レシピと作り方
オペレーターの材料
Recipe no.042
- 白ワイン・・・・・・・・・・・・90ml
- レモンジュース・・・・・・・・・1tsp
- ジンジャーエール・・・・・・・・Full
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技法 = ステア
※ 1tsp = バースプーン1杯分の分量のこと
※ Full = グラスの8割~9割まで満たす適量のこと
オペレーターの作り方
グラスは ワイングラス を使用します。 他にも サワーグラス などでもO.Kです。
グラスに少量の氷を入れ、白ワイン、レモンジュースを入れステアします。
※ キューブなら2~3個程度
泡立たないように静かに ジンジャーエール を入れ軽くステアして完成です。
炭酸類を混ぜる場合は、ゆっくりと1回転~2回転 ステアし、バースプーンで氷をゆっくりと持ち上げ、ゆっくりと下ろせば混ざります。
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オペレーターの由来・特徴・感想
オペレーターの由来
カクテルのオペレーター( Operator )の由来は、定説はありません。 しかし3つほどの諸説は存在してます。
- 飛行機の操縦士説・・・昔、飛行機の操縦士のことをオペレーターと言い、彼らがジンジャーエール好きで、ワインにもジンジャーエールを入れて飲んでいたことから、このカクテルが生まれ、カクテル名がオペレーターとなったという説。
- 航海士説・・・航海士( オペレーター )が船の上で好んで飲んだことによるという説。
- その他の説・・・オペレーターという職業自体に由来する説、オペレーターという名前の機械に由来する説など。
この中でも、飛行機の操縦士の間で人気がでたカクテルという説が有力です。他にも、アルコール度数が低めで酔いにくいことから、操縦しながら飲んでいたという説もあります。( 昔の単体飛行の方が飲んでいたのでしょうか・・・ )
オペレーターの特徴・感想
「 お酒に弱い方向け 」、「 女性にも 」、「 初心者向け 」などといった言葉をよく見たり聞いたりしますが、このカクテルはまさにその代表格であると言えます。
白ワインの爽やかさに、レモンジュースの酸味をアクセントにし、ジンジャーエールの辛味と喉越しをプラスしたレシピで、白ワインのドライ感とジンジャーエールのピリピリとした辛味を合わせ、レモンジュースの酸味が全てを整えている印象のカクテルです。
辛味の中に微かな甘味も感じられ、飲みやすく、作りやすく、飽きの来ないまさに宅飲みにピッタリな一品です。宅飲みされている方で、ハイボールなどの炭酸系を飲んでいる方は、時折このカクテルに変えてみてはいかがでしょうか?
ジンジャーエールには甘いものと辛いものがあり、甘口( カナダドライなど )を使う場合はレモンジュースを5ml~10mlにすることをオススメします。 辛口タイプ( ウィルキンソン )を使う場合は、お好みですが、白ワインを100ml~120mlに増やすことをオススメします。
オペレーターの材料
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今回紹介したカクテルの材料
ー ジンジャーエール Ginger ale ー
誕生・由来・・・ジンジャーエールには「 ゴールデン 」と 「ドライ( ペール )」の2種類があり、先に誕生したのは1851年頃に、アメリカ人外科医で薬屋を営んでいるトーマス・カントレルによってゴールデンが誕生し、1907年にカナダ人のジョン・J・マクローリンによってドライが誕生しました。
その後ドライは、アメリカ禁酒法時代に人気を得て、世界的な炭酸飲料としての地位を築いています。
製造・原料・・・まずは生姜を刻み、砂糖などを加えジンジャーシロップをつくります。
その後炭酸水、ブランドによって異なるレモンなどのフレーバーを加えて作られるのが一般的です。
味わい・香り・・・ドライジンジャーエールは、甘さ控えめで生姜の香りと味わいが強く、辛味をしっかりと感じられるので、ピリピリとしたテイストを楽しめます。
ゴールデンはドライと対照的で、甘さとスパイスのバランスが良く調和しています。ドライよりは甘味が強く、まろやかで滑らかな口当たりがあります。
カクテルには一般的にドライが使われますが、甘さを強調したいカクテルや、ドライのスパイシーさが苦手な方向けでつくる際はゴールデンが使われます。
- ジンジャーエールの歴史・主なブランドは ⇒ コチラ
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ビルド & ステア
「 ビルド 」とは「 組み合わせる 」または「 注ぐ 」という意味があり、ステアのように完全に混ぜるのではなく、組み合わせる、もしくはグラスに直接注ぐという目的の際に使います。
