ディタオレンジ|カクテルレシピ・作り方・特徴|ライチリキュール + オレンジジュース

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目次
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レシピと作り方

Recipe no.658

  • ディタ・・・・・・・・・・・・45ml
  • オレンジジュース・・・・・・・Full
  • オレンジカット
  • このレシピの材料はコチラ ⇒ 材 料

技法 = ステア

Full = グラスの8割~9割まで満たす適量のこと

  • ライチリキュールの誕生・製造・主なブランドは ⇒ コチラ

カクテルの作り方

グラスは、ゴブレットタンブラーグラスコリンズグラス などをおすすめします。

  • Step 1 = グラスに氷、ディタ、オレンジジュースを入れます。
  • Step 2 = しっかりと ステア をします。
  • Step 3 = オレンジカットを飾り完成です。
  • このレシピの道具はコチラ ⇒ 道 具
  • アルコール度数 = 4% ~ 5% 前後
  • 最適なTPO = 日中
  • カクテル言葉 = 「 ゴールデンウィークにぴったり 」
  • カクテル誕生日 = 「 不明 」

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特徴・感想

ディタオレンジとは = 東洋のエキゾチックな雰囲気をコンセプトに、あの楊貴妃も好んで食していたとされている「 ライチ 」を使ったリキュールをベースに使ったカクテルです。

ライチの豊潤な甘味が特徴的なライチリキュールを、オレンジジュースで割るシンプルなレシピで、ライチの爽やかさと滑らかな口当たりが、フルーティーな甘味のオレンジジュースを洗練された上品な味わいが感じられるドリンクへと変貌させているカクテルです。

ライチリキュールは、オレンジジュースの他にグレープフルーツジュース、パインジュースなどの果汁系だけでなく、ソーダやトニックウォーターなどの炭酸系とも相性が良いので、お家で一本おいておくと様々なカクテルを楽しめるので、おすすめのリキュールです。

市販のオレンジジュースでも美味しく飲めますが、オレンジを搾って飲むとより一層フルーティーなカクテルを楽しめますので、ぜひ一度お試しください。

このカクテルに使う材料

  • このレシピの道具はコチラ ⇒ 道 具

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ベースのお酒・ライチリキュール

Photo = 画像提供 Pernod Ricard Japan

ライチリキュールとは、蒸留酒をベースとし、ムクロジ科レイシ属の果樹になる果実及び甘味料を使ったお酒のことです。


ライチリキュールの誕生

Photo = 東洋イメージ

ライチリキュールの誕生は1980年後半と歴史は浅いですが、生まれてから短い期間で世界中で飲まれるようになり、現在では果実リキュールの定番となっています。

1980年代後半に、フランスの大手酒造会社ペルノ・リカール社が、現代人の好みをアメリカやヨーロッパ、アジアなどにある子会社を通して調査したところ、「 ライチ 」という素材に行き当たり、ライチリキュールの製造開発を行いました。

ライチリキュールが生まれた時代は、個人事業主、フリーランスの人が増えてきていた時期で、そういったことから「 SOHO ソーホー 」という名前で販売を開始します。 SOHOとは「 Small Office / Home Office 」の頭文字を取った略語で、個人事業主や小さなオフィスを意味します。 SOHOのような場所で気軽に飲んでもらえるようにと名付けられました。

販売開始後は控えめな甘味とライチの香りが万人受けし、すぐに定番のリキュールとして世界中に広がり、1990年代に入ると日本国内でも販売します。 日本で販売する際に、SOHOという名前が商標登録に引っ掛かり、日本では「 DITA ディタ 」という名前に変更して販売を開始しました。


ライチリキュールの製造・特徴

ライチの果肉は、リキュール自体の香りを感じた事のある方にとっては上品な印象を持っているかもしれませんが、実際は土のような風味に酸味と苦味も含まれているため、人によっては苔っぽい香りを感じる場合もあります。

なのでライチリキュール( ディタ )の製法は、まず新鮮なライチの果肉からデリケートな香りの成分を抽出します。 次に抽出した成分を中性スピリッツに溶かし込み、そこに様々な果実のフレーバーを添加して香りのバランスを整え、シロップと水を加えて仕上げているのです。それによって控えめな甘味と上品な香りを感じられるリキュールとして販売されています。

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ライチリキュールの主なブランド

ー ディタ DITA ( SOHO )ー

原産国 = フランス

ペルノ・リカール社とは、フランスの食前酒メーカーのペルノ社( 1805年創業 )と、リカール社( 1932年創業 )が世界進出を目指して1975年に合併したブランドです。

