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ワインをもっとカジュアルに、そして涼やかに楽しみたいなら、「 ワインコブラー 」はまさに理想の一杯です。クラッシュアイスにワインを注ぎ、リキュールとシロップを少し加えるだけで完成するこのカクテルは、見た目にも涼しげで、味わいも驚くほど軽やか。
赤・白・ロゼ、どのワインでもアレンジ可能で、パーティーやリラックスタイムにもぴったりです。飲みやすく、誰にでも喜ばれるワインベースの定番として、ぜひ覚えておきたい一品です。
レシピと作り方
材 料

Recipe no.723
- 赤ワイン・・・・・・・・・・・90ml
- ホワイトキュラソー・・・・・・5ml
- シュガーシロップ・・・・・・・1tsp
- クラッシュアイス
- オレンジスライス( お好み )
※ 1tsp = バースプーン1杯分の分量のこと
技法 = ステア
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作り方
グラスは、ワイングラス を使います。 他には ゴブレット でもO.K

あらかじめクラッシュアイスをつくっておきます。
クラッシュアイスは溶けやすいのでグラスには後で入れましょう。
グラスに赤ワイン( 白ワインやロゼでもかまいません )、ホワイトキュラソー、シュガーシロップを入れます。
しっかりとステアします。
クラッシュアイスをグラスに入れ、お好みでオレンジスライスを入れると完成です。
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- アルコール度数 = 14% ~ 15% 前後
- 最適なTPO = 日中
- カクテル言葉 = 「 拒絶 」
- カクテル誕生日 = 「 4月7日 」
ワインコブラーの特徴・味わい

ワインコブラーは、ワインを清涼感たっぷりに楽しめるロングカクテルです。クラッシュアイスをたっぷり使うことで、ひんやりとした口当たりが心地よく、暑い季節やパーティーシーンにぴったりです。
ベースは赤ワイン( 白やロゼでも可 )で、そこにホワイトキュラソーとシュガーシロップを少量加えることで、フルーティーな香りとやわらかな甘味がプラスされます。赤ワインならオレンジキュラソーを使ってもOKで、ワインの風味を損なわずにアクセントを加えることができます。
ほとんどがワインなのでアルコール感は控えめで飲みやすく、見た目も涼しげで華やか。コブラーというスタイル自体、歴史あるカクテル形式でありながら、自由度が高くアレンジも楽しめます。ワイン好きの方はもちろん、カクテル初心者にもぜひ試してほしい一杯です。
材料リスト




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カクテル材料紹介
ー ホワイトキュラソー White curacao ー
〚 誕生・由来 〛・・・キュラソーとは、南米のベネズエラの北海にあり、現在はオランダ領となっている島です。
1634年にオランダ艦隊がキュラソー島に居たスペイン人を追い出し、砦を建設。 その後港を建設するとトウモロコシや落花生、塩などの生産し、さらに貿易の拠点に相応しい位置に島が存在していたことから貿易なども相まって栄えるようになりました。
17世紀後半に、キュラソー島内で採れるオレンジをオランダ人が本国へ持ち帰り、アルコールに浸してオレンジリキュールが作られました。 そして現在ではオレンジリキュールのみではなく、ホワイト、オレンジ、ブルー、グリーン、レッドと様々な着色を行ったキュラソーシリーズが定着をしています。
〚 製造・原料 〛・・・ブランデーや他のスピリッツをベースにオレンジの果皮を漬け込んで、風味づけをした果実系リキュールの一つです。
原酒のスピリッツに乾燥させたオレンジの果皮と、生のオレンジの果皮を浸漬して蒸留、その後甜菜糖と呼ばれる砂糖を加えます。甜菜糖とは体に優しいとされるオリゴ糖が入り、メロンに匹敵する15度以上という糖度を持っている砂糖です。 その砂糖を加えアルコール度数を純粋で調整し、約40度のアルコール度数まで上げます。
〚 味わい・香り 〛・・・オレンジの甘味や酸味が感じられますが、通常のキュラソーよりも甘さが控えめです。さまざまなボタニカルやスパイスが使用されており、複雑な味わいが感じられます。甘さと苦味、さまざまな香りがバランスよく調和しています。
香りは、オレンジの皮から作られているため、強いオレンジの香りがします。リキュールを注いだ時にも、爽やかなオレンジの香りが広がります。
- ホワイトキュラソーの歴史・原料・種類は ⇒ コチラ
ビルド & ステア
「 ビルド 」とは「 組み合わせる 」または「 注ぐ 」という意味があり、ステアのように完全に混ぜるのではなく、組み合わせる、もしくはグラスに直接注ぐという目的の際に使います。
「 グラスの中に直接材料を注ぐ 」= ビルド、「 バースプーンで混ぜる 」= ステアと覚えれば間違いはありません。
炭酸系の混ぜ方
炭酸系の材料を使う場合は、早く混ぜたり、回す回数が多いと、炭酸が溢れてこぼれてしまうだけでなく、炭酸ガス自体も抜けてしまうのでゆっくり回すように注意しましょう。
バースプーンやマドラーをグラスの内側に沿って底まで入れます。 グラスに当てたままゆっくりと1回転 ~1.5回転回し、先端のスプーンでゆっくりと氷を持ち上げてゆっくりと下ろします。
混ざりにくい材料の場合は、炭酸以外の材料を入れて一度ステアを行い、炭酸類を入れた後に再度軽くステアするようにします。
バースプーンの使い方