「 グラスの中に直接材料を注ぐ 」= ビルド、「 バースプーンで混ぜる 」= ステアと覚えれば間違いはありません。
炭酸系の混ぜ方
炭酸系の材料を使う場合は、早く混ぜたり、回す回数が多いと、炭酸が溢れてこぼれてしまうだけでなく、炭酸ガス自体も抜けてしまうのでゆっくり回すように注意しましょう。
バースプーンやマドラーをグラスの内側に沿って底まで入れます。 グラスに当てたままゆっくりと1回転 ~1.5回転回し、先端のスプーンでゆっくりと氷を持ち上げてゆっくりと下ろします。
混ざりにくい材料の場合は、炭酸以外の材料を入れて一度ステアを行い、炭酸類を入れた後に再度軽くステアするようにします。
バースプーンの使い方
Step 1 = まず左手はグラスの底を押さえます( ドリンクを体温で温めないため )右手はバースプーンを持ちます。( 左利きの人は逆になります )
Step 2 = バースプーンを動画のように中指と薬指の間に挟みます。
Step 3 = 親指と人差し指もバースプーンを挟んで持ちますが、この2本の役割は、落とさないようにするためだけのものなので軽く持ちましょう。
Step 4 = バースプーンの背中をグラスの内側の縁に沿って底へ持っていきます。
Step 5 = 自分の体より向こう側へ回す際は薬指で左回りに押すように持っていき、自分の体側に戻す際は右周りに中指で引き戻すようにバースプーンを移動させます。 この時にバースプーンの背中は常にグラスの外側へ向いています。
この動作の繰り返しになります。 最初は難しいと思うので、大きめのグラスに氷のみで練習すると良いでしょう。 慣れると便利なので、ぜひマスターしてください。
- バースプーンの詳しい使い方は ⇒ コチラ
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カクテルのTPO用語
オールデイカクテル All day
カクテルには様々なシチュエーション向けに考案されたものがあります。
主に食欲を増進させるための食前酒や、デザートのようなテイストの食後向けカクテルであったり、眠る前に飲むカクテル、飲み過ぎた後の迎え酒などと様々です。
そういったシチュエーションなどに無関係であったり、特にこだわりなく考案されたもので、向き不向きが無いカクテルというのがこの「 オール・デイ・カクテル 」です。
プレディナー Pre dinner cocktail
プレディナーカクテルとは食事前に飲むお酒のことです。
胃を刺激して消化液の分泌を促進することで、消化器官の負担を軽くする働きがあり、食欲増進の効果があります。
プレディナーの習慣が誕生したのは、18世紀後半から19世紀にかけての間にフランス、イタリアの貴族間から始まったそうです。
プレディナーの特徴はアルコール度数が低いこと、スッキリとした口当たりに爽やかさや爽快感があるものが多いです。 テイストは爽やかな甘味、少しの苦味や酸味が特徴的です。
お酒の種類はスパークリングワインやビールなどの炭酸類が多く見られ、リキュールではアペロールやカンパリといった少し苦味があり、ハーブなどの香りがするリキュールが使われることが多いようです。 カクテルも香り、苦味、爽やかさを使ったものが多く、種類も豊富にあります。
- カクテルを飲むタイミングの名称紹介は ⇒ コチラ
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オペレーターにおすすめのグラス
ワイングラス Wine glass
現在ではガラス製のみではなく、銀製などの金属製のものや、クリスタル製、木製、樹脂系と様々なタイプがあり、形も飲むワインによって違うものが存在しています。
基本的に赤ワインは常温で飲むことが多く、白ワインは冷やして飲みむことが多いため、赤と白で形や容量が異なります。容量が150mlくらいのものが白ワイン、200mlくらいのものが赤ワインというのが一般的です。またワインは赤白だけではなく、産地によって味や風味が変わるため、それに合ったグラスを使用することがあるようです。
サワーグラス Sour glass
サワースタイルのカクテルを飲む際に使われるグラス。
脚付きのものが基本的なものですが、現代の日本では、レモンサワーなどを飲むことに使われていて、形は平底のものが多くなっています。
種類は豊富で、ゴブレットやシャンパングラスのフルート型によく似ていて、多種多様に使える利便性があります。
形は記載した通りゴブレットを長細くしたような形状で、シャンパングラスのフルートよりは太めです。 ゴブレットとシャンパングラスのフルート型の中間ともいえるグラスです。
しかし液体が入る部分であるボウルは小さめで、容量も120ml程が通常のサイズです。 氷を入れずシェーカーなどで冷やしたカクテルを入れるには最適なグラスです。
- グラス 紹介ページは ⇒ コチラ
オペレーターで使う道具
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