現在ではワイン、スピリッツ、リキュールを扱い、世界86ヵ国以上で事業展開を行っている世界有数の老舗会社です。

ペルノ・リカール社のディタは、ライチの上品な味と香りを世界で初めてリキュールにしたフランス生まれのブランドです。滑らかな口当たりと魅力的な香りで、バリエーション豊かなカクテルを創造するプレミアムリキュール。

ライチの豊潤な甘味と洗練された上品な味わい、滑らかな口当たりが特徴で、控えめな甘さ、際立つ香りと無色透明な液体で、様々な色のカクテルに変身します。特にグレープフルーツやオレンジなど柑橘類との相性が抜群で、お家飲みで一本あると重宝できるお酒です。

Photo = 画像提供 Pernod Ricard Japan


ー カイフェ Kwai feh ー

原産国 = オランダ

カイフェ ライチは、ピーチツリーリキュールをはじめに開発したことで有名な、オランダの世界的リキュールメーカーの「 デ・カイパー 」の製品です。

楊貴妃が美容と健康の為に好んで食していたとされる「 ライチ 」を東洋の雰囲気をコンセプトに開発しました。

新鮮なライチの果肉から抽出した揮発成分を濃縮した液をつくり出し、中性スピリッツに加えてリキュールに仕上げた一品です。

ライチの爽やかで上品な芳香と甘さが生きたリキュールで、上品なピンク色、ライチ果実そのもののフルーティーでやわらかい風味、エキゾチックなテイストが神秘的なライチリキュールです。

Photo = 画像提供 KIRIN


ー ボルス Bols ー

原産国 = オランダ

「 ルーカス・ボルス 」という人物が、1664年には当時オランダの中で盛んに生産されている ジュネヴァ( オランダのジン ) の製造に力を入れ始めます。

その後ジュネヴァがイギリスに渡り評判になりました。

そして大航海時代には貿易が盛んになり、当時オランダは世界有数の貿易国家であったため、世界のスパイス、香草、薬草、果実などが輸入され始めます。ボルスはその素材を酒に浸し、様々なリキュールの製造を始めました。

ボルスのライチリキュールは、日本で調査を重ね、新鮮なライチの豊かでフルーティーな味わいをつくり出しました。

特徴は、アルコール度数を低めにし、程よい甘さと酸味をしっかりと感じるようにしています。果実系ジュースと割るとしっかりとした酸味が活きて、カクテルを爽やかでサッパリ感が強いフルーツドリンクにしてくれます。

Photo = 画像提供 Asahi


ー パライソ Paraiso ー

原産国 = フランス

1980年代にフランスのジュール・プレマン社が製造と販売を行っているブランドです。現在日本ではサントリー社が販売元となり、日本でも定着しているライチリキュールです。

「 パライソ paraíso 」という名前は、スペイン語で「 楽園 」という意味で、ラベルを見てもらえばわかる通りのネーミングです。

パライソの特徴は、ライチの強い香りと甘味を抑え気味にし、自然なテイストを味わえるようにつくられています。 甘味、酸味、苦味がバランスよく感じられ、爽やかに飲める一品です。

他のライチリキュールよりも少しだけアルコール度数が高めにつくられているため、飲みごたえを求めている方はパライソをおすすめします。

Photo = 画像提供 SUNTORY

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バースプーンの使い方

「 ビルド 」とは「 組み合わせる 」または「 注ぐ 」という意味があり、ステアのように完全に混ぜるのではなく、組み合わせる、もしくはグラスに直接注ぐという目的の際に使います。

「 グラスの中に直接材料を注ぐ 」= ビルド、「 バースプーンで混ぜる 」= ステアと覚えれば間違いはありません。


炭酸系の混ぜ方

炭酸系の材料を使う場合は、早く混ぜたり、回す回数が多いと、炭酸が溢れてこぼれてしまうだけでなく、炭酸ガス自体も抜けてしまうのでゆっくり回すように注意しましょう。

バースプーンやマドラーをグラスの内側に沿って底まで入れます。 グラスに当てたままゆっくりと1回転 ~1.5回転回し、先端のスプーンでゆっくりと氷を持ち上げてゆっくりと下ろします。

