ソルティブルのカクテルレシピ・作り方や特徴|テキーラ版ソルティドックの紹介

テキーラベースロングカクテルのソルティブル

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ソルティドッグが好きな方にぜひ試してほしいのが、テキーラでアレンジした「ソルティブル」。クリアなウォッカの代わりにテキーラを使うことで、アガヴェの個性が際立ち、ひと味違う魅力が楽しめます。グレープフルーツジュースの爽やかな酸味とほのかな甘味、塩スノースタイルのアクセントが加わり、クセになる美味しさ。暑い日や食前酒にぴったりの、爽快感あふれる一杯です。

目次
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レシピと作り方

材 料

技法 = ステア

テキーラのおすすめ銘柄リスト

作り方

グラスは、オールドファッションドグラス( ロックグラス )を使います。

  • アルコール度数 = 12% 前後
  • 最適なTPO = 日中 / 食前

ソルティブルの特徴と動画

特 徴

テキーラ、グレープフルーツジュース、塩

今回紹介したカクテルは、ウォッカベースの人気カクテル「 ソルティドッグ 」から派生したバリエーションカクテルです。ソルティドッグのウォッカをテキーラに変更したシンプルなレシピです。クリアなウォッカをテキーラに変えることで、アガヴェ独特の風味がカクテルの表情を新しく生んでいます。

さっぱりとした酸味とフルーティーさが特徴のグレープフルーツジュースと、テキーラの風味が合わさり、奥深くもフルーティーなカクテルに仕上がります。さらに塩味のアクセントが甘酸っぱさを引き立て、クセになる人も多い一品です。

食前酒として飲むことができる他、暑い日におすすめできるリフレッシュカクテルです。

動 画

引用 = Bar BuleHole ⇒カクテル・バーチャンネル

材料リスト

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ベースのお酒・テキーラ

マルガリータを出したテキーラの歴史と製造記事のタイトル

世界4大スピリッツの一つであるテキーラは、他のジンウォッカラム程の生産量はありません。

その理由としてはシャンパーニュ地方で生産されているシャンパンと同じく原産地呼称が認められているお酒だからです。つまり認められた地域での生産でなければ「 テキーラ 」と呼ぶことはできません( メキシコ国内の定められた5州のみ )

これが他のスピリッツとの違いで、生産量が他の3種よりも少ない理由です。

しかし世界的に飲まれているお酒であることには変わらず、カクテルレシピも多くあり、その中でも「 テキーラサンライズ 」や「 マルガリータ 」が有名です。

テキーラの誕生

メキシコ国旗

テキーラの原型は、メキシコ古代アステカから存在するアガヴェ( 竜舌蘭 )発酵させた醸造酒 「 プルケ 」がベースになっています。

15世紀~17世紀にかけてスペインがアメリカ大陸を植民地にしていた時代(コンキスタドール)にテキーラは誕生しました。きっかけはメキシコ中西部、ハリスコ州サンティアゴ・デ・テキーラという町があり、その近くにあるシエラマドレ山脈で大規模な山火事がありました。

焼け野原になった山を歩くと、焦げた竜舌蘭がゴロゴロと転がっており、辺り一面甘い香りと焦げた竜舌蘭をかじっているハツカネズミがいました。竜舌蘭を高熱に当てることで、砂糖を作り出せることをテキーラの町人がこの時発見しました。

そしてそれを知ったスペイン人は蒸留技術を持ち込み、メキシコの伝統的な醸造酒である「 プルケ 」を使ってスピリッツをつくりました。 この竜舌蘭を蒸留したお酒を「 メスカル 」と呼びます。

テキーラとは200種類以上あると言われるメスカルというお酒の中の一種で( 日本で言う地酒のようなもの )、サンティアゴ・デ・テキーラで栽培されているアガベ・アスール・テキラーナという竜舌蘭を使用したものをテキーラと呼びます。

その後の1600年には初めてのテキーラ工場が建てられ、1870年代にはヨーロッパへ出荷されています。

テキーラの定着

花とカクテル・マルガリータ

テキーラが最も大きな注目を集めたのは1949年の全米カクテルコンペティションで「 マルガリータ 」が入選し、テキーラが大きく注目されるだけでなく、テキーラベースのカクテルもこれをキッカケに増えていきます。

