レッドサン|カクテルレシピ・作り方・特徴|日本酒 + トマトジュース

日本酒ベースロングカクテルのレッドサン
目次
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レシピと作り方

レッドサンの材料

Recipe no.360

  • 日本酒・・・・・・・・・・・・1/2
  • トマトジュース・・・・・・・・1/2
  • レモンジュース・・・・・・・・1tsp
  • このレシピの材料はコチラ ⇒ 材 料

技法 = ステア

1tsp = バースプーン1杯分の分量のこと

レッドサンの作り方

グラスは、タンブラーグラスゴブレットワイングラスコリンズグラス などそこそこ容量が入るものを選びましょう。

STEP
材料を合わせる

グラスに、氷、日本酒、トマトジュース、レモンジュースを入れます。

STEP
ステアする

しっかりとステアをすれば完成です。


  • このレシピの道具はコチラ ⇒ 道 具
  • アルコール度数 = 10% ~ 11% 前後
  • 最適なTPO = 日中 / 迎酒
  • カクテル言葉 = 「 同情 」
  • カクテル誕生日 = 「 11月22日 」

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レッドサンの特徴

夕日・赤い太陽

レッドサンは、トマトジュースと日本酒を1:1の割合で割ったシンプルなカクテルです。その名の通り、グラスに注ぐと鮮やかな赤色となり、夕焼けを思わせる美しい見た目も特徴です。

由来と歴史 〛・・・「 レッドサン Red sun 」とはそのまま訳すれば「 赤い太陽 」となります。 なぜこの名前になったのかは不明です。 想像ではこのカクテルは迎え酒として有名なレッドアイから派生したカクテルであることから、夜明けまで飲んでいた様がモチーフなのかもしれません。

レッドサンの起源は正確にはわかっていませんが、トマトジュースの酸味と日本酒の旨味が絶妙に調和する爽やかな味わいが、二日酔いを癒す「 リバイバーカクテル 」として誕生したと言われています。「 レッドサン 」という名前は、二日酔いの赤い目を連想させることから名付けられたという説が有力です。

  • レッドアイのページは ⇒ コチラ

トマトとトマトジュース

特 徴 〛・・・ビールベースに「 レッドアイ 」というリバイバー( 迎え酒 )のカクテルがあります。おそらくトマトジュースを使うカクテルの中で1位、2位を争う認知度の高さがあり、ビールとの相性も良く、飲みやすいカクテルです。 トマトジュースはビールだけではなく、実は日本酒とも相性が良く、割ってみると意外と美味しく飲むことができます。

  • 味わい:トマトの酸味と日本酒の旨味が絶妙に調和し、爽やかな飲み口。日本酒の選び方によって、味わいが大きく変わる。
  • 特徴:シンプルな材料で作れるので、自宅でも簡単に楽しめる。
  • 魅力:
    • 健康にも良い: トマトに含まれるリコピンは抗酸化作用があり、健康にも良い。
    • アレンジの幅: 日本酒の種類や、トマトジュースの種類を変えることで、様々な味わいが楽しめる。
    • 見た目: 鮮やかな赤色が美しく、パーティーなどでも映える。

魅力を深めるポイント 〛・・・今回紹介したレッドサンは、日本酒の口当たりに、トマトジュースを加えたレシピで、ほんのりと日本酒の風味を感じながら、スッキリとしたトマトジュースの味を感じられる一品です。 もちろんレッドアイ同様リバイバーにも向いています。 アクセントでレモンジュースを加えていますが、お好みで外したり、増やしたりしてください。

  • 日本酒の種類: 純米酒、吟醸酒など、様々な日本酒で試してみよう。日本酒の種類によって、味わいが大きく変わる。
  • トマトジュース:食塩無添加のトマトジュースを使うと、素材本来の味を楽しめる。
  • アレンジ:ウスターソースやタバスコを加えることで、ピリ辛にアレンジすることもできる。

まとめ 〛・・・レッドサンは、シンプルながらも奥深い味わいが魅力の、日本ならではのカクテルです。トマトジュースの酸味と日本酒の旨味が絶妙に調和し、爽やかな飲み口が特徴です。自宅でも簡単に作れるので、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