混ざりにくい材料の場合は、炭酸以外の材料を入れて一度ステアを行い、炭酸類を入れた後に再度軽くステアするようにします。


バースプーンの使い方

Step 1 = まず左手はグラスの底を押さえます(ドリンクを体温で温めないため)右手はバースプーンを持ちます。(左利きの人は逆になります)
Step 2 = バースプーンを動画にあるように中指と薬指の間に挟みます。
Step 3 = 親指と人差し指もバースプーンを挟んで持ちますが、この2本の役割は、落とさないようにするためだけのものなので軽く持ちましょう。
Step 4 = バースプーンの背中をグラスの内側の縁に沿って底へ持っていきます。
Step 5 = 自分の体より向こう側へ回す際は薬指で左回りに押すように持っていき、自分の体側に戻す際は右周りに中指で引き戻すようにバースプーンを移動させます。 この時にバースプーンの背中は常にグラスの外側へ向いています。

この動作の繰り返しになります。 最初は難しいと思うので、大きめのグラスに氷のみで練習すると良いでしょう。 慣れると便利なので、ぜひマスターしてください。

  • バースプーンの詳しい使い方は ⇒ コチラ

カクテルのTPO用語

オールデイカクテル All day ー

カクテルには様々なシチュエーション向けに考案されたものがあります。

主に食欲を増進させるため、またはサッパリとしている食前酒や、デザートのようなテイストの食後向けカクテル。

眠る前に飲むカクテル、飲み過ぎた後の迎え酒などと様々です。

そういったシチュエーションなどに無関係であったり、特にこだわりなく考案されたもので、一日のなかでいつ飲んでも構わない、または向き不向きが無いカクテルというのがこの「 オール・デイ・カクテル 」です。 一般的にはこのオール・デイ・カクテルの種類が一番多くあります。

  • カクテルを飲むタイミングの名称紹介は ⇒ コチラ

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このカクテルのおすすめ グラス

ゴブレット Goblet

ゴブレットとはグラスに土台と足が付いたグラスの事です。

特徴としてはワイングラスのように足が長くないことと、容量が多く入ることで、タンブラーグラスの代わりや、氷をたっぷり使うカクテル、ビール、ドリンクなどで使われ、パフェなどのデザートの器としても使われます。

使い勝手が良く、見た目も上品さと可愛らしさがあり、様々なシチュエーションであったり、お店などで幅広く使われています。

ゴブレットが誕生したのは14世紀だと言われていて、名前はフランス語で、「 Goblet 」と表記します。 元々は「 ゴブレー 」と呼んでいたそうですが、いつの間にか「 ゴブレット 」となったようです。

聖杯にもこのゴブレットが使われており、映画「 ハリーポッター 炎のゴブレット 」でもその名前が使われています。 容量は300ml前後が一般標準サイズ。


タンブラーグラス Tumbler glass

カクテルのみならず様々なドリンクに使われる最も一般的なグラスです。

「 タンブラー Tumbler 」の語源は「 倒れるもの 」や「 転ぶもの 」の意味があり、元々獣を狩り、残った角等をくり抜いてコップにし、底が真っ平にはならなかったので、よく倒れていたことからこの名前が付いたそうです。

別名ハイボールグラスとも呼ばれることがあり、主にハイボールスタイルや、ソフトドリンクなどに使われています。 オールドファッションドグラス( ロックグラス )を原型として誕生したとも言われ、オールドファッションドグラスをそのまま縦に長くしたような形をしています。

使い勝手が良く、容量も多く入るため、どの家庭にも必ずいくつかはあるグラスで、用途がおおいためか容量の種類も一番多くあると言っても過言ではないでしょう。

素材もガラス製だけではなく、木製、金属製、陶器、プラスチック製と様々なものがあります。 容量は6オンスの180ml、8オンスの240ml、10オンスの300mlが一般的で、飲食業界では略して6タン、8タン、10タンなどと呼ばれているそうです。


コリンズグラス Collins glass

背の高い円柱形の細い形をしたグラスで、ラムベースの「 ゾンビ 」を飲むために使われるため、ゾンビーグラスと言われています。その後ジンベースのカクテル「 トムコリンズ 」の人気が出るとコリンズグラスとも呼ばれるようになりました。

他にもチムニーグラスやトールグラス、煙突グラスとも言われることがあります。

他のグラスに比べて別名が多くあり、それだけ様々な場面で多くの国々の人達に使われているという事なのかもしれません。

背が高く細いので倒しやすいという難点がありますが、その細さは炭酸を抜けにくくしているためという最大のメリットがあり、炭酸系のカクテルをつくる時には必ずと言っていいほど使われるグラスです。 容量は270ml ~ 360mlくらいが一般的。

このカクテルに使う道具

  • このレシピの材料はコチラ ⇒ 材 料
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