カリモーチョ|カクテルレシピ・作り方・特徴・発祥を解説( 赤ワイン・コーラ )

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目次
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レシピ

材 料

Recipe no.239

  • 赤ワイン・・・・・・・・・・・1/2
  • コーラ・・・・・・・・・・・・1/2
  • このカクテルで使う材料と道具はコチラ ⇒ 材 料道 具

技法 = ビルド

作り方

グラスは、炭酸が抜けにくい コリンズグラス がおすすめです。 他にも ワイングラスゴブレットタンブラーグラス などが使いやすいです。

  • Step 1 = 赤ワインとコーラは良く冷やしておきましょう。
  • Step 2 = グラスに氷、赤ワインを入れます。
  • Step 3 = 泡立たないようにコーラを満たし、ゆっくりと軽く ビルド をして完成です。
  • アルコール度数 = 7% ~ 8% 前後
  • 最適なTPO = 日中
  • カクテル言葉 = 「 優しい嘘 」「 遠い人を想う 」「 長いお別れ 」
  • カクテル誕生日 = 「 不明 」

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発祥・特徴・感想

発 祥

「 カリモーチョ 」の発祥はスペインとメキシコの2つの説があります。

スペイン説 」・・・1920年頃にはこのカクテルは存在していたと言われていますが、この頃にはまだスペイン国内でコカ・コーラは製造されていなかったため、定着はしていなかったようです。

1953年に初めてスペイン国内でコカ・コーラの製造工場が建設されると、その約20年後には「 カリモーチョ 」という名前で定着しました。

メキシコ説 」・・・メキシコはスペイン統治時代があり、その頃にワインの文化が根付いており、コーラも存在していました。

ラムベースカクテルのキューバ・リブレがあるように、メキシコにはコーラの文化も比較的古くから定着していたため、定着するのに時間はかからなかったと言われています。

特徴・感想

カリモーチョに使う赤ワインは、種類などは特に決まってはいません。 分量も1/2と記載はしていますが、これも決まっているわけではありません。

ワインの種類は、安価なワインで作る方が美味しいとされています。理由としては、熟成されていない比較的若めのワインはタンニンが強く渋味が強いため、コーラを入れることで渋味を中和させ、サッパリと飲みやすくなるためだと言われています。

メキシコでは、ラム酒よりも安価な赤ワインでつくるため、ラムベースのキューバ・リブレと比較して「 貧乏人のキューバ・リブレ 」や「 貧乏人のサングリア 」というなんとも低レベル悪口のような別名があります。

赤ワインの風味と少しの渋味に、甘く爽快感あるコーラで割ったレシピです。 アルコール度数も低く、飲みやすいため、スペインでは主にバスク地方をはじめとする広い地域で庶民的なカクテルとして飲まれており、お酒デビューはカリモーチョから始める若者が多いそうです。

お好みでフレッシュのレモンやライム、レモンジュース、ライムジュースを入れるのもおすすめです。赤ワインとコーラの分量も、はじめはハーフ&ハーフにしてみて、その後自分好みでどうぞ。

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このカクテルに使う材料

ビルドとは?

材料をグラスに入れて混ぜることを言います。 この「 混ぜる 」にはいくつか種類があり、今回のカクテルには「 ビルド 」を使用します。

お家で簡単人向け

バースプーンやマドラーをグラスの内側に沿って底まで入れます。 グラスに当てたままクルクル回します。 炭酸系を使っている場合は、早く混ぜると炭酸が膨れてこぼれてしまうだけでなく、炭酸自体も抜けてしまうのでゆっくり回すように注意しましょう。

本格的にやってみたい人向け

Step 1 = まず左手はグラスの底を押さえます(ドリンクを体温で温めないため)右手はバースプーンを持ちます。(左利きの人は逆になります)
Step 2 = バースプーンを左の写真にあるように中指と薬指の間に挟みます。
Step 3 = 親指と人差し指もバースプーンを挟んで持ちますが、この2本の役割は、落とさないようにするためだけのものなので軽く持ちましょう。
Step 4 = バースプーンの背中をグラスの内側の縁に沿って底へ持っていきます。
Step 5 = 自分の体より向こう側へ回す際は薬指で左回りに押すように持っていき、自分の体側に戻す際は右周りに中指で引き戻すようにバースプーンを移動させます。 この時にバースプーンの背中は常にグラスの外側へ向いています。

