カリモーチョ のカクテルレシピ・作り方・特徴・発祥|赤ワイン + コーラ

ワインベースロングカクテルのカリモーチョ

※ こんにちは、当ブログの管理人です。当ブログではアフィリエイト広告を利用しております。
それではごゆっくりとご覧ください。

赤ワインとコーラの意外な組み合わせが生む、スペイン・バスク地方生まれの「カリモーチョ」。1972年の祭りで酸っぱいワインをコーラで救ったことから誕生したこのカクテルは、ワインの渋みがコーラの甘さで見事に中和され、驚くほど爽やかな味わいに。安いワインほど美味しくなる、カジュアルで陽気な一杯をぜひお試しください。

目次
[ スポンサーリンク ]

レシピと作り方

材 料

作り方

  • 技法 = ステア
  • グラス = コリンズグラス / タンブラー
  • アルコール度数 = 7% ~ 8% 前後
  • 最適なTPO = 日中
  • カクテル言葉 = 「 優しい嘘 」「 遠い人を想う 」「 長いお別れ 」
  • カクテル誕生日 = 「 不明 」

カリモーチョの詳細・動画

発祥・歴史

スペイン・ビルバオの街並み

Photo|スペイン・バスク地方ビルバオの街並み

カリモーチョは、スペイン北部のバスク地方で生まれた、カジュアルなワインカクテル。起源は1920年代に遡りますが、「カリモーチョ」という名称が定着したのは1972年のこと。バスク地方アルゴルタで開催された聖ニコラス祭で、用意された2000リットルもの赤ワインが酸っぱくて飲めなかったため、コーラで割って飲みやすくしたのが始まりです。

名前の由来は、この飲み物を考案した組織のメンバー「Kalimero(カリメロ)」と「Motxo(モーチョ)」の二人の名前を組み合わせたもの。赤ワインは、ブドウを皮や種ごと発酵させることで生まれる深い赤紫色と、タンニンによる渋みが特徴。一方のコーラは、甘くスパイシーな香りと炭酸の爽快感を持ちます。

この一見不思議な組み合わせは、安価で若いワインの強い渋みをコーラの甘さで中和し、驚くほど飲みやすく仕上げる知恵から生まれました。現在ではスペイン全土、さらには世界中で愛されるカジュアルなカクテルとなっています。

特徴・味わい

赤ワインとコーラ

カリモーチョは、赤ワインの豊かな果実味とコーラの甘い香りが出会う、驚きのワインカクテル。深い赤紫色の液体に炭酸の泡が弾ける様子は、まるで夜空に浮かぶ星のように美しく、見た目からも楽しめる一杯です。

赤ワインは、ブドウを皮や種ごと発酵させることで生まれる濃厚な色合いと、タンニンによる渋みが特徴。若いワインほど渋みが強く感じられます。一方のコーラは、甘くスパイシーな香りと炭酸の爽快感を持ち、黒糖のような深い甘さが印象的。

グラスに口をつけると、まず赤ワインの果実香とコーラの甘い香りが混ざり合い、続いて炭酸のシュワッとした刺激が口の中を満たします。ワインの渋みがコーラの甘さで中和され、驚くほど飲みやすく軽やかな味わいに。アルコール度数は7〜8%と控えめなので、ゴクゴクと進んでしまう爽快さがあります。余韻にはほのかなワインの香りが残り、次の一口を誘う魅力的な一杯です。


Point|バーテンダーからのおすすめ

  • 相性の良い食べ物・おつまみ・・・スペイン料理のタパスやピンチョス、ピザやハンバーガーなど味の濃い料理との相性が抜群。BBQやキャンプなどアウトドアシーンでも気軽に楽しめます。
  • 作り方のポイント・・・赤ワインとコーラは事前によく冷やしておくのが鉄則。コーラを注ぐ際は泡立たないように静かに注ぎ、ステアは1〜2回転程度で軽く混ぜる程度にしましょう。
  • 使うワインの選び方・・・安価な若いワインほど美味しく仕上がるのがこのカクテルの面白さ。熟成された高級ワインよりも、タンニンが強めの手頃なワインを選ぶのがおすすめです。
  • アレンジ提案・・・レモンやライムのスライスを添えると、柑橘の爽やかさがプラスされてより爽快に。赤ワインとコーラの比率も好みで調整して、自分だけの黄金比を見つけてください。

レシピ動画

材料リスト

スペイン南東部の気鋭の生産者組合が栽培した葡萄を使用した赤ワイン。 鮮やかなルビー色になめらかな舌触り。 芳醇なアロマの香りが印象的なミディアムボディです。

言わずと知れた世界No.1の炭酸飲料。 現在では200ヵ国以上の国や地域で飲まれています。 カクテルとしても、コーラ特有の甘味と爽快感が、様々なお酒と相性が良いことから使われています。

¥1,615 (2025/12/12 22:01時点 | Amazon調べ)

関連のカクテルレシピ リスト

⇒ 画像 / タイトルをクリックでレシピリストページへ

〚 他のカクテル レシピリスト 〛

目次