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暑い季節にぴったりな大人の一杯「マザグラン」は、ブランデーとアイスコーヒーを組み合わせたユニークなロングカクテルです。
コーヒーの苦味とブランデーの芳醇さが織りなす奥深い味わいは、カフェタイムにもぴったり。歴史的エピソードを持つこのカクテルは、簡単レシピで自宅でも楽しめます。アイスコーヒー好きにこそ味わってほしい、夏の新定番をご紹介します。
レシピと作り方
材 料

Recipe no.716
- ブランデー・・・・・・・・・・30ml
- シュガーシロップ・・・・・・・10ml
- アイスコーヒー・・・・・・・・Full
※ Full = グラスの8割~9割まで満たす適量のこと
技法 = ステア
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作り方

グラスに氷、ブランデー、シュガーシロップ、アイスコーヒーを入れます。
しっかりとステアをします。
クリーム、シュガーシロップはお好みで入れましょう。
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マザグランの詳細
由来・誕生

Photo|イメージ
マザグランは、ブランデーとアイスコーヒーを組み合わせた異色のロングカクテルで、名前の由来には興味深い逸話があります。このカクテルの名前は、アルジェリアに実在する「 マザグラン 」という街に由来しています。19世紀、フランス兵がこの地で負傷した際、冷たいコーヒーにブランデーを加えて飲んだことで命を取りとめたという言い伝えがあります。
その後、「冷たいコーヒー」を意味する言葉としてフランス語でも“マザグラン”が定着しました。マザグランはブランデー、アイスコーヒー、シュガーシロップを用いたシンプルな構成で、当時の救済の飲み物が、今や夏にぴったりの一杯として親しまれています。歴史的な背景を知ると、一層味わい深く感じられることでしょう。
特徴・味わい

マザグランは、コーヒー好きにこそ試してほしい、ブランデーベースの爽やかで大人なカクテルです。ブランデーの芳醇な香りと、アイスコーヒーの苦味とコクが見事に調和し、甘さはシュガーシロップで調整可能。
暑い日にすっきりと楽しみたい場合は甘さ控えめでシャープに、逆にリラックスした夜には少し甘めにすることでデザート感覚にもなります。アルコール感が強すぎず、ゴクゴク飲める飲みやすさも魅力。アイスコーヒーの延長のような口当たりで、カフェタイムに近い気分で楽しめる一杯です。
ブランデーの奥行きが、いつものコーヒーをほんの少しリッチに変えてくれる──そんな感覚を味わえるのが、マザグランの最大の特徴といえるでしょう。
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ビルド & ステア
「 ビルド 」とは「 組み合わせる 」または「 注ぐ 」という意味があり、ステアのように完全に混ぜるのではなく、組み合わせる、もしくはグラスに直接注ぐという目的の際に使います。
「 グラスの中に直接材料を注ぐ 」= ビルド、「 バースプーンで混ぜる 」= ステアと覚えれば間違いはありません。
炭酸系の混ぜ方
炭酸系の材料を使う場合は、早く混ぜたり、回す回数が多いと、炭酸が溢れてこぼれてしまうだけでなく、炭酸ガス自体も抜けてしまうのでゆっくり回すように注意しましょう。
バースプーンやマドラーをグラスの内側に沿って底まで入れます。 グラスに当てたままゆっくりと1回転 ~1.5回転回し、先端のスプーンでゆっくりと氷を持ち上げてゆっくりと下ろします。
混ざりにくい材料の場合は、炭酸以外の材料を入れて一度ステアを行い、炭酸類を入れた後に再度軽くステアするようにします。
バースプーンの使い方

