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ギリシャ神話の愛と美の女神に捧げられた「アフロディーテ」は、ロゼワインベースの優雅なカクテルです。1986年のカクテルコンペティション優勝作品で、淡いピンク色の美しさと木苺の甘酸っぱさが魅力。フルーティーでまろやかな味わいは女性に特におすすめの、品格ある一杯をぜひお楽しみください。
レシピと作り方
材 料

Recipe no.121
- ロゼワイン・・・・・・・・・・30ml
- フランボワーズリキュール・・・15ml
- ホワイトキュラソー・・・・・・15ml
- ライムジュース・・・・・・・・2tsp
※ 1tsp = バースプーン1杯分の分量のこと
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作り方

シェーカーにフランポワーズリキュール、ホワイトキュラソー、ロゼワイン、ライムジュース、氷を入れます。
しっかりとシェークした後にシェークした材料をグラスヘ注げば完成です。
アフロディーテの詳細
由 来

Photo|サンドロ・ボッティチェッリ作 「 ヴィーナス誕生 」1484年 – 1485年頃
日本でも有名な絵画「 ヴィーナスの誕生 」の真ん中に立っているのが「 アフロディーテ 」という名の女神です。 アフロディーテとはギリシャ神話に登場する、愛・美・性を司る女神です。
またアフロディーテはギリシャ神話オリュンポス12神の一柱です。 オリュンポス12神とは、最高神であるゼウスを中心とした12の神がギリシャ神話においてのオリュンポス山に住んでたことから、その名が付きました。 端的に言うと ギリシャ神話で登場する神々のひとつのグループです。
アフロディーテは誇り高い最高の美神として存在していますが、戦いの女神としての側面も持ち合わせており、他にも豊穣の植物神・地母神であったとも言われています。
古代ギリシャ神話によると、全宇宙を最初に統べた天の神であるウラヌスは、天をも含む地母神であるガイアとの間に12の神子を生みました。
他にも卓越した鍛冶能力を持つ巨人キュクロープス、100の手を持つ巨人ヘカトンケイルを生みますが、ウラヌスはその姿の醜さからキュクロープスとヘカトンケイルを幽閉してしまいます。 これに怒ったガイアは、末っ子にあたる巨神族クロノス( ゼウスの父 )に命じウラノスの男性器を切り落とさせます。 このとき流れた血から復讐の女神達であるエリーニュス、巨人のギガンテス達、木の精霊メリアス達が生まれ、切り落とされたウラノスの男性器が泡になり、そこから生まれたのがアフロディーテです。
アフロディーテは 、愛、欲望の魔法があり、アフロディーテの美しさがその威力を増幅させている「 魔法の包帯 」と呼ばれる神器を持っています。 その神器は神々の心さえも支配でき、ゼウスもこの魔法で多くの女性に恋をしたと言われています。
アフロディーテは、1986年に全日本バーテンダー協会主催のカクテルコンペティションで優勝した作品です。創作者は高山裕仁氏。
ベースとなるロゼワインは、フランス語で「バラ」を意味する通り、淡いピンク色が特徴。赤ワインよりもタンニン(渋味)が穏やかで、すっきりとした飲み口を生み出します。そこに木苺のリキュール「フランボワーズリキュール」の甘酸っぱいフルーティーな香りと鮮やかな赤い色合い、ホワイトキュラソーのオレンジピール由来の柑橘の甘み、そしてライムジュースの爽やかな酸味が加わります。グラスに注がれた姿は、まるで薔薇色の夕焼けのように美しく、女神の名にふさわしい優雅さを放ちます。見た目、材料、味わいのすべてが女性らしさを連想させる、品格あるカクテルです。
特徴・味わい

アフロディーテの最大の魅力は、淡いピンク色の美しさとフルーティーでジューシーな味わいです。ロゼワインのバラ色がベースとなり、フランボワーズリキュールの鮮やかな赤が混ざり合うことで、まるで薔薇の花びらのような優雅なグラデーションが生まれます。この視覚的な美しさが、愛と美の女神アフロディーテの名にふさわしい華やかさを演出しています。
口に含むと、まずフランボワーズの甘酸っぱい木苺の香りが広がり、続いてホワイトキュラソーの柑橘の甘みが舌を優しく包み込みます。ロゼワインのすっきりとした飲み口が全体を軽やかに仕上げ、ライムジュースの爽やかな酸味がバランスを整えることで、まろやかで上品な味わいに。赤ワインに比べてタンニンの渋味が穏やかなため、ワイン初心者でも飲みやすく、喉越しは滑らかです。フルーティーで甘酸っぱい余韻が心地よく残り、女性らしさと優雅さを感じさせる一杯。ギリシャ神話の美神の名を冠するにふさわしい、品格と美しさを兼ね備えたカクテルをぜひ味わってください。
Point|バーテンダーからのおすすめ
- 相性の良い食べ物・おつまみ・・・ベリー系のデザートやチーズ、生ハムなど、フルーティーな甘みと塩気のバランスが取れた料理と相性抜群です。
- 作り方のポイント・・・ロゼワインは冷やしておくこと。しっかりシェークすることで、材料がよく混ざり合い、なめらかな口当たりに仕上がります。
- 飲み方の注意・・・甘くて飲みやすいため、ついつい飲みすぎてしまいがち。アルコール度数は控えめですが、ゆっくりと香りを楽しみながら味わいましょう。
材料リスト
1876年カリフォルニアで創業された老舗ワイナリー。 時間をかけて低温発酵を行っているため、ベリー、果実類の香りや風味が際立っている一品。 爽やかでバランスの良い酸味が楽しめます。
甘酸っぱい香りとテイストが最大の魅力である木苺のリキュール。 保存料・添加物を一切加えず、木苺の風味を損なわないよう丁寧につくられ、とろみがあり、カクテル以外のデザートや料理にも使える一本。
オレンジの果皮をスピリッツに漬けこみ加糖をしたリキュールで、強すぎないフルーティーな甘味と香りが、様々な材料と合い、ベースのお酒の引き立て役としてよく使われているリキュールです。
圧搾のみで搾り出した100%ジュース。濃縮還元していないため、ビタミンC、クエン酸などが損なわれておらず、有機生ライム成分がそのまま楽しめてカクテルにも最適な一品です。
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