースシェーカー
〚 Step 1 = 蓋を閉める 〛
- ボディに材料や氷を入れる。( 氷はボディの 7割~8割くらいを目安に入れます )
- ボディにストレーナーを被せ、左手でストレーナーを押さえて左手の甲( 手首に近い辺り )を右手でトントンと叩きストレーナーを押さえる。( ストレーナーを直接叩くのはNG )
- トップをストレーナーに取り付ける。( 強く抑えず、キュッと入れ込む程度でOKです )
〚 Step 2 = 持ち方 〛
スリーピースタイプのシェーカーの持ち方です。
右利き用( 左利きの方は逆 )
- 左手 ・親指 = ストレーナーのくぼんだ場所 ( ストレーナーを押さえる役割 )
- 左手 ・人差し指 = ボディ
- 左手 ・中指 = ボディ底を押さえるように
- 左手 ・薬指 = ボディ( 振る際に下になる場所へ指を曲げて支える )
- 右手 ・親指 = トップを押さえるように
- 右手 ・人差し指 = ボディ
- 右手 ・中指 = ボディ
- 右手 ・薬指 = ボディ( 振る際に下になる場所へ指を曲げて支える )
特に持ち方に決まりがあるわけではありませんので、自分で持ちやすい持ち方で振れば良いと思います。ただシェーカーに手のひらを前面に付けてしまうと、手がかなり冷たくなりますし、材料の温度が下がりにくくなるため、シェーカーを持つ時には、面ではなく点で持つように心がけましょう。
〚 Step 3 = 振り方 〛
まずシェーカーは体の正面で振るのではなく、体から正面45℃に構えます。
- 上記の持ち方で、胸の前に持っていき、そこを中心として上前方へ斜めに押し出すように、そのまま胸に戻して、今度は下前方へと押し出すように振ります。 横から見るとひらがなの「 く 」の字を作るように振ります。
- 上前方、下前方へ出す際には手首を前下へ曲げるようにします。
- この動作を1セットとし、比較的混ざりやすい材料であれば 7~8セットあまり強く振らずにシェークを行います( 強く振ると、中の氷が砕けます )
混ざりにくい材料の場合は、12セットくらい、少し強めのシェークを行いましょう。
シェークの振り方は人それぞれなので、これらを参考にご自分の一番良い振り方を模索してください。 その際に、中の氷が8の字を描くように振りましょう。
〚 Step 4 = グラスヘ注ぐ 〛
- シェーク後、まずはトップを外します( 外しにくい場合は、ねじるように外します )
- ストレーナーとボディを片手で押さえます( 人差し指はストレーナー、中指をボディ )
- ストレーナーの先は網状になっているので( 上記写真 )、そこからグラスヘ注ぎます。
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ツーピース( ボストンシェーカー )
〚 Step 1 = 蓋を閉める 〛
まずはツーピースシェーカー( ボストンシェーカー )の部位名称です。
小さい方が金属であれば「 ショートティン 」、ガラス製であれば「 パイントグラス 」です。 ショートティン( パイントグラス )に材料を入れ、ティンの方に氷を入れます。( 氷はティンの5 ~ 6割ほどを目安に入れます )
ショートティン( パイントグラス )の材料を氷の入ったティンに入れて、ショートティンを被せます。真っすぐ差し込むのではなく、自分側にショートティンを寝かすようにはめ込み、自分側のティンとショートティンの縁が一直線に沿っているようにします。( 写真の様に立てると曲がったようになります )
ショートティンを被せたら、上から手のひら( 掌底 )でトントンと直接 2回ほど叩きます。 圧縮されて簡単には外れなくなります。
〚 Step 2 = 持ち方 〛
ツーピースシェーカーの持ち方は、スリーピースシェーカーよりも多彩にあります。
写真にあるように、スリーピースシェーカーよりも長いので、先端と先端を押さえることと、中の氷の動きを端から端まで動くように振れば問題ありません。 右手をショートティンの方を押さえて、左手の掌を上になるように、包み込むように持ちます。
〚 Step 3 = 振り方 〛
スリーピースシェーカーと同じ動きで振るようにしてもかまいません。 シェーカー自体が長いので、スピードを抑え気味で振ると端から端まで氷が移動し、材料が混ざるので、そこをポイントとして振りましょう。
