レシピと作り方
パッソアバナナパインの材料
Recipe no.678
- パッソア・・・・・・・・・・・15ml
- バナナリキュール・・・・・・・15ml
- パイナップルジュース・・・・・60ml
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技法 = ステア
- パッションリキュールの製造・主なブランドは ⇒ コチラ
グレナデンフィズの作り方
グラスは、オールドファッションドグラス( ロックグラス )を使います。
オールドファッションドグラス( ロックグラス )に氷を入れてかき混ぜます。
グラスが十分に冷えたら、余分に出た水分を捨てます。
しっかりとステアをすれば完成です。
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パッソアバナナパイン特徴・感想
パッソアバナナパインの正確な起源は不明ですが、比較的新しいカクテルとされています。パッソア、バナナリキュール、パイナップルジュースという、トロピカルな材料を組み合わせたカクテルは、夏場に人気があります。
パッソアは、パッションフルーツのリキュールで、甘酸っぱい風味が特徴です。バナナリキュールは、バナナの甘い香りと風味が特徴です。パイナップルジュースは、爽やかな甘酸っぱさが特徴です。これらの材料を組み合わせることで、まるで南国のビーチにいるような、甘くてフルーティーな味わいのカクテルが誕生しました。
香り・・・・パッションフルーツの甘酸っぱい香り、バナナの甘い香り、パイナップルジュースの爽やかな香りが特徴です。
味わい・・・最初にパッソアの甘酸っぱい風味が感じられ、その後、バナナリキュールの甘い香りが口いっぱいに広がります。フィニッシュはパイナップルジュースの爽やかな酸味で締まります。
パッソアバナナパインの魅力は、なんといってもそのトロピカルな味わいです。まるで南国のビーチにいるような気分を味わえます。また、甘くて飲みやすいので、カクテル初心者の方にもおすすめです。さらに、見た目も華やかで、パーティーなどでも喜ばれるカクテルです。
パッソアバナナパインは、初心者の方でも簡単に作ることができる、トロピカルな味わいが魅力のカクテルです。ぜひバーや自宅で、パッソアバナナパインの魅力を味わってみてください。
パッソアバナナパインの材料
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ベースのお酒・パッションリキュール
パッションリキュールとは、トロピカルフルーツの一種であるパッションフルーツの甘味や酸味や風味を、できる限りそのまま残し、リキュール化したお酒です。
世界で初めてパッションフルーツをリキュールにしたブランドが、パッションリキュールの代名詞と言える「 パッソア 」です。
起源と開発
パッションフルーツ・・・パッションフルーツ自体は南アメリカが原産で、17世紀頃にはヨーロッパに伝わりました。このフルーツはエキゾチックな風味と香りが特徴で、世界中で愛されるようになりました。
リキュールの誕生・・・1980年代に入ると、トロピカルフルーツの人気が高まり、これを利用したリキュールが開発され始めました。1985年にオランダのデ・カイパー社が「パッソア(Passoã)」というパッションフルーツリキュールを発売し、これが代表的なパッションリキュールとして広まりました。
カクテル文化の発展・・・1990年代から2000年代にかけて、トロピカルカクテルが世界中で流行し、パッションリキュールはその主要な材料として広く使用されるようになりました。特にビーチリゾートやサマーパーティーで人気を博しました。
風味・香りと特徴
パッションリキュールは、パッションフルーツの甘酸っぱい風味と強い香りを持っています。この風味はカクテルにエキゾチックな味わいを加えます。適度な甘さがあり、他のフルーツリキュールやジュースと相性が良いです。また多くのパッションリキュールは鮮やかなオレンジやピンク色をしており、カクテルに彩りを加えます。
その甘さと風味を生かして、デザートや料理の材料としても使用されます。例えば、フルーツサラダに加えたり、アイスクリームにかけたりすることができます。
パッションリキュールの製造
Photo|パッションフルーツの実
パッションフルーツ・・・最高品質のパッションフルーツを選びます。フルーツは熟した状態で収穫され、そのフレッシュな風味を保持するためにすぐに加工されます。
ベースアルコール・・・リキュールのベースとなるアルコールは、通常中性の穀物アルコールやウォッカが使用されます。このアルコールが、フルーツの風味をしっかりと保持し、リキュール全体のバランスを取ります。