Step 1 = まず左手はグラスの底を押さえます( ドリンクを体温で温めないため )右手はバースプーンを持ちます。( 左利きの人は逆になります )
Step 2 = バースプーンを動画のように中指と薬指の間に挟みます。
Step 3 = 親指と人差し指もバースプーンを挟んで持ちますが、この2本の役割は、落とさないようにするためだけのものなので軽く持ちましょう。
Step 4 = バースプーンの背中をグラスの内側の縁に沿って底へ持っていきます。
Step 5 = 自分の体より向こう側へ回す際は薬指で左回りに押すように持っていき、自分の体側に戻す際は右周りに中指で引き戻すようにバースプーンを移動させます。 この時にバースプーンの背中は常にグラスの外側へ向いています。
この動作の繰り返しになります。 最初は難しいと思うので、大きめのグラスに氷のみで練習すると良いでしょう。 慣れると便利なので、ぜひマスターしてください。
- バースプーンの詳しい使い方は ⇒ コチラ
カクテルのTPO用語
オールデイカクテル All day cocktail

カクテルには様々なシチュエーション向けに考案されたものがあります。
主に食欲を増進させるための食前酒や、デザートのようなテイストの食後向けカクテルであったり、眠る前に飲むカクテル、飲み過ぎた後の迎え酒などと様々です。
そういったシチュエーションなどに無関係であったり、特にこだわりなく考案されたもので、向き不向きが無いカクテルというのがこの「 オール・デイ・カクテル 」です。
ディジェスティフ Digestif
「 ディジェスティフ Digestif 」とはフランス語で食後に飲むお酒のことで、英語では「 アフターディナー・ドリンク After dinner drink 」と呼びます。
特徴としてはブランデーなどのアルコール度数が高めのスピリッツを使い、クリームなどの甘味の強いものを材料に使う傾向があります。
アルコール度数が高いカクテルが多いのには理由があり、満腹になった後にアルコール度数が高めのお酒を飲むことで、食後の疲れた胃に刺激を与えます。

刺激を与えることにより、再度活性化させ消化を促進させる役割を持っているのです。
香りがあり、甘口のものが多い理由は、デザート感覚で楽しめることで、更なる満足感を与えることが目的としてあり、他には香り高いもので気分を落ち着かせることがあります。
おすすめのグラス
タンブラーグラス Tumbler glass

「 タンブラー Tumbler 」の語源は「 倒れるもの 」や「 転ぶもの 」の意味があり、元々獣を狩り、残った角等をくり抜いてコップにし、底が真っ平にはならなかったので、よく倒れていたことからこの名前が付いたそうです。
別名ハイボールグラスとも呼ばれることがあり、主にハイボールスタイルや、ソフトドリンクなどに使われています。 オールドファッションドグラス( ロックグラス )を原型として誕生したとも言われ、オールドファッションドグラスをそのまま縦に長くしたような形をしています。
使い勝手が良く、容量も多く入るため、どの家庭にも必ずいくつかはあるグラスで、用途がおおいためか容量の種類も一番多くあると言っても過言ではないでしょう。
素材もガラス製だけではなく、木製、金属製、陶器、プラスチック製と様々なものがあります。 容量は6オンスの180ml、8オンスの240ml、10オンスの300mlが一般的で、飲食業界では略して6タン、8タン、10タンなどと呼ばれているそうです。
ゴブレット Goblet
ゴブレットとはグラスに土台と足が付いたグラスの事です。
特徴としてはワイングラスのように足が長くないことと、容量が多く入ることで、タンブラーグラスの代わりや、氷をたっぷり使うカクテル、ビール、ドリンクなどで使われ、パフェなどのデザートの器としても使われます。
使い勝手が良く、見た目も上品さと可愛らしさがあり、様々なシチュエーションであったり、お店などで幅広く使われています。

ゴブレットが誕生したのは14世紀だと言われていて、名前はフランス語で、「 Goblet 」と表記します。 元々は「 ゴブレー 」と呼んでいたそうですが、いつの間にか「 ゴブレット 」となったようです。
聖杯にもこのゴブレットが使われており、映画「 ハリーポッター 炎のゴブレット 」でもその名前が使われています。 容量は300ml前後が一般標準サイズ。
- グラス紹介ページは ⇒ コチラ
道具リスト

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