振るモーションもスリーピースシェーカーより大きく振ると自然とスピードも落ち、良く混ざるようになります。
〚 Step 4 = グラスへ注ぐ 〛
- まず左手でツーピースシェーカーを縦にして持ちます。( この時ショートティンが上に来るように持ちます )
- 左手の中指と人差し指で、ショートティンを右へ押すように持ちます。
- 右手の手のひら( 掌底 )でティンの方を軽く叩きます。( 1回でショートティンが外れない場合は2回叩きましょう )
写真にあるように、ティンにストレーナーを装着し、グラスヘシェークした材料を注ぎます。
フレッシュフルーツなどを材料で使用した場合は、2つ上の写真のあるように、小さい手ざるを使います。( 種など細かい余分なものをグラスヘ入れないようにするためで、スリーピースシェーカーの場合に使用する場合もあります )
- シェーカーについて詳しくは ⇒ コチラ
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カクテルのTPO用語
ー ディジェスティフ Digestif ー
「 ディジェスティフ Digestif 」とはフランス語で食後に飲むお酒のことで、英語では「 アフターディナー・ドリンク After dinner drink 」と呼びます。
特徴としてはブランデーなどのアルコール度数が高めのスピリッツを使い、クリームなどの甘味の強いものを材料に使う傾向があります。
アルコール度数が高いカクテルが多いのには理由があり、満腹になった後にアルコール度数が高めのお酒を飲むことで、食後の疲れた胃に刺激を与えます。
刺激を与えることにより、再度活性化させ消化を促進させる役割を持っているのです。
香りがあり、甘口のものが多い理由は、デザート感覚で楽しめることで、更なる満足感を与えることが目的としてあり、他には香り高いもので気分を落ち着かせることがあります。
- カクテルを飲むタイミングの名称紹介は ⇒ コチラ
グリーンフィールズにおすすめのグラス
カクテルグラス Cocktail glass
逆三角形の形をした脚付きグラスです。 カクテルといえば多くの人がこのグラスを思い浮かべるのではないでしょうか。
脚が付いている理由は、ドリンクが入っている逆三角形の部分を手で温めてしまわないように付いています。飲むときは脚を持つようにしましょう。
カクテルには色彩を楽しむものも多くあり、カクテルの美しい色合いを邪魔しないためカクテルグラスは主に無色透明で、引き立て役として存在します。
一説にはマティーニを飲むために生まれたとも言われており、古くから「 マティーニグラス 」とも呼ばれています。
容量は少量しか入らず、グラスの中で直接混ぜることができないため、シェーカーか、ミキシンググラスで混ぜた後このグラスに注ぎます。
使っているカクテルは「 マティーニ 」や「 マンハッタン 」、「マルガリータ 」など有名なカクテルが多くあります。 標準は、60mlが程よく入る90ml、大型のもので 120ml ~ 150ml のものがあります。
シャンパングラス Champagne glass
シャンパングラスは口が広く底が浅めで脚付きの「 クープ型 」と、口が小さく縦に丸長になっている「 フルート型 」があります。
クープ型は1663年にシャンパンやスパークリングワインを飲むためにイングランドで作られました。18世紀頃からフランスで使われ始め、1930年代頃からアメリカで使用されるようになりました。
当時シャンパンは、甘めのデザート的なものが多く、パンやケーキなどを付けたりしていました。 そのためこのクープ型は口が広く作られています。 容量は120ml ~ 240mlが一般的。
フルート型は1700年代初頭に、シャンパン自体が甘めのものから、辛口や料理に合うものに変化していきました。そして最初は陶器や金属の素材で作られていましたが、ワイングラスをガラスの素材に代える際に一緒に作られました。
始めはまっすぐな円錐形でしたが、炭酸を逃しにくくするために、下から中央まで膨らみ、中央から上部にかけて狭くなっている形になりました。 ヨーロッパではビールを飲むのにも使われたそうです。容量は180ml ~ 300mlが一般的。
- グラス紹介ページは ⇒ コチラ
グリーンフィールズで使う道具
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