フロリダのカクテルレシピ・作り方・特徴｜オレンジジュースに奥深さを加えたノンアルコールカクテル

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1920年代のアメリカ禁酒法時代に生まれた「フロリダ」は、オレンジとレモンの甘酸っぱさが太陽の恵みを感じさせるノンアルコールカクテルです。鮮やかなオレンジ色に輝く一杯は、爽やかで飲みやすい味わい。アルコールフリーで誰でも楽しめる、クラシックなこの一杯をぜひ体験してください。

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レシピと作り方

材料

Recipe no.363

オレンジジュース・・・・・・・45ml
レモンジュース・・・・・・・・15ml
シュガーシロップ・・・・・・・1tsp
アンゴスチュラビター・・・・・1dash

※ 1tsp = バースプーン1杯分の分量のこと
※ 1dash = ビターボトル一振り、目安は1滴の量

このカクテルの〚材料リスト〛へ ⇓

作り方

Step

材料を合わせる

シェーカーにオレンジジュース、レモンジュース、シュガーシロップ、アンゴスチュラビター、氷を入れます。
（オレンジジュースはフレッシュをおすすめします）

Step

シェークする

しっかりとシェークした後にシェークした材料をグラスヘ注げば完成です。

シェーカーの使い方 ➡

技法 = シェーク
グラス = カクテルグラス
アルコール度数 = 0.8% 前後
最適なTPO = 日中 / 食前
カクテル言葉 = 「思いを馳せる」
カクテル誕生日 = 「 6月28日」

フロリダの詳細・動画

誕生・歴史

Photo｜アメリカ・フロリダ州

フロリダは、1920年代のアメリカ禁酒法時代に誕生したノンアルコールカクテルです。禁酒法によってアルコールの製造・販売が禁じられていた当時、人々はお酒の代わりに楽しめる飲み物を求めており、そんな時代背景の中で生まれたのがこの一杯でした。

カクテル名は、アメリカ南東部に位置するフロリダ州から来ています。フロリダ州はオレンジとレモンの名産地として世界的に知られており、このカクテルにもその代表的な柑橘類が使われているのです。太陽が降り注ぐビーチと豊かな柑橘畑をイメージして作られたこのカクテルは、鮮やかなオレンジ色がフロリダの明るい海岸線を連想させ、禁酒法時代の人々に爽やかな清涼感を届けました。

シンプルな材料ながら、フロリダの豊かな自然と太陽の恵みを液体に閉じ込めたようなこのカクテルは、時代を超えて今も愛され続けています。アルコールフリーで誰でも楽しめる、クラシックなこの一杯をぜひ味わってみてください。

特徴・味わい

フロリダは、オレンジジュース、レモンジュース、シュガーシロップ、アンゴスチュラビターという4つの材料が織りなす、甘酸っぱくフルーティーなノンアルコールカクテルです。

ベースとなるオレンジジュースは、太陽をたっぷり浴びた果実の甘い香りとフルーティーな味わいが特徴で、鮮やかなオレンジ色が目にも鮮やか。これにレモンジュースの爽やかな酸味が加わることで、甘さが引き締まり軽やかな印象に仕上がります。シュガーシロップが全体のバランスを整え、アンゴスチュラビターがほんの数滴加えられることで、ほのかなスパイシーな香りと奥行きをプラスしているのです。

グラスに注がれた輝くオレンジ色の液体は、まるでフロリダの太陽を閉じ込めたかのよう。一口含めば、オレンジの甘い香りが口いっぱいに広がり、続いてレモンの酸味が舌を爽やかに刺激します。喉を通る瞬間には、まるで海岸に吹く潮風のようなすっきりとした清涼感が残り、ビターズの香りが後味に華やかさを添えるでしょう。アルコールフリーで誰でも楽しめる、フロリダの太陽の恵みをぜひ体験してみてください。

Point｜バーテンダーからのおすすめ

相性の良い食べ物・おつまみ・・・パンケーキやワッフルといったブランチメニューと好相性。フルーツタルトやシフォンケーキなど軽めのデザートとも良く合います。
作り方のポイント・・・フレッシュなオレンジとレモンを絞って使うと、より豊かな香りと自然な味わいが楽しめます。しっかりシェークして冷やすことで、味が一体化します。
飲み方の注意・・・アルコール度数は1%未満とほぼノンアルコール。アンゴスチュラビターはごく少量なので、アルコールを感じることはほとんどありません。