Step 1 = まず左手はグラスの底を押さえます( ドリンクを体温で温めないため )右手はバースプーンを持ちます。( 左利きの人は逆になります )
Step 2 = バースプーンを動画のように中指と薬指の間に挟みます。
Step 3 = 親指と人差し指もバースプーンを挟んで持ちますが、この2本の役割は、落とさないようにするためだけのものなので軽く持ちましょう。
Step 4 = バースプーンの背中をグラスの内側の縁に沿って底へ持っていきます。
Step 5 = 自分の体より向こう側へ回す際は薬指で左回りに押すように持っていき、自分の体側に戻す際は右周りに中指で引き戻すようにバースプーンを移動させます。 この時にバースプーンの背中は常にグラスの外側へ向いています。
この動作の繰り返しになります。 最初は難しいと思うので、大きめのグラスに氷のみで練習すると良いでしょう。 慣れると便利なので、ぜひマスターしてください。
- バースプーンの詳しい使い方は ⇒ コチラ
カクテルスタイル
ー コブラー Cobbler ー

「 靴直し 」、「 靴屋 」という意味で、その昔靴屋が道端の木陰で自家製の冷たい飲料を飲んで休憩していました。 それを見かけた人に飲ませたところ。好評だったのでその飲料を販売してみると、大好評でこの名が付きました。
クラッシュアイスをグラスに入れ、スピリッツ、あるいはワインを注ぎ、リキュールやソーダ、砂糖などの甘味を加えます。
季節のフルーツやミントの小枝などをグラスの縁に飾り、ストローを付けるのが正式スタイルです。
グラスはクラッシュドアイスがたっぷり入る タンブラーグラス か ゴブレット を使用します。他にもワイングラスが使われることもあります。清涼感溢れ、夏の暑い日などに向いているスタイルで、トロピカルカクテルなどで使われます。
- カクテルスタイル 紹介ページは ⇒ コチラ
カクテルのTPO用語
ー オールデイカクテル All day cocktail ー

カクテルには様々なシチュエーション向けに考案されたものがあります。
主に食欲を増進させるための食前酒や、デザートのようなテイストの食後向けカクテルであったり、眠る前に飲むカクテル、飲み過ぎた後の迎え酒などと様々です。
そういったシチュエーションなどに無関係であったり、特にこだわりなく考案されたもので、向き不向きが無いカクテルというのがこの「 オール・デイ・カクテル 」です。
- カクテルを飲むタイミングの名称紹介は ⇒ コチラ
おすすめのグラス
ワイングラス Wine glass

現在ではガラス製のみではなく、銀製などの金属製のものや、クリスタル製、木製、樹脂系と様々なタイプがあり、形も飲むワインによって違うものが存在しています。
基本的に赤ワインは常温で飲むことが多く、白ワインは冷やして飲みむことが多いため、赤と白で形や容量が異なります。容量が150mlくらいのものが白ワイン、200mlくらいのものが赤ワインというのが一般的です。またワインは赤白だけではなく、産地によって味や風味が変わるため、それに合ったグラスを使用することがあるようです。
ゴブレット Goblet
ゴブレットとはグラスに土台と足が付いたグラスの事です。
特徴としてはワイングラスのように足が長くないことと、容量が多く入ることで、タンブラーグラスの代わりや、氷をたっぷり使うカクテル、ビール、ドリンクなどで使われ、パフェなどのデザートの器としても使われます。
使い勝手が良く、見た目も上品さと可愛らしさがあり、様々なシチュエーションであったり、お店などで幅広く使われています。

ゴブレットが誕生したのは14世紀だと言われていて、名前はフランス語で、「 Goblet 」と表記します。 元々は「 ゴブレー 」と呼んでいたそうですが、いつの間にか「 ゴブレット 」となったようです。
聖杯にもこのゴブレットが使われており、映画「 ハリーポッター 炎のゴブレット 」でもその名前が使われています。 容量は300ml前後が一般標準サイズ。
- グラス紹介ページは ⇒ コチラ
道具リスト




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