果汁の抽出・・・果実を切り開き、果肉と果汁を取り出します。果汁はフィルタリングされ、果肉や種子などの不純物が取り除かれます。
アルコールとの混合・・・抽出された果汁をベースアルコールに混ぜます。この混合物は、フルーツの風味と香りをアルコールに移すために一定期間浸漬されます。この過程は数日から数週間に及ぶことがあります。
熟成・・・一部のリキュールは風味をさらに深めるために短期間熟成されることがありますが、パッションフルーツリキュールは通常、熟成期間が短いか、全くないことが多いです。
まとめ・・・パッションフルーツリキュールの製造過程は、最高品質のパッションフルーツを使用し、その風味と香りをアルコールに移すために細心の注意を払います。浸漬、ブレンド、フィルタリングの各工程で、風味のバランスが保たれ、最終的に鮮やかでフルーティーなリキュールが完成します。
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パッションリキュールの主なブランド
ー ブランド比較表 ー
項目 / ブランド | パッソア | アリーゼ | キングストン | ボルス |
発祥の地 | オランダ | フランス | スイス | オランダ |
主要成分 | パッションフルーツジュース、砂糖、アルコール | パッションフルーツジュース、コニャック、ウォッカ | パッションフルーツジュース、砂糖、アルコール | パッションフルーツジュース、砂糖、アルコール |
アルコール度数 | 20 % | 16 % | 24 % | 17 % |
風 味 | トロピカルフルーツの甘さと酸味、パッションフルーツの強い香り | トロピカルフルーツの甘さ、コニャックの深い風味 | トロピカルフルーツの甘さと酸味、バランスの取れた風味 | トロピカルフルーツの甘さと酸味、パッションフルーツの強い香り |
主な用途 | カクテル、デザート | カクテルベース、デザート、ストレート | カクテル、デザート | カクテル、デザート |
特 徴 | トロピカルカクテルに最適、鮮やかな色 | 高級感のある風味、プレミアムリキュール | バランスの取れた風味 | 歴史あるブランド、品質の高いリキュール |
価格帯 | ¥ 2,900 台 | ¥ 3,300 台 | ¥ 3,300 台 | ¥ 1,800 台 |
ー パッソア Passoa ー
1886年・フランスのレミーコアントローグループの女性蒸留師である「 アンヌ・ルクレール 」氏によって世界初のパッションフルーツのリキュール製造を成功させました。
主原料のパッションフルーツはブラジル産のものを使い、パッションフルーツのナチュラルな酸味に加え、柑橘系酸味のレモンジュースを加えることで、甘酸っぱさと微かなほろ苦さが複雑に合わさり、フルーティーでフローラルな味わいを完成させました。
ミステリアスな装いのブラックボトルからピンク調の色彩の液体が出てくることが、フルーティーな甘味と酸味と一緒に若者に受けています。 ちなみにブラックボトルはデリケートなリキッドを紫外線から守るために黒色になったそうです。
Photo|画像提供 Asahi
ー アリーゼ Alize ー
アリーゼのパッションリキュールは、コニャックメーカーでもある、アリーゼの開発者でもあるラフラジェット家と、酒類輸入業者のコブランド社が合併した会社で、1985年に設立されました。
コニャックブランデーにパッションフルーツのジュースを配合したもので、テイストのバランスに優れ甘味を抑えめにしているところが特徴です。
フレンチウォッカとコニャック、そしてパッションフルーツの天然果汁が合わさったプレミアムなリキュールとして、世界中で人気と高評価を得ているブランドです。
ー キングストン Kingston ー
キングストンパッションリキュールは、常夏の国から厳選されたパッションフルーツを、スイスの近代設備と高い醸造技術により製造されています。
パッションフルーツのトロピカルな風味を大切にすることを第一につくり上げ、その風味はカクテルで使う以外にもデザートにも使われています。
エレガントで贅沢なボトルのパッションリキュールは、別名「 スイスの芸術 」とも評されているほどです。
ー ボルス Bols ー
1575年にオランダ・アムステルダムで誕生したボルスは、リキュールメーカーとしては最古の歴史を持ち、これまで様々な種類のリキュールを世に送り出してきました。
ボルスの信条は、厳選された本物の果実やスパイスを使う事と、440年以上もの伝統の製法を守っているブランドです。
ボルスのパッションリキュールは、パッションフルーツのフルーティーなフレーバーの他に、バニラ、ライチ、ピーチの味わいも感じられ、フルーティーさが特徴のリキュールです。
