コークビア|カクテルレシピ・作り方・特徴|ビール + コーラ

ビールカクテルのコークビア
目次
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レシピと作り方

コークビアの材料

Recipe no.265

  • ビール・・・・・・・・・・・・1/2
  • コーラ・・・・・・・・・・・・1/2
  • このレシピの材料はコチラ ⇒ 材 料

技法 = ステア

コークビアの作り方

グラスは、ピルスナーグラス をおすすめします。他には ゴブレットコリンズグラス が適正です。

STEP
準備する

グラスと材料はよく冷やしておきましょう。

STEP
材料を合わせる

グラスにコーラを泡立てないように半分くらいまで入れ、最後に泡を入れるスペースを残してビールを入れます。

STEP
ステアする

どちらも炭酸の材料を使いますので、ステアはゆっくりと2回転~3回転ほどにしておきましょう。


  • このレシピの道具はコチラ ⇒ 道 具
  • アルコール度数 = 2% ~ 3% 前後
  • 最適なTPO = 日中
  • カクテル言葉 = 「 無駄なこと 」
  • カクテル誕生日 = 「 11月9日 」

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特徴・味わい

テーブルに置かれたグラスビール

由来と歴史 〛・・・コークビアは特定の発祥地や発明者がいるわけではなく、シンプルな組み合わせから生まれたカクテルで、世界中のさまざまな場所で独自に考案されたと考えられます。このカクテルは、ビールと他のソフトドリンクを組み合わせるというアプローチの一環であり、特に家庭やパブで手軽に楽しめるようなドリンクとして広まっています。

ビールとコーラを混ぜる発想は、ビールの苦味が苦手な人が楽しみやすくするために生まれたものと考えられます。ドイツなどでは「 ディーゼル 」と呼ばれることもあり、これもビールとコーラを組み合わせたものですが、国や地域によって呼び名や作り方に若干の違いがあります。


特 徴 〛・・・コークビアの特徴は、ビールの苦味とコーラの甘さが合わさって生まれるバランスの良さです。ビールだけでは苦味が強いと感じる人でも、コーラを加えることで親しみやすく、飲みやすくなります。また、炭酸感がさらに増すことで、爽快感のある飲み口になります。

コークビアの比率はお好みによって調整可能であり、ビールを多めにして苦味を残すバージョンや、コーラを多めにして甘味を引き立たせるバージョンも作れます。好みに合わせて自由に調整できるのが、このカクテルの魅力です。


コカコーラを飲む女性

味わい 〛・・・コークビアは、ビールのほのかな苦味とコーラの甘さ、そして両者の炭酸感が絶妙に混ざり合った軽やかな味わいが特徴です。ビールの香ばしさがコーラのスパイス感と合わさり、単純ながらも奥行きのある風味を楽しめます。

コーラに含まれるキャラメル風味とビールの麦芽の風味がうまく融合し、どこか焦がした砂糖のような甘い香りが漂います。また、レモンスライスを加えることで、フルーティーな酸味がプラスされ、全体的に爽やかな仕上がりとなります。甘さと苦味のバランスが良く、アルコールがあまり得意でない方でも飲みやすい一杯です。


魅 力 〛・・・コークビアの魅力は、シンプルでありながらも意外性があり、さまざまなシチュエーションで楽しめることです。ビールとコーラという一般的な飲み物を使うため、材料の入手が簡単で、手軽に作ることができます。また、軽い飲み口のため、暑い日やリラックスしたいときにぴったりです。

このカクテルは、ビールの風味を保ちつつもコーラの甘さで飲みやすくしているため、ビール初心者にも親しみやすいという点が大きな魅力です。パーティーやカジュアルな集まりでも楽しめる飲み物で、友人同士でシェアしたり、外でのバーベキューなどの場面でも活躍します。

また、比率を変えることで味わいを自分好みに調整できるため、甘さを引き立たせたり、ビール感を強めたりするなど、自分の好きなバランスを探る楽しみもあります。シンプルなレシピながら、自分の好みに合わせて変化をつけることができるのは、コークビアならではの楽しさです。

コークビアは、気取らずに楽しめるシンプルなカクテルとして、幅広い層に受け入れられており、手軽に作れるカジュアルな飲み物として親しまれています。ぜひ、一度試してみて、そのユニークなバランスと飲みやすさを楽しんでみてください。

コークビアの材料

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ビルド & ステア

バー店員がドリンクをかき混ぜている様子を題目にしたステア&ビルド記事

「 ビルド 」とは「 組み合わせる 」または「 注ぐ 」という意味があり、ステアのように完全に混ぜるのではなく、組み合わせる、もしくはグラスに直接注ぐという目的の際に使います。

