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ウイスキートゥデイはその名のとおり”トディ”の一杯で、語源はヤシの樹液から造るインドの飲み物「ターリー」にさかのぼるとされます。冷やしたミネラルウォーターがウイスキーをやわらかく伸ばし、ひと匙のシロップが角を落とし、軽く押したレモンが樽香と穀物の香りをすっと引き上げます。
冷たくして食事のお供に、温めて夜更けの一杯に。気取らないこのウイスキートゥデイを、今夜ぜひご自身で作ってみてください。
レシピと作り方
材 料

Recipe no.116
- ウイスキー・・・・・・・・・・45ml
- シュガーシロップ・・・・・・・1tsp
- ミネラルウォーター・・・・・・Full
- レモンスライス
※ 1tsp = バースプーン1杯分の分量のこと
※ Full = グラスの8割~9割まで満たす適量のこと
作り方

レモンスライスを1枚用意します。グラスに氷を入れよくかき混ぜてグラスを冷やします( かき回して出た水分は氷を残して捨てましょう)。
ミネラルウォーターは冷蔵庫などで冷やしておきましょう。
グラスにウイスキー、シュガーシロップ、ミネラルウォーターを入れます。
しっかりとステアをし、レモンスライスを、バースプーンで押し込むようにグラスの中に入れて完成です。
- 技法 = ステア
- グラス = ワイングラス / ホットグラス
- スタイル = トゥデイ
- アルコール度数 = 9% 前後
- 最適なTPO = 日中
- カクテル言葉 = 「 誘惑のしぐさ 」
- カクテル誕生日 = 「 9月14日 」
ウイスキートゥデイの特徴と動画
特徴・味わい

ウイスキートゥデイは“気取らない一杯で香りを整える”のが持ち味のトゥデイスタイルカクテル。ウイスキーを冷たい水で伸ばし、ほんの少しのシロップとレモンで角をそっと落とすから、重たくならずスッと喉に入る。
水割りでは埋もれがちな穀物感や樽香が、柑橘の油分に背中を押されて立ち上がる仕掛けだ。例えばバーボンならバニラの甘香がふくらみ、スコッチならスモークにレモンの清涼感がよく映える。
比率はウイスキー45mlを基準に、甘みは1tspから微調整。仕上げはレモンスライスを軽く絞ってひと回しだけステア――それで香り筋がまっすぐ決まり、食事にも単体の一杯にも自然に馴染む。
ウイスキートゥデイは、スピリッツに水と砂糖、柑橘を合わせるトディスタイルのカクテルです。1750年にはすでにボストンの新聞に「トディ」として登場しており、長く愛されてきた飲み方です。
冷たい水で伸ばし、シロップとレモンで角を落とすから、すっと喉に入ります。バーボンならバニラが、スコッチならスモークがレモンと響き合います。私は仕上げにレモンを軽く押してから、ひと回しだけステアしています。
ポイント・アレンジ・相性の良い食べ物

作り方のポイント
- 水は必ず冷やしておく。 常温の水をそのまま注ぐのは、よくある失敗です。氷がすぐに溶けて味が薄まってしまうため、ミネラルウォーターは冷やしてから使いましょう。
- 底からすくうようにステアする。 シュガーシロップは水より重く、グラスの底に沈みます。バースプーンで底からゆっくり数回持ち上げると、最後のひと口まで味が均一になります。
- レモンは軽く押す程度に。 強く搾ると白いワタから苦味が出てしまいます。私は必ず軽く押すだけにしています。それだけで爽やかな香りが十分に立ち上がります。
アレンジ
- ホット・ハニートゥデイ: 耐熱グラスでお湯を使い、シロップをはちみつに替えてシナモンスティックを添えます。寒い夜にぴったりの、王道のホットトディになります。
- バーボン&オレンジ: ウイスキーをバーボンにし、レモンの代わりにオレンジスライスを添えます。オレンジがバニラやキャラメルの香りを引き立て、まろやかな甘さに仕上がります。
- ジンジャー・ツイスト: レモンと一緒に生姜の薄切りを1枚加えます。ほのかな辛みが温かみを添え、スコッチにもジャパニーズウイスキーにもよく合います。
相性の良い食べ物・おつまみ
- ミックスナッツ: ローストした香ばしさが樽香と響き合い、塩気がカクテルのやさしい甘さを引き立てます。
- 塩味の焼き鳥: レモンの酸味が鶏の脂をすっきり流し、軽やかな水割りが一口ごとに口の中をリセットしてくれます。
- ビターチョコレート: カカオのほろ苦さがウイスキーのキャラメル香と重なり、レモンが後味を軽やかに保ってくれます。
レシピ動画
- 動画はホットのバージョンです。
- レシピ動画|Bar&Cafe Y Channel Home
材料リスト
アイラ屈指の重厚感。広大なピート香とドライな余韻、オレンジやダークチョコの甘さが織りなす上品な一本。シングルモルト好きなら一度は味わいたい逸品
創業1885年の日本の老舗で、明治時代には洋食文化が次々と輸入される中、食品界の時代の最先端を走ってきたブランドです。糖度が高いので伸びがよく、ほのかに漂うバニラの香りが特徴です。
バーテンダー経験者が描く小説『 Bar 灯影 ~まだ名前のない約束たち~ 』

東京の雑居ビルの地下にある、隠れ家バー「Bar 灯影」。寡黙なマスターと、仕事帰りに通う23歳の彩香のもとに、毎晩いろいろな事情を抱えた客がやってきます。
マスターは多くを聞かず、その夜の一杯だけを差し出します。カクテルの所作や味わいは、バーで働いていた筆者が、現場の記憶をもとに描いています。
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