Photo|画像提供 Asahi
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ビルド & ステア
「 ビルド 」とは「 組み合わせる 」または「 注ぐ 」という意味があり、ステアのように完全に混ぜるのではなく、組み合わせる、もしくはグラスに直接注ぐという目的の際に使います。
「 グラスの中に直接材料を注ぐ 」= ビルド、「 バースプーンで混ぜる 」= ステアと覚えれば間違いはありません。
炭酸系の混ぜ方
炭酸系の材料を使う場合は、早く混ぜたり、回す回数が多いと、炭酸が溢れてこぼれてしまうだけでなく、炭酸ガス自体も抜けてしまうのでゆっくり回すように注意しましょう。
バースプーンやマドラーをグラスの内側に沿って底まで入れます。 グラスに当てたままゆっくりと1回転 ~1.5回転回し、先端のスプーンでゆっくりと氷を持ち上げてゆっくりと下ろします。
混ざりにくい材料の場合は、炭酸以外の材料を入れて一度ステアを行い、炭酸類を入れた後に再度軽くステアするようにします。
バースプーンの使い方
Step 1 = まず左手はグラスの底を押さえます( ドリンクを体温で温めないため )右手はバースプーンを持ちます。( 左利きの人は逆になります )
Step 2 = バースプーンを動画のように中指と薬指の間に挟みます。
Step 3 = 親指と人差し指もバースプーンを挟んで持ちますが、この2本の役割は、落とさないようにするためだけのものなので軽く持ちましょう。
Step 4 = バースプーンの背中をグラスの内側の縁に沿って底へ持っていきます。
Step 5 = 自分の体より向こう側へ回す際は薬指で左回りに押すように持っていき、自分の体側に戻す際は右周りに中指で引き戻すようにバースプーンを移動させます。 この時にバースプーンの背中は常にグラスの外側へ向いています。
この動作の繰り返しになります。 最初は難しいと思うので、大きめのグラスに氷のみで練習すると良いでしょう。 慣れると便利なので、ぜひマスターしてください。
- バースプーンの詳しい使い方は ⇒ コチラ
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カクテルのTPO用語
オール・デイ・カクテル All day cocktail
カクテルには様々なシチュエーション向けに考案されたものがあります。
主に食欲を増進させるための食前酒や、デザートのようなテイストの食後向けカクテルであったり、眠る前に飲むカクテル、飲み過ぎた後の迎え酒などと様々です。
そういったシチュエーションなどに無関係であったり、特にこだわりなく考案されたもので、向き不向きが無いカクテルというのがこの「 オール・デイ・カクテル 」です。
ディジェスティフ Digestif
「 ディジェスティフ Digestif 」とはフランス語で食後に飲むお酒のことで、英語では「 アフターディナー・ドリンク After dinner drink 」と呼びます。
特徴としてはブランデーなどのアルコール度数が高めのスピリッツを使い、クリームなどの甘味の強いものを材料に使う傾向があります。
アルコール度数が高いカクテルが多いのには理由があり、満腹になった後にアルコール度数が高めのお酒を飲むことで、食後の疲れた胃に刺激を与えます。
刺激を与えることにより、再度活性化させ消化を促進させる役割を持っているのです。
香りがあり、甘口のものが多い理由は、デザート感覚で楽しめることで、更なる満足感を与えることが目的としてあり、他には香り高いもので気分を落ち着かせることがあります。
- カクテルを飲むタイミングの名称紹介は ⇒ コチラ
パッソアバナナパインにおすすめのグラス
ー オールドファッションド グラス Old fashioned glass ー
カクテルやウイスキーなどをオン・ザ・ロック・スタイルで飲むためのグラス。 口が広く背が低いのが特徴で、大きく丸い氷を入れたりできます。
タンブラーグラスの上半分をなくした様な形をしていて、タンブラーグラスの原型となったグラスだと言われています。
正式名はオールドファッションドグラスで、この名前はカクテル「 オールドファッションド 」から由来していると言われています。
古来からあるものなので、「 オールドファッションド = 古風な 」という意味が由来とも言われています。 現在では名前が長く言いにくいためか、「 ロックグラス 」として広く使われています。
容量は180ml~450mlまで幅広くあります。
- グラス紹介ページは ⇒ コチラ
パッソアバナナパインで使う道具
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