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1862年の古典カクテル本に記された歴史ある一杯、ポートフリップ。ポートワインの深い甘さに卵黄のクリーミーなコク、ブランデーの芳醇な香りが溶け合い、まるでデザートを飲んでいるような濃厚な味わいです。別名「コーヒーカクテル」と呼ばれる美しい色合いも魅力。食後やナイトキャップにぴったりの、大人の贅沢を味わえる滑らかな一杯をご紹介します。
レシピと作り方
材 料

Recipe no.069
- ポートワイン・・・・・・・・・45ml
- ブランデー・・・・・・・・・・15ml
- 卵黄・・・・・・・・・・・・・1個
- 砂糖・・・・・・・・・・・・・1tsp
- ナツメグパウダー
※ 1tsp = バースプーン1杯分の分量のこと
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作り方

シェーカーにポートワイン、ブランデー、卵黄、砂糖、氷を入れます。
しっかりとシェークします。( 卵が入る場合は、振る回数を増やしましょう )
シェークした材料をグラスヘ注ぎ、ナツメグパウダーを振りかければ完成です。
- 技法 = シェーク
- グラス = カクテルグラス
- スタイル = フリップ
- アルコール度数 = 12% ~ 13% 前後
- 最適なTPO = 食後 / 寝酒
- カクテル言葉 = 「 恩恵 」
- カクテル誕生日 = 「 5月19日 」
ポートフリップの特徴

1862年、伝説的バーテンダー、ジェリー・トーマスが著した「バーテンダーガイド カクテルの作り方」に初めて登場したポートフリップ。19世紀にさかのぼる歴史を持つこのカクテルは、「フリップ」という卵と甘味料を加えてシェイクするスタイルの代表格です。別名「コーヒーカクテル」とも呼ばれますが、コーヒーは使われておらず、ミルクを少し入れたコーヒーのような見た目から名付けられました。
ポートワインの深く甘美な赤褐色、ブランデーの芳醇で上品な香り、卵黄のまろやかなコク、砂糖の優しい甘さ、そして仕上げのナツメグがふわりと香ります。グラスに注がれた液体は、まるでカフェオレのような柔らかな色合いで、視覚からも温かみが伝わります。ひと口含めば、ポートワインの濃厚な甘さと卵黄のクリーミーな舌触りが口いっぱいに広がり、ブランデーの深みが余韻を奥深く演出します。滑らかで濃密な飲み口は、まるでデザートを飲んでいるかのような贅沢な味わいです。
食後のひとときや、就寝前のナイトキャップとして、大人の贅沢を味わえるこの一杯をぜひ体験してみてください。
Point|バーテンダーからのおすすめ
- おすすめのシーン・・・食後酒として、またはナイトキャップとして最適です。ゆっくりと一日を締めくくりたい夜にぴったり。
- 相性の良い食べ物・・・チョコレートケーキやティラミスなどの濃厚なデザート、ナッツ類、ブルーチーズと相性抜群です。
- 作り方のポイント・・・卵黄が入るため、通常より多めにシェイクして材料をしっかり混ぜ合わせましょう。ナツメグは振りすぎず、香り付け程度に。
- 飲み方のコツ・・・適度なアルコール度数で飲みやすく、デザート感覚で楽しめます。冷やしすぎず、少し温度が上がってきた頃が香りも立って美味しいです。
材料リスト
創立から変わらない製法で作られている世界で最も飲まれているポートワイン。 赤い果実やプラムの澄んだ香りや、風味が豊かでしっかりとしたコクを感じられ、まろやかでバランスの良さが特徴。
卵特有の臭みが全く無く、卵本来の味を楽しめる点です。 卵の生臭さ、甘味、コク この3点に特に注目し、飼料や飼育環境を作り上げています。
創業1885年の日本の老舗で、明治時代には洋食文化が次々と輸入される中、食品界の時代の最先端を走ってきたブランドです。糖度が高いので伸びがよく、ほのかに漂うバニラの香りが特徴です。
ハッキリとした混じりけの無いナツメグの香味が素材の生臭みを和らげます。香味が強いので挽肉料理、卵料理そしてカクテルにほんの少量お使いください。
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