そして1968年開催のメキシコオリンピックで世界中の人たちがメキシコに訪れると、メキシコの文化と共にテキーラは世界に広く知られるようになりました。

その後世界各地にテキーラが広まりましたが、模造品が目立つようになりました。 模造品は質が悪いものが多く、テキーラのイメージや品格が悪くなる事を恐れたテキーラ製造会社達は、1974年メキシコ政府に規制を作るよう働きかけます。

こうして1994年にテキーラ商工会議所主導の下、生産過程全般の規制管理が完成し、違反者には法的措置を取れるようになりました。そしてテキーラは 原産地呼称が与えられ、メスカルから独立したような形になったのです。

テキーラの製法

テキーラの収穫・コアで作業

テキーラで使われるアガヴェの栽培は、海抜600m~1,800mの標高と平均気温20℃、晴天日数が250日以上は必要という限られた土地でしか栽培できません。

さらに苗を植えてから収穫まで6年以上、長いもので12年の月日がかかるため維持管理も大変です。

収穫されたアガヴェは蒸留所に運び込まれ、デンプンを糖分に変えるために蒸気圧力釜を使ったり、石造りのオーブンで加熱を行います。

加熱工程を終えたアガヴェは、その後ローラーで砕き、加水・圧縮を行い糖分を十分に絞り出し、その搾り出した液体を発酵させ、2回以上蒸留します( メスカルの蒸留回数は1回ですが、テキーラは必ず2回以上行います )

  • テキーラの歴史・原料・製法は ⇒ コチラ

テキーラの種類

テキーラの種類は、まず原料であるアガヴェの使用パーセントによって大きく2つに分けられます。

  • アガヴェ使用51%以上テキーラ = 日本はこちらのタイプが大半を占めています。 爽やかさと、独特な甘味が特徴です。
  • アガヴェ使用100%テキーラ = 見分けるのは瓶にのラベルに「 100% DE AGAVE 」等の記載があります。香りとアガヴェ特有の風味が51%以上のものと大きく違います。

他にもテキーラは熟成期間によってカテゴリー分けもされています。

ー ブランコ Blanco ー

テキーラエラドゥータプラタ

色は無色透明、熟成期間は全く行わないものから、2か月ほどです。 ラベルには「 シルバー 」や「 プラタ 」という表記を用います。

熟成を行わないので( 短い期間熟成する場合もある )爽やかさとシトラスのような香り、アガヴェ本来の香りが楽しめます。

カクテルに使用しているテキーラのほとんどがブランコです。

Photo|エラドゥーラ・プラタ Herradura

  • おすすめのテキーラ・ブランコ ⇒ コチラ

ー レポサド Reposado ー

Reposado = 「 安らかな、平静な 」という意味で、短い期間休ませるという意味があります。

名前の通り 2か月~1年未満熟成させたテキーラです。 色は無色透明にほんの少しゴールドが入った色合いです。

樽の香りとコクがブランコに少し加わり、ほのかな甘みが味わい深くなっていて、甘味と辛味のバランスがとれた味わいです。

Photo|オルメカ Olmeca

テキーラレポサドオルメカ
  • おすすめのテキーラ・レポサド ⇒ コチラ

ー アネホ Anejo ー

アガヴェとテキーラドンフリオアネホ

Anejo = 「年、熟成 」の意味です。 その名の通り1年~3年以上しっかりと熟成させたテキーラで、色もウィスキーに近い色になっています。

アネホから樽にも規制があり、600ml以上の樽を使用しないとアネホとして認められません。

バニラやキャラメルのような樽の風味が強く、アガヴェに強い香りを付けたテキーラでウイスキーに近い存在になっています。

Photo|ドン・フリオ Don julio

  • おすすめのテキーラ・アネホ ⇒ コチラ

ビルド & ステア

バー店員がドリンクをかき混ぜている様子を題目にしたステア&ビルド記事

「 ビルド 」とは「 組み合わせる 」または「 注ぐ 」という意味があり、ステアのように完全に混ぜるのではなく、組み合わせる、もしくはグラスに直接注ぐという目的の際に使います。

