シャンゼリゼのカクテルレシピ・作り方・特徴｜ブランデー + シャルトリューズ + レモンジュース

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パリで最も美しい通りの名を冠した「シャンゼリゼ」。コニャックの芳醇な香りとシャルトリューズ・イエローのハーブ&ハチミツが織りなす、華やかで上品な味わいです。レモンの爽やかさが甘さを引き立て、食後のデザート代わりにぴったり。黄金色に輝くフレンチカクテルの傑作を、ぜひ体験してください。

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レシピと作り方

材料

Recipe no.556

コニャック・・・・・・・・・・40ml
シャルトリューズ・イエロー・・10ml
レモンジュース・・・・・・・・10ml
アンゴスチュラビターズ・・・・1dash

※ 1dash = ビターボトル一振り、目安は1滴の量

このカクテルの〚材料リスト〛へ ⇓

作り方

Step

材料を合わせる

シェーカーにブランデー、シャルトリューズ・イエロー、レモンジュース、アンゴスチュラビターズ、氷を入れます。

Step

シェークする

しっかりとシェークを行い、グラスヘ注げば完成です。

シェーカーの使い方 ➡

技法 = シェーク
グラス = カクテルグラス
アルコール度数 = 30% ～ 31% 前後
最適なTPO = 日中 / 食後
カクテル言葉 = 「踊る心」
カクテル誕生日 = 「 5月1日」

シャンゼリゼの詳細・動画

由来・歴史

Photo｜シャンゼリゼ大通り（コンコルド広場から凱旋門）

シャンゼリゼは、パリで最も美しいとされる大通り「シャンゼリゼ通り」にちなんで名付けられたカクテルです。幅70m、長さ約3kmに及ぶこの通りは、元々は市場と農園でしたが、1716年頃にベルサイユ宮殿の庭園をデザインしたル・ノートル氏の都市計画によって整備されました。

「シャンゼリゼ」という言葉自体は、ギリシャ神話で有徳な人々が住む極楽浄土を意味する言葉が語源となっており、まさに「天国の通り」を彷彿とさせる華やかさを持ちます。

このカクテルは、フランス産のコニャックとシャルトリューズ・イエローを使った、フレンチカクテルの代表格です。

特徴・味わい

シャンゼリゼの最大の魅力は、フランス産の高級素材が織りなす華やかで複雑な味わいにあります。同じブランデーベースの「サイドカー」と色合いや雰囲気は似ていますが、シャルトリューズ・イエローを使うことで、よりハーブ香が豊かで甘口の仕上がりとなっています。

コニャックの芳醇で深みのある香りに、シャルトリューズ・イエローが持つ130種類以上のハーブとハチミツの複雑な甘さが加わります。レモンジュースのキリッとした酸味が全体を引き締め、アンゴスチュラビターズがほんのりスパイシーなアクセントを添えます。グラスに注げば、美しい黄金色が優雅に輝き、まるでパリの夕暮れを思わせる華やかさ。

口に含むと、まずハーブの複雑な香りがグラスから溢れ出すように広がり、次にコニャックの芳醇さとハチミツの甘さが舌を包み込みます。レモンの爽やかな酸味が甘さを引き立て、喉を通る瞬間には上品で繊細な余韻が残ります。バランスの取れた味わいで、パリの美しい通りを歩いているような優雅な気分に浸れる、食後にぴったりの大人のカクテルです。

サイドカーのページは ⇒ コチラ

Point｜バーテンダーからのおすすめ

相性の良い食べ物・おつまみ・・・フレンチの前菜やフォアグラ、ブルーチーズなど濃厚な味わいのおつまみと好相性。チョコレートやキャラメル系のデザートとも相性抜群で、食後酒として楽しむのもおすすめです。
作り方のポイント・・・シェークはしっかり行い、よく冷やすことが重要。シャルトリューズ・イエローの代わりにグリーンを使うこともできますが、グリーンの方がアルコール度数が高く、より個性的な味わいになります。コニャックは上質なものを使うと、さらに芳醇な仕上がりに。
飲み方の注意・・・アルコール度数が30%以上と非常に高いため、ゆっくり味わいながら楽しみましょう。ハーブとハチミツの甘さが強いため、食後にデザート代わりに飲むのが最適。空腹時は避けるのが無難です。
アレンジ提案・・・シャルトリューズ・グリーンに替えると、より力強く個性的な味わいに変化します。レモンピールを絞ると、柑橘の香りがさらに引き立ちます。オレンジビターズに替えると、柑橘系の香りが強調された華やかな仕上がりになります。