ショート・カクテル– category –
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ジン アンド イット|カクテルレシピ・作り方・特徴・由来|ドライジン + スイートベルモット
ジン&イットは、ジンが主流のスピリッツとして人気を博していた時代に生まれたシンプルなカクテルです。特に禁酒法時代( 1920~1933年 )のアメリカでは、密造酒の荒々しさを和らげるためにベルモットが使われることが多く、ジン & イットのようなカクテルが好まれました。甘味を感じられるオールド・トム・ジンに、甘味が強めのスイートベルモットとの組み合わせなので、甘口のカクテルだったそうです。そしてこのカクテルは、その後カクテルの王様と呼ばれるマティーニの原型になったカクテルとされています。 -
チャーチル|カクテルレシピ・作り方・特徴・由来|ウイスキー + スイートベルモット + ホワイトキュラソー + レモンジュース
今回紹介したカクテル「 チャーチル 」は、1940年~1945年と1951年~1955年の2度イギリスの首相を務めた元軍人の政治家である「 ウィンストン・チャーチル 」の名前をそのまま使い、敬意を持って考案されたカクテルです。カクテルは自体は、芳醇さとピート香が特徴的なスコッチ・ウィスキーをベースに、ニガヨモギや数十種類ものハーブを白ワインに漬け込み熟成や着色などで甘味を出したスイート・ベルモット、オレンジの果皮をスピリッツに漬けこんだホワイトキュラソー、柑橘系酸味のライムジュースを合わせたレシピで、スコッチ・ウィスキーの爽やかな香りに、甘味と酸味が合わさっており、ウィスキーとベルモットの香りとバランスの取れた甘味と酸味が上品な味わいが印象的なカクテルです。 -
オレンジブルーム|カクテルレシピ・作り方・特徴|ドライジン + ホワイトキュラソー + スイートベルモット
その名の通り、オレンジを使ったホワイトキュラソーを使っていることからその名前が付いたのではないかと思われます。スイートベルモットとホワイトキュラソーの甘味が飲み口を良くしており、ドライジンが飲みごたえとサッパリさを加えているカクテルです。 -
カンパリ・シェカラート のカクテルレシピ・作り方・特徴・カクテル言葉
カンパリの魅力をダイレクトに味わいたい方におすすめなのが、「 シェカラート 」。イタリア語で“よく振られた”という名の通り、氷とともにシェイクすることで、ビターな風味がまろやかに変化し、キリッと冷えた心地よい一杯に仕上がります。見た目も美しく、シンプルながら奥深い味わい。食前酒にもぴったりな、大人のためのビターカクテルです。 -
ギブソン|カクテルレシピ・作り方・特徴・由来|ドライジン + ドライベルモット
1900年代の前半に活躍したイラストレーターの「 チャールズ・ダナ・ギブソン 」の名前から付いたと言われています。ギブソンは、クラシックでエレガントなジンベースのカクテルです。その独特のカクテルオニオンのガーニッシュが他のカクテルと一線を画し、ジンとドライ・ベルモットの絶妙なバランスが魅力です。クラシックカクテルの一つとして、ぜひ一度試してみてください。 -
チョコレート マルガリータ|カクテルレシピ・作り方・特徴|テキーラ + チョコレートリキュール + オレンジキュラソー + レモンジュース
今回紹介したチョコレートマルガリータとは、テキーラを世界4大スピリッツに押し上げる要因となった、テキーラベースの顔的存在のカクテル「 マルガリータ 」から派生したバリエーションカクテルです。オレンジとチョコレートという相性の良い材料がデザートのような風味が生み、そこにベースとしてテキーラが合わさり、甘味の中に複雑で奥深いテイストが生まれています。 レモンジュースの酸っぱさが甘味を抑え、飲みやすくなっているのも特徴のひとつです。 -
キス・イン・ザ・ダーク|カクテルレシピ・作り方・特徴|ドライジン + ドライベルモット + チェリーブランデー
キス・イン・ザ・ダークの味わいは、濃厚でありながらもバランスが取れていて、甘さ、酸味、そしてハーブの風味が心地よく混ざり合っています。チェリーブランデーのフルーティーな甘さが口に広がる一方、ジンが全体を引き締め、ベルモットが洗練された後味を与えます。 -
上 海|カクテルレシピ・作り方・特徴|ラム + アニゼット + レモンジュース
今回紹介した「 上海 」とは中国の5大都市や3大都市に必ず入る都市上海を由来とするカクテルです。サトウキビからつくられるスピリッツのホワイトラムをベースに、アニスの香りと甘味が特徴のリキュール、アニゼットと、柑橘系酸味のレモンジュースを合わせ、ザクロのシロップ( グレナデンシロップ )をアクセントに加えたレシピで、全体的にアニゼットの風味が強く感じられ、東洋のエキゾチックな雰囲気を演出しているそうで、爽やかながらも酸味やハーブ香を感じられる一品です。 -
カンパリネット|カクテルレシピ・作り方・特徴|ドライジン + カンパリ + スイートベルモット
鮮烈な苦味とハーブの奥深さが融合した「カンパリネット」は、大人の味覚を刺激するクラシックなカクテルです。ドライジンを土台に、カンパリのビター感とスイートベルモットの甘さが絶妙に重なり合い、一口ごとに豊かな風味が広がります。食前にも食後にもぴったりな一杯。その魅力を丁寧にご紹介します。 -
サーフライダー|カクテルレシピ・作り方・特徴|ウォッカ + スイートベルモット
他のスピリッツに比べて多い蒸留回数と特殊な濾過方法で、クリアさとガツンとくるアルコール感があるウォッカをベースに、ニガヨモギを中心としたハーブ類やスパイスを何十種類も用い、ワインに漬け込み甘味を加えたスイートベルモットを合わせ、ザクロのシロップ( グレナデンシロップ )と柑橘系酸味のレモンジュースをアクセントに加えたレシピです。ウォッカの飲みごたえ、爽やかながらハーブの香りと少しの甘味と複雑さを感じられる一品です。 アクセントのレモンジュースの酸味が全ての材料を整えているのが印象的なカクテルです。 -
ミントカクテル「カルーソー」のカクテルレシピ・作り方や由来・特徴を紹介
カクテル「 カルーソー 」の名前は、1800年後半から1900年前半に活躍した、オペラ史上で外すことのできないテノール歌手の名前です。 ドライジンのキレをベースに、爽快感のグリーンミントリキュールとハーブの香りと、ドライ感が特徴のドライベルモットを合わせたレシピで、ドライジンのボタニカルな香りをベースに、まるでカルーソーの歌声のように、ミントの突き抜けるような爽快感と、奥深く複雑さのあるテイストが特徴的なカクテルです。 -
カフェ・ド・パリ のカクテルレシピ・作り方・特徴・カクテル言葉|クリーミーなドライジンカクテル
ジンの爽やかさに、アニゼットの香りと卵白・クリームのまろやかさを重ねた「 カフェ・ド・パリ 」は、華やかさと上品さを併せ持つ大人の一杯。パリのカフェを思わせる洗練された味わいは、食後や特別な時間にぴったりです。クラシックでいて個性的──そんな魅力をもつこのカクテルの奥深さを、ぜひ感じてみてください。