「 グラスの中に直接材料を注ぐ 」= ビルド、「 バースプーンで混ぜる 」= ステアと覚えれば間違いはありません。

炭酸系の混ぜ方

炭酸系の材料を使う場合は、早く混ぜたり、回す回数が多いと、炭酸が溢れてこぼれてしまうだけでなく、炭酸ガス自体も抜けてしまうのでゆっくり回すように注意しましょう。

バースプーンやマドラーをグラスの内側に沿って底まで入れます。 グラスに当てたままゆっくりと1回転 ~1.5回転回し、先端のスプーンでゆっくりと氷を持ち上げてゆっくりと下ろします。

混ざりにくい材料の場合は、炭酸以外の材料を入れて一度ステアを行い、炭酸類を入れた後に再度軽くステアするようにします。

バースプーンの使い方

ステアのやり方

Step 1 = まず左手はグラスの底を押さえます( ドリンクを体温で温めないため )右手はバースプーンを持ちます。( 左利きの人は逆になります )
Step 2 = バースプーンを動画のように中指と薬指の間に挟みます。
Step 3 = 親指と人差し指もバースプーンを挟んで持ちますが、この2本の役割は、落とさないようにするためだけのものなので軽く持ちましょう。
Step 4 = バースプーンの背中をグラスの内側の縁に沿って底へ持っていきます。
Step 5 = 自分の体より向こう側へ回す際は薬指で左回りに押すように持っていき、自分の体側に戻す際は右周りに中指で引き戻すようにバースプーンを移動させます。 この時にバースプーンの背中は常にグラスの外側へ向いています。

この動作の繰り返しになります。 最初は難しいと思うので、大きめのグラスに氷のみで練習すると良いでしょう。 慣れると便利なので、ぜひマスターしてください。

  • バースプーンの詳しい使い方は ⇒ コチラ

カクテルのTPO用語

オールデイカクテル All day cocktail

ランチとディナー

カクテルには様々なシチュエーション向けに考案されたものがあります。

主に食欲を増進させるための食前酒や、デザートのようなテイストの食後向けカクテルであったり、眠る前に飲むカクテル、飲み過ぎた後の迎え酒などと様々です。

そういったシチュエーションなどに無関係であったり、特にこだわりなく考案されたもので、向き不向きが無いカクテルというのがこの「 オール・デイ・カクテル 」です。

プレディナー Pre dinner cocktail

プレディナーカクテル( 食前酒 )とは食事前に飲むお酒のことです。

胃を刺激して消化液の分泌を促進することで、消化器官の負担を軽くする働きがあり、食欲増進の効果があります。

プレディナーの習慣が誕生したのは、18世紀後半から19世紀にかけての間にフランス、イタリアの貴族間から始まったそうです。

プレディナーの特徴はアルコール度数が低いこと、スッキリとした口当たりに爽やかさや爽快感があるものが多いです。

食前酒が並んでいる

テイストは爽やかな甘味、少しの苦味や酸味が特徴的です。

お酒の種類はスパークリングワインやビールなどの炭酸類が多く見られ、リキュールではアペロールカンパリといった少し苦味があり、ハーブなどの香りがするリキュールが使われることが多いようです。 カクテルも香り、苦味、爽やかさを使ったものが多く、種類も豊富にあります。

  • カクテルを飲むタイミングの名称紹介は ⇒ コチラ

おすすめのグラス

ー オールドファッションドグラス ー
Old fashioned glass

オールドファッションどグラス・ロックグラス

カクテルやウイスキーなどをオン・ザ・ロック・スタイルで飲むためのグラス。 口が広く背が低いのが特徴で、大きく丸い氷を入れたりできます。

タンブラーグラスの上半分をなくした様な形をしていて、タンブラーグラスの原型となったグラスだと言われています。

正式名はオールドファッションドグラスで、この名前はカクテル「 オールドファッションド 」から由来していると言われています。

古来からあるものなので、「 オールドファッションド = 古風な 」という意味が由来とも言われています。 現在では名前が長く言いにくいためか、「 ロックグラス 」として広く使われています。
容量は180ml~450mlまで幅広くあります。

道具リスト

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