この動作の繰り返しになります。 最初は難しいと思うので、大きめのグラスに氷のみで練習すると良いでしょう。 慣れると便利なので、ぜひマスターしてください。

  • バースプーンの詳しい使い方は ⇒ コチラ

カクテルを飲むタイミング用語 TPO

オールデイカクテル All day

カクテルには様々なシチュエーション向けに考案されたものがあります。

主に食欲を増進させるためにサッパリとさせている食前酒や、デザートのようなテイストの食後向けカクテル。 眠る前に飲むカクテル、飲み過ぎた後の迎え酒などと様々です。 オールデイ・カクテルとは、そういったシチュエーションなど向き不向きが無いカクテルのことです。

  • カクテルを飲むタイミングの名称紹介は ⇒ コチラ

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このカクテルのおすすめ グラス

コリンズグラス Collins glass

背の高い円柱形の細い形をしたグラスで、ラムベースの
「 ゾンビ 」を飲むために使われるため、その名前が付いたのが最初と言われています。その後ジンベースのカクテル「 トム・コリンズ 」の人気が出るとコリンズグラスとも呼ばれるようになりました。

他にもチムニーグラスやトールグラス、煙突グラスとも言われることがあり、別名の多いグラスです。 これだけ名前が多いということは、それだけ様々な場面で多くの人に使われているという事かもしれません。

背が高く細いので倒しやすいという難点がありますが、その細さは炭酸を抜けにくくしているためという最大のメリットがあり、炭酸系のカクテルをつくる時には必ずと言っていいほど使われるグラスです。 容量は270ml ~ 360mlくらいが一般的。

ワイングラス Wine glass

グラスの中でもロックグラスタンブラーグラスと並んで認知度が最も高いと言えるグラスで、他のグラスと比べて種類が多い点が特徴的です。

歴史も古く、古代ローマ時代にはすでに存在していたとされています。 しかし現在のガラス製で写真のような完成形ともいえる形になったのは20世紀になってからだそうです。

ガラス製のものはその前からあったそうですが、ガラスの大きさで税金がかけられていたため、今のものよりもワインが入る部分が小さいサイズでした。

現在ではガラス製のみではなく、銀製などの金属製のものや、クリスタル製、木製、樹脂系と様々なタイプがあり、形も飲むワインによって違うものが存在しています。

基本的に赤ワインは常温で飲むことが多く、白ワインは冷やして飲みむことが多いため、赤と白で形や容量が異なります。容量が150mlくらいのものが白ワイン、200mlくらいのものが赤ワインというのが一般的です。またワインは赤白だけではなく、産地によって味や風味が変わるため、それに合ったグラスを使用することがあるようです。

ゴブレット Goblet

ゴブレットとはグラスに土台と足が付いたグラスの事です。

特徴としてはワイングラスのように足が長くないことと、容量が多く入ることで、タンブラーグラスの代わりや、氷をたっぷり使うカクテル、ビール、ドリンク以外で使われ、パフェなどのデザートの器としても使われます。

使い勝手が良く、見た目も上品さと可愛らしさがあり、様々なシチュエーションであったり、お店などで幅広く使われています。

ゴブレットが誕生したのは14世紀だと言われていて、名前はフランス語で、「 Goblet 」と表記します。 元々は「 ゴブレー 」と呼んでいたそうですが、いつの間にか「 ゴブレット 」となったようです。

聖杯にもこのゴブレットが使われており、映画「 ハリーポッター 炎のゴブレット 」でもその名前が使われています。 容量は300ml前後が一般標準サイズ。

タンブラーグラス Tumbler glass

カクテルのみならず様々なドリンクに使われる最も一般的なグラスです。

「 タンブラー Tumbler 」の語源は「 倒れるもの 」や「 転ぶもの 」の意味があり、元々獣を狩り、残った角等をくり抜いてコップにし、底が真っ平にはならなかったので、よく倒れていたことからこの名前が付いたそうです。

別名ハイボールグラスとも呼ばれることがあり、主にハイボールスタイルや、ソフトドリンクなどに使われています。 オールドファッションドグラス( ロックグラス )を原型として誕生したとも言われ、オールドファッションドグラスをそのまま縦に長くしたような形をしています。

使い勝手が良く、容量も多く入るため、どの家庭にも必ずいくつかはあるグラスで、用途がおおいためか容量の種類も一番多くあると言っても過言ではないでしょう。

素材もガラス製だけではなく、木製、金属製、陶器、プラスチック製と様々なものがあります。 容量は6オンスの180ml、8オンスの240ml、10オンスの300mlが一般的で、飲食業界では略して6タン、8タン、10タンなどと呼ばれているそうです。容量は180ml ~ 300mlが一般的。

このカクテルに使う道具

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