ポイント

  • 日本酒は冷やして使うのが一般的。
  • トマトジュースは、冷蔵庫で冷やしておくとより美味しく飲める。
  • レモン汁を加えることで、爽やかさが増す。

レッドサンの材料

  • このレシピの道具はコチラ ⇒ 道 具

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ビルド & ステア

バー店員がドリンクをかき混ぜている様子を題目にしたステア&ビルド記事

「 ビルド 」とは「 組み合わせる 」または「 注ぐ 」という意味があり、ステアのように完全に混ぜるのではなく、組み合わせる、もしくはグラスに直接注ぐという目的の際に使います。

「 グラスの中に直接材料を注ぐ 」= ビルド、「 バースプーンで混ぜる 」= ステアと覚えれば間違いはありません。

炭酸系の混ぜ方

炭酸系の材料を使う場合は、早く混ぜたり、回す回数が多いと、炭酸が溢れてこぼれてしまうだけでなく、炭酸ガス自体も抜けてしまうのでゆっくり回すように注意しましょう。

バースプーンやマドラーをグラスの内側に沿って底まで入れます。 グラスに当てたままゆっくりと1回転 ~1.5回転回し、先端のスプーンでゆっくりと氷を持ち上げてゆっくりと下ろします。

混ざりにくい材料の場合は、炭酸以外の材料を入れて一度ステアを行い、炭酸類を入れた後に再度軽くステアするようにします。

バースプーンの使い方

ステアのやり方

Step 1 = まず左手はグラスの底を押さえます( ドリンクを体温で温めないため )右手はバースプーンを持ちます。( 左利きの人は逆になります )
Step 2 = バースプーンを動画のように中指と薬指の間に挟みます。
Step 3 = 親指と人差し指もバースプーンを挟んで持ちますが、この2本の役割は、落とさないようにするためだけのものなので軽く持ちましょう。
Step 4 = バースプーンの背中をグラスの内側の縁に沿って底へ持っていきます。
Step 5 = 自分の体より向こう側へ回す際は薬指で左回りに押すように持っていき、自分の体側に戻す際は右周りに中指で引き戻すようにバースプーンを移動させます。 この時にバースプーンの背中は常にグラスの外側へ向いています。

この動作の繰り返しになります。 最初は難しいと思うので、大きめのグラスに氷のみで練習すると良いでしょう。 慣れると便利なので、ぜひマスターしてください。

  • バースプーンの詳しい使い方は ⇒ コチラ

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カクテルのTPO用語

オール・デイ・カクテル All day cocktail

ランチとディナー

カクテルには様々なシチュエーション向けに考案されたものがあります。

主に食欲を増進させるための食前酒や、デザートのようなテイストの食後向けカクテルであったり、眠る前に飲むカクテル、飲み過ぎた後の迎え酒などと様々です。

そういったシチュエーションなどに無関係であったり、特にこだわりなく考案されたもので、向き不向きが無いカクテルというのがこの「 オール・デイ・カクテル 」です。

リバイバー Reviver

英語で「 Something that revivers 」と定義されていて、「 何かを再び活性化させるもの 」という意味になります。

これをお酒の意味に変えると、飲み過ぎた後に、再度活性化させるという意味で、日本では「 迎え酒 」という言葉があり、江戸時代にはすでにこの風習は存在していました。

リバイバーの目的は、気分をスッキリさせ、二日酔いなどの気分の悪さを抑えるために飲むお酒のことです

バーで飲んでいる男性

現在はエタノール効果で中枢神経が抑えられておらず、痛覚などが鈍るため、二日酔いの症状である頭痛や吐き気が収まるのではなく、緩和されているだけで、結局のところ「 気のせい 」という考えになっています。なお迎え酒を続けるとアルコール依存症にもなりやすいので、注意が必要です。

カクテルでは「 コープスリバイバー 」というカクテルが最も認知度が高く、これは「 死者をも蘇らせるもの 」という意味です。

特徴はスピリッツなどのサッパリしたもの、アルコール度数が低いものまたはノンアルコールのものもあります。 日本ではビールとトマトジュースを割った「 レッドアイ 」が良く飲まれています。ちなみにコープスリバイバーは迎酒の中でもアルコール度数は高い方です。( 何せ死者をもう一度蘇らせるお酒という名前ですから・・・ )

