レシピと作り方
グリューワインの材料
Recipe no.591
- 赤ワイン・・・・・・・・・・・Full
- シュガーシロップ・・・・・・・1tsp
- シナモンスティック
- スターアニス
- オレンジスライス
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技法 = ステア
※ 1tsp = バースプーン1杯分の分量のこと
※ Full = グラスの8割~9割まで満たす適量のこと
グリューワインの作り方
グラスは耐熱性がある ホットグラス を使いましょう。 他には アイリッシュグラス でもO.Kです。
鍋に赤ワイン、シナモンスティック、スターアニス、オレンジスライスを入れます。
沸騰直前で火を止め、グラスヘ注ぎます。
お好みでシュガーシロップを入れステアをすれば完成です。
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カクテルの詳細
由来・特徴

〚 由来と歴史 〛・・・グリューワイン Glühweinは、ドイツ語で「 輝くワイン 」という意味を持つ冬の定番ホットカクテルです。その起源は古代ローマ時代にさかのぼり、寒い季節に体を温めるためにスパイスとワインを組み合わせたのが始まりです。中世ヨーロッパでは、ワインを保存するためにスパイスを加える風習が広まり、ドイツやオーストリア、スカンディナビア諸国を中心に定着しました。特にクリスマスマーケットでは欠かせない飲み物として知られています。
赤ワインをそのまま温めてしまうとアルコールが抜けてしまうため、カフェなどではカフェオレをつくるときに使う蒸気マシーンで一気に温める手法をしており、アルコールを保ったまま提供されています。 お家でつくる場合は、沸騰までさせずに温めるか、温めた後ラムなどのスピリッツを加えると飲みごたえがあります。
〚 特 徴 〛・・・グリューワインの特徴は、赤ワインの芳醇な風味とスパイスやフルーツの香りが一体となったリッチな味わいです。シナモンやクローブ、スターアニスの温かみのあるスパイシーな香りが寒い季節にぴったりで、飲む人の心と体をほっと温めてくれます。さらに、ブランデーやラムを加えることで深みを増し、大人の贅沢な一杯に仕上げることもできます。
味わい・魅力

〚 味わい 〛・・・一口含むと、赤ワインのフルーティーな酸味と甘さが広がり、スパイスの豊かな風味が後から追いかけてきます。オレンジやレモンの柑橘系の爽やかさがバランスを取り、まろやかで心地よい後味を楽しむことができます。温かい飲み物ならではの優しい口当たりも魅力的です。
〚 魅 力 〛・・・グリューワインの最大の魅力は、作り手のアレンジ次第で多様な味わいを楽しめることです。使用するスパイスや甘さの調整、フルーツの種類を変えることで、オリジナルのグリューワインを作ることができます。また、その香り高い風味は、冬の寒い夜やクリスマスパーティーにぴったり。家族や友人と温かさを分かち合う一杯としても、特別な時間を演出してくれます。
グリューワインは、寒さを和らげ、心を癒す魔法のようなホットカクテルです。冬の夜に香り豊かなグリューワインを片手に、リラックスしたひとときを過ごしてみませんか?まるで冬の物語に包まれるような、優しい時間があなたを待っています。
グリューワインの材料

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ビルド & ステア

「 ビルド 」とは「 組み合わせる 」または「 注ぐ 」という意味があり、ステアのように完全に混ぜるのではなく、組み合わせる、もしくはグラスに直接注ぐという目的の際に使います。
「 グラスの中に直接材料を注ぐ 」= ビルド、「 バースプーンで混ぜる 」= ステアと覚えれば間違いはありません。
炭酸系の混ぜ方
炭酸系の材料を使う場合は、早く混ぜたり、回す回数が多いと、炭酸が溢れてこぼれてしまうだけでなく、炭酸ガス自体も抜けてしまうのでゆっくり回すように注意しましょう。
バースプーンやマドラーをグラスの内側に沿って底まで入れます。 グラスに当てたままゆっくりと1回転 ~1.5回転回し、先端のスプーンでゆっくりと氷を持ち上げてゆっくりと下ろします。
混ざりにくい材料の場合は、炭酸以外の材料を入れて一度ステアを行い、炭酸類を入れた後に再度軽くステアするようにします。
バースプーンの使い方

Step 1 = まず左手はグラスの底を押さえます( ドリンクを体温で温めないため )右手はバースプーンを持ちます。( 左利きの人は逆になります )
Step 2 = バースプーンを動画のように中指と薬指の間に挟みます。
Step 3 = 親指と人差し指もバースプーンを挟んで持ちますが、この2本の役割は、落とさないようにするためだけのものなので軽く持ちましょう。
Step 4 = バースプーンの背中をグラスの内側の縁に沿って底へ持っていきます。
Step 5 = 自分の体より向こう側へ回す際は薬指で左回りに押すように持っていき、自分の体側に戻す際は右周りに中指で引き戻すようにバースプーンを移動させます。 この時にバースプーンの背中は常にグラスの外側へ向いています。
この動作の繰り返しになります。 最初は難しいと思うので、大きめのグラスに氷のみで練習すると良いでしょう。 慣れると便利なので、ぜひマスターしてください。
- バースプーンの詳しい使い方は ⇒ コチラ
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カクテルのTPO用語
オールデイカクテル All day cocktail

カクテルには様々なシチュエーション向けに考案されたものがあります。
主に食欲を増進させるための食前酒や、デザートのようなテイストの食後向けカクテルであったり、眠る前に飲むカクテル、飲み過ぎた後の迎え酒などと様々です。
そういったシチュエーションなどに無関係であったり、特にこだわりなく考案されたもので、向き不向きが無いカクテルというのがこの「 オール・デイ・カクテル 」です。
ナイト・キャップ・カクテル Night cap cocktail
ナイトキャップ・カクテルとは就寝前に飲むお酒のことの名前で、日本ではナイトキャップのことを「 寝酒 」と呼ばれています。
ナイトキャップの目的は、アルコールを摂取することにより、神経の緊張を緩和する効果があり、一日の疲労を癒すために体を温め、リラックスさせて眠りやすくするために飲まれます。
ベースのお酒で言うと主にブランデーベースが多くあり、割り材料もミルクや卵などが使われることが多いようです。 中には体を温めるためにホットカクテルも多数あります。

アルコール度数が高めのものが多くあるため、飲みすぎないように少量をゆっくり飲み、頭と体を休めましょう。
- カクテルを飲むタイミングの名称紹介は ⇒ コチラ
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グリューワインにおすすめのグラス
ホットグラス Hot glass

ホットドリンクを飲むためのグラスです。
耐熱性があり、持ちやすいように持ち手がカバーになっていて取り外しができる様になっています。
そのため熱いドリンクと冷たいドリンク両方使え、一年中使える利便性の高いグラスです。
現在ではガラスの技術が上がり、グラス自体にガラス製の取っ手が付いているものも多く販売され、この取っ手カバーがなくなりつつあります。 容量は180ml~300mlが一般的です。
アイリッシュグラス Irish glass
アイリッシュコーヒーを飲むための脚付き耐熱性グラスです。 写真のような取っ手付きのものだと他のホット系のカクテル全般に使う事ができおすすめです。
値段が少し高めで見た目が豪華な大人のグラスです。 その名前の通り「 アイリッシュコーヒー 」が代表的に使用するカクテルです。
昭和時代の喫茶店ではよく見かけましたが、最近ではあまり見かけることもなくなってきました。
容量は 250mlが程よく入るサイズが一般的です。

- グラス紹介ページは ⇒ コチラ
グリューワインで使う道具



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