「 グラスの中に直接材料を注ぐ 」= ビルド、「 バースプーンで混ぜる 」= ステアと覚えれば間違いはありません。

炭酸系の混ぜ方

炭酸系の材料を使う場合は、早く混ぜたり、回す回数が多いと、炭酸が溢れてこぼれてしまうだけでなく、炭酸ガス自体も抜けてしまうのでゆっくり回すように注意しましょう。

バースプーンやマドラーをグラスの内側に沿って底まで入れます。 グラスに当てたままゆっくりと1回転 ~1.5回転回し、先端のスプーンでゆっくりと氷を持ち上げてゆっくりと下ろします。

混ざりにくい材料の場合は、炭酸以外の材料を入れて一度ステアを行い、炭酸類を入れた後に再度軽くステアするようにします。

バースプーンの使い方

ステアのやり方

Step 1 = まず左手はグラスの底を押さえます( ドリンクを体温で温めないため )右手はバースプーンを持ちます。( 左利きの人は逆になります )
Step 2 = バースプーンを動画のように中指と薬指の間に挟みます。
Step 3 = 親指と人差し指もバースプーンを挟んで持ちますが、この2本の役割は、落とさないようにするためだけのものなので軽く持ちましょう。
Step 4 = バースプーンの背中をグラスの内側の縁に沿って底へ持っていきます。
Step 5 = 自分の体より向こう側へ回す際は薬指で左回りに押すように持っていき、自分の体側に戻す際は右周りに中指で引き戻すようにバースプーンを移動させます。 この時にバースプーンの背中は常にグラスの外側へ向いています。

この動作の繰り返しになります。 最初は難しいと思うので、大きめのグラスに氷のみで練習すると良いでしょう。 慣れると便利なので、ぜひマスターしてください。

  • バースプーンの詳しい使い方は ⇒ コチラ

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カクテルのTPO用語

オールデイカクテル All day cocktail ー

ランチとディナー

カクテルには様々なシチュエーション向けに考案されたものがあります。

主に食欲を増進させるための食前酒や、デザートのようなテイストの食後向けカクテルであったり、眠る前に飲むカクテル、飲み過ぎた後の迎え酒などと様々です。

そういったシチュエーションなどに無関係であったり、特にこだわりなく考案されたもので、向き不向きが無いカクテルというのがこの「 オール・デイ・カクテル 」です。

  • カクテルを飲むタイミングの名称紹介は ⇒ コチラ

コークビアにおすすめのグラス

ピルスナーグラス Pilsner glass

ビール・ピルスナーグラス

ピルスナーとは1842年にチェコのピルゼンで生まれたビアスタイルです。 世界で最も多く飲まれているビールで、日本国内の流通しているビールの9割がこのピルスナーに分類されるものです。

キレのある喉越しとホップの苦味が特徴です。世界でも7割がピルスナータイプと言えます。

ピルスナータイプの特徴は爽やかな味わいと喉越しの良い口当たりです。その特徴を最大限に生かすグラスとして生まれたのがこのピルスナーグラスです。

背の高いグラスにする事で、ビールを飲む際にピリッとした炭酸が真っすぐ口の中へ入ってくる構造で、口の狭さは炭酸が抜けるのを抑えるためです。

背が高く真っすぐなことで、グラスの底から浮き上がってくる気泡が美味しそうな見た目を演出していて、ビールを目でも楽しむこともできます。 310ml ~ 375ml の内容量が入るサイズが一般的。

ゴブレット Goblet

ゴブレットとはグラスに土台と足が付いたグラスの事です。

特徴としてはワイングラスのように足が長くないことと、容量が多く入ることで、タンブラーグラスの代わりや、氷をたっぷり使うカクテル、ビール、ドリンクなどで使われ、パフェなどのデザートの器としても使われます。

使い勝手が良く、見た目も上品さと可愛らしさがあり、様々なシチュエーションであったり、お店などで幅広く使われています。

カクテルグラスゴブレット

ゴブレットが誕生したのは14世紀だと言われていて、名前はフランス語で、「 Goblet 」と表記します。 元々は「 ゴブレー 」と呼んでいたそうですが、いつの間にか「 ゴブレット 」となったようです。

聖杯にもこのゴブレットが使われており、映画「 ハリーポッター 炎のゴブレット 」でもその名前が使われています。 容量は300ml前後が一般標準サイズ。

コリンズグラス Collins glass

コリンズグラス・ゾンビグラス

背の高い円柱形の細い形をしたグラスで、ラムベースの「 ゾンビ 」を飲むために使われるため、ゾンビーグラスと言われています。その後ジンベースのカクテル「 トム・コリンズ 」の人気が出るとコリンズグラスとも呼ばれるようになりました。

他にもチムニーグラスやトールグラス、煙突グラスとも言われることがあります。

他のグラスに比べて別名が多くあり、それだけ様々な場面で多くの国々の人達に使われているという事なのかもしれません。

背が高く細いので倒しやすいという難点がありますが、その細さは炭酸を抜けにくくしているためという最大のメリットがあり、炭酸系のカクテルをつくる時には必ずと言っていいほど使われるグラスです。 容量は270ml ~ 360mlくらいが一般的。

コークビアで使う道具

  • このレシピの材料はコチラ ⇒ 材 料
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