  • カクテルを飲むタイミングの名称紹介は ⇒ コチラ

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レッドサンにおすすめのグラス

タンブラーグラス Tumbler glass

タンブラーグラス

「 タンブラー Tumbler 」の語源は「 倒れるもの 」や「 転ぶもの 」の意味があり、元々獣を狩り、残った角等をくり抜いてコップにし、底が真っ平にはならなかったので、よく倒れていたことからこの名前が付いたそうです。

別名ハイボールグラスとも呼ばれることがあり、主にハイボールスタイルや、ソフトドリンクなどに使われています。 オールドファッションドグラス( ロックグラス )を原型として誕生したとも言われ、オールドファッションドグラスをそのまま縦に長くしたような形をしています。

使い勝手が良く、容量も多く入るため、どの家庭にも必ずいくつかはあるグラスで、用途がおおいためか容量の種類も一番多くあると言っても過言ではないでしょう。

素材もガラス製だけではなく、木製、金属製、陶器、プラスチック製と様々なものがあります。 容量は6オンスの180ml、8オンスの240ml、10オンスの300mlが一般的で、飲食業界では略して6タン、8タン、10タンなどと呼ばれているそうです。

ゴブレット Goblet

ゴブレットとはグラスに土台と足が付いたグラスの事です。

特徴としてはワイングラスのように足が長くないことと、容量が多く入ることで、タンブラーグラスの代わりや、氷をたっぷり使うカクテル、ビール、ドリンクなどで使われ、パフェなどのデザートの器としても使われます。

使い勝手が良く、見た目も上品さと可愛らしさがあり、様々なシチュエーションであったり、お店などで幅広く使われています。

カクテルグラスゴブレット

ゴブレットが誕生したのは14世紀だと言われていて、名前はフランス語で、「 Goblet 」と表記します。 元々は「 ゴブレー 」と呼んでいたそうですが、いつの間にか「 ゴブレット 」となったようです。

聖杯にもこのゴブレットが使われており、映画「 ハリーポッター 炎のゴブレット 」でもその名前が使われています。 容量は300ml前後が一般標準サイズ。

ワイングラス Wine glass

ワイングラス

グラスの中でもロックグラスタンブラーグラスと並んで認知度が最も高いと言えるグラスで、他のグラスと比べて種類が多い点が特徴的です。

歴史も古く、古代ローマ時代にはすでに存在していたとされています。 しかし現在のガラス製で写真のような完成形ともいえる形になったのは20世紀になってからだそうです。

ガラス製のものはその前からあったそうですが、ガラスの大きさで税金がかけられていたため、今のものよりもワインが入る部分が小さいサイズでした。

現在ではガラス製のみではなく、銀製などの金属製のものや、クリスタル製、木製、樹脂系と様々なタイプがあり、形も飲むワインによって違うものが存在しています。

基本的に赤ワインは常温で飲むことが多く、白ワインは冷やして飲みむことが多いため、赤と白で形や容量が異なります。容量が150mlくらいのものが白ワイン、200mlくらいのものが赤ワインというのが一般的です。またワインは赤白だけではなく、産地によって味や風味が変わるため、それに合ったグラスを使用することがあるようです。

コリンズグラス Collins glass

背の高い円柱形の細い形をしたグラスで、ラムベースの「 ゾンビ 」を飲むために使われるため、ゾンビーグラスと言われています。その後ジンベースのカクテル「 トム・コリンズ 」の人気が出るとコリンズグラスとも呼ばれるようになりました。

他にもチムニーグラスやトールグラス、煙突グラスとも言われることがあります。

他のグラスに比べて別名が多くあり、それだけ様々な場面で多くの国々の人達に使われているという事なのかもしれません。

コリンズグラス・ゾンビグラス

背が高く細いので倒しやすいという難点がありますが、その細さは炭酸を抜けにくくしているためという最大のメリットがあり、炭酸系のカクテルをつくる時には必ずと言っていいほど使われるグラスです。 容量は270ml ~ 360mlくらいが一般的。

レッドサンで使う道具

  • このレシピの材料はコチラ ⇒ 材 料
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